航空各社、沖縄で欠航多数 台風6号接近に伴い

航空各社は30日、台風6号が6月1日から2日にかけて沖縄と奄美地方に接近する恐れに伴い、沖縄を発着する5月31日の一部の便と、6月1日の多数の便で欠航を発表した。
全日空は5月31日の那覇発石垣行きの1便と、6月1日の那覇、石垣、宮古発着便が終日欠航に。1日の欠航は計104便で約1万3100人に影響する見通し。
日航グループも1日、沖縄各地で多数の便が欠航する見込みだとしている。

日韓、捜索救助訓練を6月再開へ 9年ぶり、関係改善反映

【シンガポール共同】小泉進次郎防衛相は30日(日本時間同)、訪問先のシンガポールで、韓国の安圭伯国防相と会談した。安氏は会談冒頭、海上自衛隊と韓国海軍による人道目的の捜索救助訓練が6月7日に実施されると明らかにした。訓練は2017年を最後に行われていなかった。日韓関係の改善を反映し、約9年ぶりの再開となる。
小泉氏は「インド太平洋地域の平和と安定を促進するため、抑止力強化を含め日韓が主体的に取り組むことが重要だ」と強調。良好な2国間関係を維持し、発展させていく考えを示した。
両氏は、日米韓3カ国の防衛協力を引き続き推進する方針を確認した。小泉氏の早期訪韓に向けた調整を進めることでも一致した。日本政府関係者によると、6月下旬を予定している。
海自も捜索救助訓練の開催を発表した。
日韓では、18年12月に韓国海軍の駆逐艦が海自哨戒機に火器管制レーダーを照射したことで、捜索救助訓練を含め防衛交流が停滞した。今年1月の防衛相会談で、訓練再開に合意した。

国民、玉木氏「信頼の醸成次第」 自民の連立政権入り期待に

国民民主党の玉木雄一郎代表は30日、自民党幹部から連立政権入りを期待する発言が相次いでいることを巡り「今後の連携の在り方は信頼関係の醸成の度合いに応じ、幅も深さも変わってくる。一つ一つの政策課題に誠実に向き合いたい」と述べた。京都市内で記者団の質問に答えた。
同時に「政策本位が大原則だ。外交や安全保障といった国益に直結する課題に関し、われわれは協力してきたし、これからも協力したい」と強調した。
一方、国民民主との連立に意欲を示している自民の鈴木俊一幹事長は、宮崎市での会合で「衆院選では勝利を収めることができたが、参院では依然として少数与党だ。期待に応えるためには結果を出さなければならない」と述べた。

小泉防衛大臣とヘグセス国防長官が会談 中国動向やミサイル共同開発めぐり日米の防衛協力を協議

ヘグセス国防長官と小泉防衛大臣が先ほど会談し、中国の動向などについて意見を交わしたほか、今後の日米の防衛協力についても協議したものとみられます。
小泉進次郎防衛大臣 「3月に高市総理が訪米した際に、トランプ大統領と一致した日米同盟の抑止力と対処力を一層強化していく。幅広い安全保障協力について、我々が課された任務は非常に重く、多くある」
小泉防衛大臣は30日午後、へグセス国防長官とおよそ1時間にわたり会談しました。会談では、小泉大臣から防衛装備品の輸出をめぐる大幅な緩和など、防衛力の強化に向けた日本側の取り組みなどについて説明したものとみられます。イラン情勢や中国の動向などについても、議題にのぼったとみられます。
また、政府関係者によりますと、▼中距離空対空ミサイル=AMRAAMの共同開発などを含む日米の防衛装備・技術協力の強化や、▼オーストラリアを加えた3か国による防空ミサイル体制構築に向けた新たな枠組み作りについても議論されたということです。

首相「紛争防止こそ本質」 防衛装備移転巡り

高市早苗首相は30日、自身のX(旧ツイッター)で、4月の防衛装備移転三原則と運用指針の改定について「戦後最も厳しい安全保障環境の下、防衛のため抑止力を高め、紛争発生を未然に防止する点こそが本質だ」と強調した。
冒頭で「『殺傷兵器を輸出できるようになった』『殺傷兵器を輸出すべきではない』といった声を耳にするので改めて説明する」とつづった。
改定の狙いに関し「同盟国、同志国の防衛力が向上すれば、わが国の安全と地域・国際社会の平和と安定の確保を図ることができる」と投稿。「新たな制度の下、より厳正かつ慎重に移転の可否を判断しながら、装備移転を戦略的に推進する」とした。

