新型コロナウイルスの影響で不定期に営業していたバーから高級時計などを盗んだとして、警視庁新宿署は15日、住所不定、無職、樋口将暉容疑者(23)を窃盗と建造物侵入容疑で逮捕したと発表した。事前に店のSNS(ネット交流サービス)で開店状況をチェックして、売上金が多く残っている営業日の翌日を狙っていたとみられ、「働いておらず、生活費に困って盗みに入った」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は5月6日午前10時15分ごろ、東京都新宿区歌舞伎町のバーの金庫から現金7000円を盗んだほか、約15分後には約200メートル離れた別のバーに侵入し、現金約5万円と高級ブランド「ブルガリ」の腕時計1個(時価100万円相当)を盗んだとしている。郵便受けに入れてあった鍵を使うなどして侵入したという。
新宿署は、樋口容疑者が今年2月以降、逮捕容疑の2店を含む計3店のバーに十数回にわたって侵入し、現金計約30万円や酒などを盗んだとみて調べる。【林田奈々】