速報 札幌市がノースサファリに違法建築物の全撤去を命じる「除却命令」183棟あった違法建築物は残り38棟 期限は2026年10月末

無許可開発の問題で、2025年9月に閉園した札幌市南区のノースサファリサッポロに対し、札幌市は23日、「除却命令」を出しました。
札幌市の職員は23日午前11時すぎ、札幌市内にあるノースサファリサッポロの運営会社「サクセス観光」の弁護士事務所を訪れ、違法建築物の撤去を命じる「除却命令」を手渡しました。
ノースサファリサッポロは、20年にわたり市街化調整区域で無許可のまま、施設を増改築していたため、札幌市は撤去を求めていました。
札幌市によりますと、最大で183棟あった違法建築物は残り38棟で、この1年余りで8割近く減りました。
命令に違反すると1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金
運営側は、移転が難しい動物もいて、すべてを撤去するにはまだ時間が必要だとして、期限の延長を求めていましたが、折り合わず、札幌市はすべての建物の撤去を命じる「除却命令」に踏み切りました。
除却命令は行政指導よりも強い措置で、命令に違反すると1年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金が科されます。
撤去の期限は、2026年10月末とされています。
今回の除却命令を受けて、運営会社「サクセス観光」の代理人は、事業者側の主張が受け入れられなかったことは「遺憾」としたうえで「命令書の内容を精査し、今後の対応について検討する。今後も、動物の生命・安全に配慮しつつ、建物の除却は進めていく予定である」とコメントしています。