女児2人、トイレで教室に遅れたら…教諭「お前は空気を読めへんのか」

兵庫県教委は9日、セクハラをした阪神地区の小学校に勤務する50歳代男性教頭、不適切な発言をした姫路市立小の男性教諭(44)、体罰をした県南部の県立特別支援学校の男性教諭(61)の3人を減給10分の1(6か月)の懲戒処分にした。
男性教頭は2016年6月~17年1月、20歳代の女性職員の手を触ったり、自宅に上がったりした。女性職員は休職中という。
姫路市立小の男性教諭は20年9月、トイレで教室に遅れた女児2人に「お前は空気を読めへんのか」などと発言。ほか4人への暴言も確認された。
県立特別支援学校の男性教諭は20年12月、授業中に男子生徒と口論になり、ストーブを止め、窓と扉を開けて授業を継続。さらに教室にあった扇風機の風を生徒を含む4人に当て、15分間授業を続けた。
このほか、他校に不正アクセスして進路情報を閲覧した姫路市立中の男性教諭(62)を減給10分の1(3か月)、質問に答えられない女子生徒を立たせた播磨東地区の県立高に勤める60歳代男性教諭を減給10分の1(1か月)とするなどした。