台風6号が接近した九州・沖縄では、強風や大雨による人的被害や建物被害が相次いだ。3日は東海や関東を中心に警報級の大雨となる見込みで、暮らしに影響が広がりそうだ。
読売新聞のまとめでは、九州・山口・沖縄の9県のうち、沖縄、鹿児島、宮崎の3県で計20人が負傷。2日午後5時現在、鹿児島、宮崎、大分の3県で計約550人が避難所に身を寄せている。
気象庁によると、東京都や千葉、神奈川、愛知県などでは3日夕方までに、短時間に大雨をもたらす「線状降水帯」が発生する恐れがある。
国土交通省などによると、3日は関東、東海、東北を中心に高速道路や国道が通行止めになる可能性がある。鉄道では、JR東海道線や湘南新宿ラインの一部区間などで始発から計画運休を実施する予定だ。空の便は3日、羽田・成田空港発着の便などで日本航空が329便、全日空が287便の欠航を予定している。
1000校超が休校
文部科学省によると、2日正午現在、台風6号の影響で、宮崎、鹿児島、沖縄を中心に9都府県の小中高校と特別支援学校など計1158校が休校した。宮崎や沖縄など5県の計27校で、壁、屋根のはがれや落下、雨漏りなどの被害が出た。
投稿者「F.Krueger」のアーカイブ
四国地方で線状降水帯が発生のおそれ 大雨に厳重警戒
高知県中部、高知県西部、徳島県北部で今後3時間以内に線状降水帯が発生するおそれがあるとして、気象庁は気象防災速報・線状降水帯直前予測を発表しました。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫等に厳重に警戒してください。
逃げ遅れないよう避難の判断を
高知県中部、高知県西部、徳島県北部付近では今後も非常に激しい雨が降り続き、3時間に150mm前後の大雨になって、土砂災害や河川の氾濫が発生するおそれが高まっています。
崖や川の近くなど、危険な場所にいる方は、地元市町村から発令される避難情報を入手できるようにし、適切な避難行動が取れるようにしてください。
今後、急激に状況が悪化するおそれもあります。少しでも危険を感じた場合には、避難情報が出ていなくても自ら安全な場所へ移動する判断をしてください。
「線状降水帯直前予測」とは
気象防災速報・線状降水帯直前予測とは、今後3時間以内に線状降水帯の発生により非常に激しい雨が降り続く可能性が高まった場合に発表される情報です。
「線状降水帯」による大雨が、災害発生の危険度の高まりにつながるものとして社会に浸透しつつあるため、危機感を伝えるために2026年から運用が始まりました。
情報が発表された地域の周辺では危険が迫っているため、地元の自治体が発表する避難情報などを確認して、速やかに適切な行動をとるようにしてください。
成人男女と女児2人死亡 家族?で海に飛び込みか 神奈川・真鶴
2日午前6時ごろ、神奈川県真鶴町真鶴の琴ケ浜海岸付近を散歩していた男性から「海に女性が浮いている」と県警小田原署に通報があった。署などが周辺の海上で、成人とみられる男女と女児2人を発見。いずれも死亡が確認された。
署によると、女児2人は同海岸付近で、女性は約1キロ離れた真鶴港内で見つかった。男性は港から更に約1キロ先の橋の下に浮いていた。4人とも衣服を身につけ、女児2人は身長から小学生以下とみられるという。
橋の上の道路脇には車が止まり、そばに靴が残されていた。付近の防犯カメラには家族とみられる4人が車から降りて移動する様子が映っていたといい、署は海に飛び込んだ可能性などを視野に身元や死因などを調べる。【入学佳成、清水夏妃】
線状降水帯情報にトラブル 徳島・高知で発表できず
気象庁は2日、線状降水帯の直前予測と発生情報に不具合があり、適切に発表されない状態となったと明らかにした。当面、通常と異なる発表方法に切り替える。情報を発信するシステムに何らかの不具合が出たとみられ、原因を調査している。
気象庁によると、同日午後5時半と7時に高知県西部、7時40分に高知県西部と中部、8時半に徳島県北部で直前予測の基準を満たした。大雨などの観測はできており、同庁は午後8時50分ごろに徳島と高知に別の方法で直前予測を発表した。
