初の当直勤務だった女性警官、相談者の個人情報を報道機関にファクス一斉送信

新潟県警は9日、県警本部に来た相談の内容を記載した書類1枚を、誤って報道機関17社や新潟地検など計28か所にファクス送信した。
県警の発表によると、同日午前11時10分頃、県警本部で当直勤務をしていた40歳代の女性巡査部長が書類を長岡署に送る際、誤って報道機関専用の送信機を使って一斉送信した。女性巡査部長は初めての当直勤務だったという。
書類には、相談者の住所や名前の読み方、電話番号などの個人情報などが書かれていた。送信直後に同僚に指摘され、発覚。県警は相談者に謝罪し、書類を回収している。
県警広報広聴課の高橋信之課長は「深くおわびします。個人情報の取り扱いに対する職員の意識徹底を図り、再発防止に努めます」などのコメントを出した。