東京・池袋で乗用車が暴走し、松永真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)が死亡した事故で、運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)が在宅起訴されたことを受け、真菜さんの夫(33)が6日午後、東京都内で記者会見した。裁判の早期開始を求め、「なぜ2人は命を奪われなければならなかったのか、真実が知りたい」と語った。
夫は被害者参加制度を利用し、親族らと共に出廷する予定という。「質問をしたい。真実を明らかにすることで2人の無念を晴らしたい」などと述べた。元院長に対しては、「法廷で当時の状況を正直に話してもらいたい」と訴えた。
事故は昨年4月19日に発生した。それから約10カ月、「毎日2人がいない現実と向き合ってきた」といい、「本当に長かった。やっと一歩踏み出せる」と心境を明かした。真菜さんと莉子ちゃんには、「できることをやるから見守っていてね」と伝えるという。
[時事通信社]