消費税5%拒否なら共闘せず=れいわ山本氏

れいわ新選組の山本太郎代表は31日、東京都内で講演し、次期衆院選に関して「消費税5%で合意できないなら勝手にやる」と述べ、消費税率5%への引き下げで野党がまとまらない場合は共闘せず、他党候補との競合も辞さない考えを示した。
山本氏は「5%にできないと言う人たちは旧体制だ。与党にも野党にもめぼしい人には(対立候補を)立て、仁義なき(戦い)をやっていく」などと述べた。消費税減税について立憲民主党は慎重、国民民主党は一定の理解を示す。
この後、山本氏は国民民主の玉木雄一郎代表が主宰するインターネット番組の収録に招かれ、衆院議員会館で対談。山本氏は「消費税5%を次の選挙の旗印にできるなら政権交代の芽は出てくる」と述べ、玉木氏は「消費税減税はあり得る」と応じた。
[時事通信社]