【130年以上に】知床沖観光船沈没事故巡る裁判 運行会社社長側の毎月5万円ずつ支払う和解案に原告反発

知床沖の観光船沈没事故を巡る裁判で運航会社の社長側が総額8000万円を130年以上かけて支払うという和解案を提示していることがわかりました。
去年4月、北海道の知床半島沖で観光船「KAZUI」が沈没した事故を巡っては、甲板員の遺族が運航会社「知床遊覧船」と桂田精一社長に対し、1億1900万円あまりの損害賠償を求めています。
その後の取材で、桂田社長側が総額8000万円を月5万円ずつ支払う和解案を提示したことがわかりました。
支払い完了までには130年以上かかることになり原告側は桂田社長側に対し、弁済計画などを明らかにするよう求め反発しています。