大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会代表)と大阪市の横山英幸市長(同副代表)が知事と市長を辞職し、衆院選に合わせた出直しダブル選の実施を検討していることがわかった。「大阪都構想」への3度目の挑戦の是非を争点にしたい考えだ。吉村氏が13日、複数の党幹部に意向を伝えた。
吉村氏は同日夜、府庁で記者団に「あさって(15日)までにしっかり考え、最終的に結論を出したい」と述べた。横山氏も「出直しする選択肢を協議していた。できる時にしっかり勝負していく」と語った。
大阪都構想は、大阪市を廃止して複数の特別区を設置する都市再編策で、実現には、大都市地域特別区設置法に基づく住民投票で賛成多数を得る必要がある。2015年と20年に大阪市民を対象に住民投票を行い、いずれも反対多数で否決された。
吉村氏は3度目の住民投票への挑戦について、これまで「民主的なプロセスが必要」と述べており、ダブル選で民意が得られれば、実施したい考えだ。