埼玉県八潮市で県道が陥没し、トラックが転落した事故で、県は19日、陥没現場周辺の民家など16軒47人への避難要請を解除した。薬液注入などで地盤を固めた結果、崩落の恐れがなくなったと判断した。
事故は1月28日に発生し、市は翌29日未明、現場周辺の住民に避難を呼びかけた。2月2日、陥没が拡大したことなどから、県は現場の半径31・5メートルにある5軒に避難を要請。同5日に対象を半径50メートルに広げていた。
発生から3週間が経過したが、男性運転手(74)の捜索は難航。県は、下水道管内で見つかった運転席部分がある場所を迂回(うかい)するバイパス管を設置する計画を立てている。
同県の大野元裕知事は19日、東京・永田町の中央合同庁舎を訪れ、坂井防災相に陥没事故を巡り国からの財政支援を求める要望書を提出した。