海上保安庁は巡視艇などの航海日当について、およそ3700万円分の不正受給があったと明らかにしました。
海上保安庁・瀬口良夫長官
「航海日当を不正に請求受給したことは決してあってはならない行為で、誠に遺憾であり、国民の皆様に深くおわびを申し上げます」
海上保安庁は2024年、長崎県で航海日当の不正受給が発覚したことを受け、記録が残る3年あまりについて全国で調査し、全ての管区であわせて3300人あまり、およそ3700万円の不正受給があったと公表しました。
船を出していないのに出したことにする「カラ出港」など悪質なケースもあり、40年ほど前から不正受給が行われていたという証言もありました。
中には1人あたりおよそ29万円を不正受給した船長もいるということです。
これを受け、長官が減給1か月、悪質と認められた当時の船長のうち現役の139人と上司24人も減給などの処分になっています。
海上保安庁は、詐欺容疑での刑事告発も検討しているということです。