静岡・伊東市の田久保市長が、メガソーラー計画を巡り「予断を許さない状況」などとSNSで投稿したことを受け、伊東市は29日、ホームページを更新し、「工事の進ちょくはない」と改めて否定しました。
伊東市の田久保市長は8月、伊豆高原のメガソーラー計画を巡り、「前市長は事業者と秘密裏に確約書を結んだ」「予断を許さない状況」などと相次いで投稿しました。
この投稿を見た市民から伊東市に対し、メガソーラー計画に対する問い合わせが相次いだことを受け、伊東市は、“正確な情報”として29日までに現状や市の方針についてホームページに掲載しました。
伊東市は、伊豆高原のメガソーラー計画の現状について、「工事の進ちょくは見られない」、また、市の方針として「太陽光ソーラー発電開発は、多くの住民とともに反対の立場」と田久保市長の主張を否定しています。
伊東市の高田郁雄建設部長は、「メガソーラー計画について公式に行政から発信している情報と市長個人の(SNS投稿の)内容にかい離があることについては非常に申し訳ない。間違った認識は良くないと思うので、今後も(SNSでの発信は)控えていただきたい」などとコメントしています。