除雪費は過去最大となるおよそ285億円 札幌市が今年度の雪対策を発表

本格的な雪のシーズンを前に札幌市は今年度の雪対策を発表しました。
除雪費は過去最大となるおよそ285億円で、これまでの除排雪方法の見直しに向けた実証実験が今シーズンも進められます。
きのう発表された札幌市の今年度の雪対策に関する予算はおよそ285億円。
除雪車の整備費や人件費の高騰などにより、過去最大となりました。
また、市と町内会などが費用を折半して生活道路の除排雪を行う「パートナーシップ排雪制度」の見直しに向けた実証実験が3年連続で行われます。
(札幌市 雪対策室 茂木 秀則 室長)「令和7年度は厚別区と清田区の2区全域で延長約570キロメートルを対象として実施いたします」
現行の制度から排雪する雪の量は減り、費用は市が全額負担します。
市は「パートナーシップ排雪制度」を続けるかどうかについて再来年度以降に判断するとしています。