東京五輪のホストタウンで受け入れたコロンビア選手団に自腹で差し入れた軽食などの購入費に充てるため、業者に不正請求させたとして、埼玉県加須市教育委員会は4日、スポーツ振興課の課長(55)を減給10分の1(3か月)、同課主幹(49)を同(1か月)の懲戒処分とした。
発表によると、2人は選手団が事前合宿中の7月、菓子類やカップ麺などを自費で購入。購入費の一部8万8610円について、物品購入を装って業者に架空請求させ、その金を充てようとした。
市が用意した弁当が口に合わない選手がいたといい、2人は市教委の調査に対し、「『おもてなし』の気持ちから対応したが、選手団が最大28人に増え、払いきれないと考えた」と説明した。2人が業者から現金を受けとる前に上司が気付き、業者から振り込まれた全額が返還された。