世論調査ダントツ首位も…石破茂氏の弱みは党内基盤の弱さ

菅義偉官房長官(71)は、安倍晋三首相の後任を選ぶ自民党総裁選に立候補する意向を固めた。安倍政権を官房長官として支え、二階俊博幹事長(81)との信頼関係も厚いことなどから、ポスト安倍“本命候補”と言える。自民党は総裁選を9月8日告示、14日投開票とする日程で最終調整に入った。
総裁選に前向きな姿勢を見せている石破茂元幹事長はこの日、党会合の講演で訪れた大津市で「民主主義を守る自民党が、総裁を決めるのに民主主義にもとる手法を取ってはならない」と党員・党友の投票を見送る党執行部の方針にかみついた。出馬に関しても党員・党友投票の有無を見定めた上で判断する考えを示した。この後、石破派会合では対応を石破氏に一任した。
共同通信社の世論調査では2位の菅氏に20ポイントつけてダントツの「次期首相」も、泣きどころは党内基盤の弱さ。前回18年の総裁選で石破氏に投票した小泉氏が河野氏の支援に回ることになれば、さらに劣勢に立たされることとなりそうだ。