交通事故で道路上に倒れていた高齢女性を車で引きずって殺害し、逃走したとして、京都府警は13日、京都市西京区、無職田中博昭容疑者(67)を殺人と道路交通法違反(ひき逃げ)の両容疑で逮捕した。「何かを巻き込んだ認識はあるが、人を引きずった認識はありません」と容疑を否認しているという。
発表では、田中容疑者は昨年12月24日朝、同市北区等持院東町の市道付近で軽ワゴンを運転中、他の車にはねられて倒れていた近くのパート従業員小杉和子さん(当時73歳)をはね、車体の底部に巻き込んで走行を続けて殺害し、逃走した疑い。
府警は周辺の防犯カメラ映像などから、小杉さんをはねた3台の車両を特定。最後にはねた田中容疑者は、少なくとも小杉さんが死亡する可能性を認識して、長距離引きずったとみて、殺人容疑での逮捕に踏み切った。
府警は13日、最初に軽乗用車で小杉さんをはねてけがを負わせ、逃走したとして、同市北区、無職の男(61)を道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕。衝突した2台目の車を運転した疑いのある同市の男(78)についても、任意で調べる。