「かわいそうな母親と優しい息子」旧統一教会の被害救済に取り組む弁護士が出廷 山上被告と母親の印象について述べる【安倍元総理銃撃事件】

安倍元総理銃撃事件の裁判に出廷した旧統一教会の被害救済に取り組む弁護士が、山上被告と母親について「かわいそう」などと述べました。

山上徹也被告は3年前、奈良市で安倍晋三元総理を手製のパイプ銃で撃ち、殺害した罪などに問われています。山上被告は起訴内容を認めていて、母親が多額の献金をしていた旧統一教会への恨みが事件の動機とされています。

11月19日の裁判には教団からの脱会などを支援する弁護士が出廷。山上被告と母親の印象について…

(山口広弁護士)「私から見ると、かわいそうな母親と優しい息子だなと言わざるを得ない」

一方、被害救済に取り組む立場として、「責任を感じている」としました。