街のゴミ拾い活動を行うNPO法人「グリーンバード」(渋谷区神宮前)は今月から、タピオカブームで急増しているゴミ捨て問題の解決のため、同区神宮前のコミュニティースペース「subaCO」にタピオカ専用のゴミ箱を設置した。
昨今のタピオカブームで原宿にも多くのタピオカ店が出店しているが、容器のポイ捨てなどの問題が深刻化。グリーンバードの福田圭祐代表によると、タピオカドリンクは購入後飲み歩きをする人が多く「容器は形状が大きくゴミ箱の投入口をふさいでしまい、捨てたくても容器を捨てられず、空きスペースに捨てられることが多い」と話す。
同NPOが運営する「subaCO」に設置されたのは、タピオカドリンクの容器を模した高さ約120センチの専用ゴミ箱。横にはザルとバケツが置かれ、飲み残しにも対応しており、どの店のタピオカドリンクも捨てることができる。
福田さんは「タピオカブームで街が盛り上がっているのに、一部のマナーが悪い人のためにタピオカ=ゴミと思われたくない。専用ゴミ箱の設置で問題意識を持ってほしい」と訴えた。