高知県では四万十町にレベル4大雨危険警報が出た。同町では1時間で50ミリ以上の非常に激しい雨が降った所があった。
線状降水帯の直前予測は、発生する2~3時間前を目標に、発生の可能性が高まったことを速報する。3時間雨量が150ミリに達することが予想されるなどの条件がそろった際に発表される。5月28日から提供を開始し、試験では問題は生じていなかったという。
半日前に予測する情報は別のシステムで、問題なく発表されている。
【台風6号】鹿児島県本土に最接近 鹿児島市で1人ケガ 建物被害も 線状降水帯おそれはなくなる
まずは台風についてです。台風6号は強風域を伴いながら、県本土に最も接近しています。県内に線状降水帯が発生する恐れはなくなりました。
台風6号は午後4時には種子島の北約30キロにあり、1時間におよそ35キロの速さで北東へ進んでいます。中心の気圧は980ヘクトパスカル、最大風速は25メートルです。
1日の降り始めからの雨の量は肝付町前田で231.5ミリ、錦江町田代で222.5ミリ肝付町内之浦で186.5ミリとなっています。
県内に線状降水帯が発生する恐れはなくなりましたが、大隅地方では暖かく湿った空気が流れ込んでいます。3日午後6時までの24時間に予想される雨の量は多いところで、大隅地方で20ミリとなっています。
そして、ケガ人の情報も入っています。2日午前9時ごろ鹿児島市の女性(80代)が強風にあおられて転倒しました。頭を打ちましたが軽傷だということです。
奄美地方を中心に建物への被害も出ていて、徳之島では民家や建物の窓ガラスが割れたり、屋根の半分が飛ばされた町営住宅もあるということです。
また、2日午後5時半時点で奄美地方を中心に2万戸以上で停電が続いています。大隅、種子島・屋久島地方では2日夜の初めごろにかけて、うねりを伴った高波に警戒が必要です。
高市首相、ナフサ由来品含む石油製品は「年度越えて供給継続が可能」
高市首相は中東情勢に関する関係閣僚会議で、ナフサ由来の化学製品を含む石油製品は「年度を越えて供給継続が可能となる」と明らかにしました。
高市首相「ナフサ由来の化学製品を含む石油製品は、年度を越えて供給継続は可能となります」
高市首相は「ナフサの代替調達は従来の85%の水準まで回復している」としたうえで、これまで「年を越えて」可能、としてきたナフサ由来の石油製品の供給継続を、「年度を越えて可能となる」と述べました。
一方、塗料・シンナーなどの供給の偏り、目詰まりが起きているとして、原料となるトルエンなどについて、最大で例年の1.8倍の大幅な供給拡大を実施すると表明しました。
また、国が備蓄している医療用手袋は、およそ5000の医療機関などに対し、最大1980万枚を配布するとしています。
台風6号、東海・関東に接近へ=各地で線状降水帯の恐れ―暴風大雨に厳重警戒・気象庁
台風6号は2日午後、九州南部に接近した。3日朝に東海、同日午後に関東に接近する見込み。気象庁は暴風や高波のほか、大雨による土砂災害や低地の浸水、河川の増水に厳重に警戒するよう呼び掛けた。6号は同日夜以降は関東の東へ遠ざかり、4日午後までに温帯低気圧に変わる見込み。
宮崎県日南市では2日午後、広渡川水系の広渡川と酒谷川に、5段階のレベルで上から2番目に高い警戒レベル4の「氾濫危険警報」が発表された。気象庁の防災気象情報が改善されてから危険警報が出るのは初めて。同市はこれを受けて、避難指示を一時発令した。高知県四万十町では同日夜に大雨危険警報が出された。
6号の北東側に前線が延びている影響で、東・西日本の広い範囲で雨が降り、四国などで雨が強まった。四国から東海では2日、線状降水帯の予測情報が出された。徳島、高知両県では3日未明まで、奈良、和歌山両県では同日明け方まで、三重県では同日朝まで発生する恐れがある。愛知県では同日未明から朝、静岡県では同日明け方から昼前まで発生する可能性がある。
高知県土佐清水市・清水では2日午後7時20分ごろに最大瞬間風速32.8メートルを観測。同県津野町・船戸では午後9時までの24時間雨量が370.5ミリに上った。
