台風19号の被害で校舎が使えなくなり、近隣小中学校に分散して授業を行っていた福島県郡山市立赤木小(同市赤木町、児童数278人)と永盛小(同市安積町日出山、同295人)が23日、それぞれ自校での授業を再開した。
このうち赤木小には午前7時半ごろから児童が次々に登校し、校門で迎えた鈴木久校長らと笑顔で朝のあいさつを交わした。台風被害で床上浸水した体育館には久しぶりに全校児童が集まり、帰校式が行われた。
式では各学年の代表が学校に戻ってきた今の気持ちを発表。市立第五中に通学していた6年生の木本沙良さんは「心の古里に帰って来られて、とてもうれしい。これからもたくさんの思い出を作りたい」などと話した。
赤木小と永盛小は台風による阿武隈川などの氾濫で1階部分が浸水。10月23日から近隣の小中学校に分散してスクールバスで通学し、教室を間借りして授業を行っていた。
赤木小ではまだ校舎の1階部分が使えないため、2、3階で授業を再開した。永盛小は3~6年と特別支援学級の児童が校舎2、3階で授業を再開したが、教室が足りないため1、2年生は緑ケ丘第一小での授業を続ける。同市教委は来年3月中の完全復旧を目指している。【笹子靖】