神社で“銅板窃盗”相次ぐ 銅の価格高騰で売却目的か 富山・氷見市

富山県氷見市の神社で、屋根に使われていた銅板が盗まれる被害が少なくとも3件、相次いでいることが分かりました。
吉本康祐記者(北日本放送)
「神社屋根の銅板が根こそぎはがされ、周辺には破片も散乱しています」
富山県氷見市の神社。先月5日、屋根に張られていた銅板が盗まれているのを近所の男性が発見し、警察に通報しました。
被害を見つけた男性
「まさかこんなやられるとは思っていなかった。神様のところだけでも、雨でぬれないように応急処置する」
盗まれたのは銅板およそ2000枚で、被害額は100万円相当とみられます。
この神社は周辺の住民が管理しているため、修繕する費用は6世帯で負担することになるといいます。
被害を見つけた男性
「修繕には何百万円かかるのでできない。今は銅が高いから、それしか考えられない」
氷見市では、このほかにも少なくとも2つの神社で屋根の銅板が盗まれたことが分かりました。
銅の国内の平均取引価格は先月、1トンあたり213万円で6年前に比べておよそ3倍に。太陽光発電の設備や電気自動車のモーターなどへの需要増加によりここ数年、高騰しています。
警察は、銅の売却を目的とした窃盗事件とみて捜査しています。