6号は2日午後9時、高知県土佐清水市・足摺岬の南約40キロの海上を時速45キロで北東へ進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、最大風速25メートル、最大瞬間風速35メートル。南東側500キロ以内と北西側440キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
総務省消防庁によると、沖縄県では台風で15人が軽傷、住宅の一部破損が6棟あった。宮崎、鹿児島両県では計約82万5400人に避難指示が出された。
3日午後6時までの24時間予想雨量は多い所で、東海350ミリ、関東甲信と近畿300ミリ、四国250ミリ、東北と九州北部100ミリ、九州南部と奄美80ミリ。 [時事通信社]
天皇皇后両陛下 オランダとベルギー公式訪問の詳細明らかに 王室の城に滞在も 6月13日~26日
天皇皇后両陛下は今月、オランダとベルギーを公式訪問されます。その詳細な日程が明らかになりました。
両陛下は、ヨーロッパの王国・オランダとべルギーから国賓として招待を受け、2か国を公式訪問されます。
おふたりは、13日午前、政府専用機で日本を出発し、現地時間13日午後にオランダ・アムステルダムに到着予定。到着後数日間は、2006年にご一家で静養のため滞在された町・アペルドールンを訪ね、王室の施設「ヘット・アウデ・ロー城」などで過ごされます。
その後、17日には歓迎式典、戦没者慰霊碑供花、晩さん会などにのぞまれます。
オランダではこのほか、国際司法裁判所が入る「平和宮」、「ライデン大学」、水の研究施設「デルタレス」、「プリンセス・マキシマ小児がんセンター」などを訪問される予定です。
20日からはベルギーに入り、22日まで、王室の施設「シエルニョン城」で過ごされる予定です。その後、23日に国王王妃主催の歓迎式典や晩さん会が行われます。
ベルギーではこのほか、世界最大級の半導体研究開発機関「imec」、「ルーヴェン・カトリック大学」などを訪問されます。
両陛下は、26日午後に帰国される予定です。
おふたりが複数の国を訪ねるのは、2002年にニュージーランドとオーストラリアを訪問されて以来、24年ぶりです。
台風6号 まもなく鹿児島本土に最接近へ 鹿児島全域が強風域 奄美群島では約2万5000戸が停電 引き続き土砂災害・暴風・高波に厳重警戒
台風6号は現在、鹿児島の辺りを北上しています。鹿児島県東部の志布志市から中継です。
現在、鹿児島県内全域が台風の強風域に入っています。まもなく県本土に最接近する見通しです。
きょうは、奄美大島・古仁屋で34.4メートル、屋久島で29.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また、大隅半島にある肝付町では、24時間雨量が226.5ミリと平年1か月の4割が、1日で降りました。
奄美群島では住宅などが壊れる被害が出ていて、およそ2万5000戸が停電しています。奄美地方を除く鹿児島県内では、線状降水帯が発生するおそれがあります。
引き続き、土砂災害や暴風、高波に厳重な警戒が必要です。
宮崎県 広渡川・酒谷川が氾濫のおそれ レベル4氾濫危険警報を発表
台風6号の接近による大雨の影響で、宮崎県の広渡川水系広渡川、広渡川水系酒谷川が増水し、レベル4氾濫危険警報が発表されました。
氾濫危険水位に達したのは広渡川の東郷橋基準観測所(日南市)と酒谷川の東光寺橋基準観測所(日南市)で、もし氾濫が発生すると日南市で浸水被害が発生するおそれがあります。
川の周辺には決して近寄らず、少しでも浸水しにくい上の階に移動するなど、身の安全を確保して過ごしてください。
雨量かさむ 土砂災害にも警戒を
台風6号の接近により宮崎県内では大雨となっています。アメダス酒谷では15時30分までの3時間に108.5mmの雨量を観測しました。
周辺では大雨による氾濫の危険性だけでなく、土砂災害の発生するリスクも非常に高くなっています。
崖や川の近くなど土砂災害の発生するおそれのある地区にお住まいの方は、早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難勧告などの情報に注意してください。