吉村大阪府知事、感染防止指針の見直しを西村担当相に要望へ

大阪府の吉村洋文知事は8日、新型コロナウイルス対策で業界団体が作成した感染防止指針の見直しを近く西村康稔経済再生担当相に要望する考えを明らかにした。府庁で記者団に「手洗いもマスクもできる施設で席を空けるのが正しいのか。対策を取れるなら、マニュアルを見直すべきではないか」と述べた。
業界団体の指針は、映画館や演芸場などの施設で前後左右に十分な距離を確保し、席を配置するよう努めるとしているが、興行収入が減り、赤字が続く事業者が少なくない。
吉村氏は「事業者や、それを楽しみにしている人に大きな犠牲を強いている。(対策を取れる施設での距離を取った配置が)本当に必要か疑問だ」と語った。
また今後、感染が急拡大し、特別措置法に基づく休業要請を事業者に出す事態を念頭に「十分な補償規定がないのは法律の欠陥だ。国家として休業要請する場合は補償することをルール化すべきだ」と強調した。