最後まで残るのは毎年「読書感想文」――「夏休みの宿題」についてのアンケート

イオレは、同社が企画・運営する「らくらく連絡網」を利用中の子育て世帯3000人を対象に、「夏休みの宿題」についてのアンケートを実施しました。

ついつい手伝ってしまう夏休みの宿題は、「自由研究」が50.3%と圧倒的に多い結果に。また、家庭でのあるあるでは、「工作の課題についつい手を入れてしまう」の30.6%が最も多いなど、子どもを手伝ってしまう親の心境が浮き彫りになりました。

■夏休みの宿題でついつい手伝ってしまうものは何ですか?

最後まで残りがちな夏休みの宿題は、「読書感想文」が53.0%と圧倒的に多い結果となりました。次いで「自由研究」が48.1%でした。上位2つは毎年の定番となりつつあります。

■夏休みの宿題で最後まで残りがちなものは何ですか?

■子どもと夏休みの宿題の進め方について相談をしましたか?

ついつい手伝ってしまう親が多い中、夏休みの宿題の進め方について親子で相談する家庭は59.3%と半数を超えました。その理由も「子どもの自主性に任せているから」が50.2%で、最も多い結果となっています。

「子どもの自主性を尊重したい」という親心とは裏腹に、ついつい親が手伝ってしまう家庭は多いようです。そういった現実がありながらも、「子どもの自主性を尊重したい」という親の意向は、2020年から施行される新教育制度を意識した変化と言えるのかもしれません。

■夏休み中の1日のスケジュールについて時間の変化を教えてください

夏休みは子どもが家にいる時間が長いこともあり、多くのお母さんが通常よりも忙しくなるようです。夏休みに「ご飯作りの時間が増えた」は68.0%、「自分の時間が減った」は68.1%となりました。

共働きが増える中、お母さんの時間は夏休みでさらに減っていきがちです。そんな中でも子どもの宿題をついつい、または仕方なく手伝わざるを得ないお母さんの大変さがうかがえます。

時代は令和になりましたが、いつの時代も「夏休みの宿題」は、最後に読書感想文や自由研究が残りがち。時間がない親が手伝ってしまう家庭も多いようです。