公開手配の益田和彦容疑者 十数年前まではタクシー会社に勤務 学生時代は生徒会長も 栃木・上三川町強盗殺人事件

栃木県で女性が殺害された強盗殺人事件できょう、新たに18歳の男子高校生が逮捕されました。男子高校生は実行役の少年1人を勧誘し、別の少年に紹介したとみられていて、警察は事件の全容解明を進めています。
きのう、強盗殺人の疑いで公開手配された益田和彦容疑者(48)。成田空港で出国前に撮影された映像です。
益田容疑者は今月14日、仲間と共謀して栃木県上三川町の住宅に押し入り、住人の富山英子さん(69)を殺害した疑いがもたれていて、事件の3日後、成田空港から中国へ出国。その後、東南アジアに逃亡した可能性があります。
この事件では、すでに実行役の少年4人と指示役とみられる竹前海斗容疑者(28)と妻の美結容疑者(25)が逮捕されていますが、益田容疑者は海斗容疑者の知人で犯行を持ちかけ、事件を主導したとみられています。
益田容疑者とはどんな人物なのでしょうか。関係者によりますと、益田容疑者は佐賀県出身。十数年前までは、県内のタクシー会社に勤務していたといいます。
益田容疑者の元勤務先の元社長 「ちょっと考えられない。普通の男だったんですよ。特に問題のある男じゃなかったと思う」
また、中学校の頃を知る人は・・・。
中学校の同級生 「いい子だったと思います。生徒会長やって、結構活発で、みんながみんな寄ってくるような子だった。本当びっくりっていう以外はないです」
警察は海外の捜査機関とも連携し益田容疑者の行方を追っています。
一方、きょう新たな逮捕者が出ました。実行役として2番目に逮捕された少年Bに、4番目に逮捕された少年Dを紹介したとして、相模原市の18歳の男子高校生が新たに逮捕されました。警察によりますと、男子高校生は少年B、Dと知人関係で通信アプリを使うなどして紹介したということです。
警察は事件の全容解明を進めています。
【情報提供先】 栃木県警下野署0285-52-2674

拉致家族「親世代存命中に帰国を」=即時解決求め集会―東京

北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める「国民大集会」が30日、東京都内で開かれた。拉致被害者家族連絡会(家族会)などが主催し、高市早苗首相ら約800人が出席。家族らは「親世代が存命のうちに全被害者の即時一括帰国の実現を」と訴えた。
横田めぐみさん=拉致当時(13)=の弟で家族会代表の拓也さん(57)は「私たちは絶対に諦めない」と断言。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記に対し、「両国の明るい未来を描くために、全拉致被害者を解放してください」と呼び掛けた。
めぐみさんの母早紀江さん(90)は「明るく優しい娘がいつもの曲がり角で煙のように消えた」と語り、「今の様子は何も分からない。助けてほしい」と求めた。
2002年に帰国した拉致被害者の曽我ひとみさん(67)=新潟県=は「(北朝鮮で)空や月を見て、どれだけ泣いたか分からない」と振り返った。拉致されたままの母ミヨシさん=同(46)=に「佐渡に帰ることを絶対に諦めずにいてほしい」と話した。 [時事通信社]

日豪NZ防衛相が会談 海自の護衛艦輸出を協議

小泉防衛相は、日本、オーストラリア、ニュージーランドの3か国で初めての防衛相会談を行い、海上自衛隊の護衛艦の輸出について協議しました。
ニュージーランドは、海軍の新たなフリゲート艦の候補として海上自衛隊の「もがみ型護衛艦」の能力向上型を選んでいます。
オーストラリアは、すでに同じ「もがみ型」を導入する予定で、日本としては、海洋進出を強める中国を念頭に3か国の防衛装備面での連携を強化したい考えです。
小泉防衛相「仮にニュージーランドがもがみ型を選定すれば、オーストラリア海軍を含む3国間の相互運用性と相互互換性の向上につながる可能性があると伝達した」
また、小泉防衛相は、ニュージーランドとの防衛装備移転協定の締結に向けて、「前向きに議論を進めていきたい」と強調しました。

