「スカート越しに皮膚ただれた」 相鉄線乗客の女性2人けが、座席付着の液体に触れ 海老名-横浜間を走行

相模鉄道は2日、車両の座席に付着していた液体で乗客が負傷したと発表した。戸部署によると、女性2人が太ももに軽傷。座席の一部がぬれ、薬品の臭いがしたといい、同社は当該車両の営業運転を中止した。同署が詳しい状況を調べている。
同社や同署によると、2人は同日午前8時40分に海老名駅を出発した横浜行きに乗車。10号車の座席に座っていた20代の女性が二俣川駅で降り、前に立っていた30代の女性が同じ座席に座った。
30代の女性が横浜駅で降車後、「スカート越しに皮膚がただれた」と駅員に申し出た。女性のスカートに黄色っぽいシミが付着していたという。20代の女性も病院で診察を受けた後、二俣川駅の駅員に申告した。
同じ車両で、約1時間半前に海老名駅を出発した電車に乗った40代の女性からも、座った座席がぬれており、薬品の臭いがしたと同社に連絡があった。女性は「ヒリヒリした」「今までに嗅いだことがない臭いがした」と同署に話したという。