「後ろめたい人から、ラクしてもうけよう」と大麻密売人ゆする…車で10時間連れまわし暴行

大麻の密売人2人をゆすったなどとして、恐喝や営利目的略取などの罪に問われた滋賀県湖南市三雲、大工山下龍賢(20)、同県草津市新浜町、電気工事士巴山優輝(20)両被告に対する初公判が14日、地裁(大西直樹裁判長)であった。2人は起訴事実を認め、検察側はそれぞれ懲役3年を求刑して、即日結審した。判決は7月14日。
起訴状では、両被告は少年3人(保護処分が決定)と共謀。今年3月、同県栗東市で密売人男性に大麻購入を装って近づき、「警察に言われたくなかったら金を用意しろ」と脅迫して40万円を脅し取った。別の密売人男性にも同様に接触し、車で約10時間連れ回して暴行し、重傷を負わせた、としている。
公判で検察側は、被告ら5人のグループが「後ろめたいことをする人から、楽してもうけよう」などと申し合わせ、SNSを介して密売人に接近したと主張。接触役、取引の撮影役、脅迫役などに分かれ、被害者の1人が逃げ出した際には金属棒で殴打するなどし、

執拗
(しつよう)に金を要求したとし、論告で「正義感から被害者の行為を糾弾したものではない」と指摘した。
弁護側は「反省している」として、執行猶予付き判決を求めた。