納豆支出金額 水戸市、2位から5位に転落 日本一奪還ならず

特産の水戸納豆で知られる水戸市の2020年の納豆支出金額は1世帯当たり6061円となり、県庁所在地と政令指定都市別で5位となった。前年の2位から転落という結果に、日本一奪還を目指していた高橋靖市長は「大変残念な結果」とコメントした。
5日発表された総務省家計調査で明らかになった。1位は2年連続で福島市(7251円)。水戸市は前年の6647円から586円の大幅減となった。
理由について、市観光課の担当者は「納豆の健康効果がメディアで取り上げられたことで価格競争が起こり、納豆激戦区の県内で、販売価格が減少したのではないか」と分析。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、納豆の無料配布イベントやショッピングモールで開いている「納豆まつり」が中止になったことも影響したとみている。その上で「調査を行った52市の支出合計金額は、昨年より1割近く上昇している。納豆の消費拡大に合わせてPRを進めていきたい」と話した。【森永亨】