高市首相、日朝会談に積極姿勢=金氏に「勇気ある一歩を」

高市早苗首相は30日、東京都内で開かれた北朝鮮による拉致被害者の即時帰国を要求する「国民大集会」であいさつし、金正恩朝鮮労働党総書記に対し「双方の国民、未来の若者のために勇気ある一歩を金氏と踏み出したい」と首脳会談を呼び掛けた。「互いに実りある関係をつくるべく対話し、具体的に行動する用意がある」とも述べ、会談に積極的な姿勢を示した。
首相は「あらゆる選択肢を排除せず、私の代で突破口を開いて拉致問題を解決する」との決意を改めて強調。「双方で互いの繁栄、地域の平和と安定に向けて取り組みたい」とした上で、「恐らく北朝鮮の人もこのメッセージを見ていると思うので、あえてそう申し上げる。私は切にそう願っている」と訴えた。
交渉の状況に関しては「具体的な成果をお示しできるよう、ほんのわずかなチャンスも取り逃がすことなく政府一体で取り組んでいる真っ最中だ」と説明した。 [時事通信社]

「ご遺体の写真を見て“こんな姿にしてしまった”…」内田梨瑚被告の共犯・小西優花受刑者が口にした後悔の念…「リコさんはでたらめ、全部ウソ」とも証言【旭川・女子高生転落死】

2024年4月、当時17歳の被害者Aさんが北海道旭川市の景勝地「神居古潭」の吊り橋から転落死した事件。殺人罪などで起訴されている内田梨瑚被告(23)が「殺意はなく、(Aさんを)橋から落下させてもいない」と主張する一方、共謀の小西優花受刑者(21)は、同じく殺人罪などで起訴され、すでに懲役23年の有罪判決が出ている。
5月27日に旭川地裁で行われた第3回公判では、小西優花受刑者(21)が証言席に立ち、「リコさんがAさんの肩甲骨のところを両手で押した」とAさんが橋から転落する瞬間の様子について語った。
その後、小西受刑者は、内田被告にAさんのスマホを破壊することなどを指示されたという。また、当日の出来事について口外しないことも命じられた。
「『警察に何か聞かれても黙秘して。同じ服は着るな。リコとのトーク消して。X(当時16歳の仲間の少年)とも口裏合わせて、しゃべんな』と言われた。Aさんのスマホは、『川に投げて』と言われ、捨てました」(小西受刑者の証言、以下同)
内田被告に厳しく命令されたものの、小西受刑者は、ひとりで不安を抱えきれなかったようだ。検察側は、小西受刑者が事件から約5日後に家族に送ったという「警察にパクられるかも」「留萌の子を拉致って暴行して、リコさんが神居古潭で全裸にして川に投げたんだよね」というメッセージを読み上げた。
逮捕後、なぜ小西受刑者は警察に事実を話すことを決断したのか。小西受刑者は、「リコさんはでたらめ」という言葉を交えながら、胸の内を吐露した。
「警察でAさんのご家族の調書を読んで、”こんなに愛された大切な命を奪ってしまった”と感じた。また、ご遺体の写真を見て、”こんな姿にしてしまった”と思いました。
リコさんの調書を読むと、リコさんはでたらめで、最初から最後まで全部ウソ。自分の知らない別の事件のように感じたので、私だけでも本当のことを話そうと思いました」
小西受刑者はすでに公判を終えて、刑務所で日々を過ごしている。現在の心情として、遺族への謝罪も述べた。
「ご遺族がどんな気持ちでAさんを探し続けていたのか想像すると、後悔と反省を感じます。償いの気持ちで受刑生活を送っていくが、ご遺族の方々にとって一番の償いは、私たちが死ぬことだと思う。本当に申し訳なく思います」
実刑判決を受けている小西受刑者だが、今後は「命ある限り遺族に償い続ける」と述べた。
「お金じゃないとは理解しているが、それでも刑務所内でできることを探したいので、作業報奨金で(遺族に)賠償させていただきたい。私の命がある限り、償わせていただきます」
内田被告の座席近くにはパーテーションが設置され、証言席は見えない状態だったが、小西受刑者が証言する間、表情にほとんど変化は見られなかった。
小西受刑者の反省の弁をどのような思いで聞いていたのか──。