小泉進次郎氏、自民党総裁選「河野さんを応援したい」―自身出馬は否定

「ポスト安倍」として国民から期待の高い小泉進次郎氏が、自らの意向を明らかにした。この日、福島市内で記者団に対し、「私は河野(太郎)さんが出るというのであれば、応援したいと思っています」と明言。併せて、自身は立候補しないとした。
支援を決めた理由については「省庁の垣根を越えなければ、また霞が関、永田町のさまざまな難しい壁を越えなければできない改革も、一緒に取り組んでいくことで突破できる可能性を感じます」と説明。河野氏の決断力、実行力に期待しているとした。無派閥の小泉氏は若手議員のリーダー格として活動。さまざまな提言を行っている。今回、小泉氏の発言を受けて“チーム小泉”が河野氏支持にまとまる可能性は十分に考えられる。
自民党は総裁選を9月8日告示、14日投開票とする日程で最終調整に入った。17日に臨時国会を召集し、新首相を選出する方向。執行部は総裁選で党員・党友の投票を見送り、国会議員と各都道府県連3票による投票を視野に入れており、その場合は地方票は394票から141票に減り、国会議員の394票に重きが置かれることになる。
地方の声が反映されにくくなることに対し、小泉氏は自身のブログで「多様な党員の声を反映する機会は重要です」と反発。田村憲久政調会長代理もこの日のテレビ番組内で「党員の意向を確認しなくてもいいのか。郵便投票で時間をかけずにできる」と主張し、若手議員を中心に党員・党友の投票を求める署名活動の動きも出ている。党員・党友投票が実施となれば、小泉氏の知名度と人気は地方票の上積みにつながる。
力強い援軍を得た河野氏は表情を崩すことはなかった。都内で記者団に対し、「進次郎さんも総裁候補たりえる一人だと思いますので、そういう方が(支援すると)おっしゃっていただいたのはありがたいと思います」と話した。その上で、「(総裁選の)プロセスがどういう選び方になるか見ながら、皆さんと相談して決めていきたい」と出馬表明はせず、慎重な姿勢を崩さなかった。