使っていない冷房の料金が引き落とされた―。バドミントンクラブで市立体育館を利用した大阪府富田林市の60代男性が、風でシャトルの軌道が変化しないよう空調を止めてもらったのに冷暖房利用料を徴収されたとして、市に1350円の返還を求めて大阪地裁堺支部に提訴したことが21日、分かった。5日付。
市の担当者は取材に「一部の空調を止めても、熱中症予防のため同じ室内の他のエリアは稼働させており、全体として利用していると理解している。弁護士と相談して対応を決めたい」としている。
男性によると、6月に市民総合体育館主競技場の一部を利用。施設を管理する業者に冷暖房や送風ファンを稼働させないよう依頼していたが、7月に男性の口座から空調料金が引き落とされた、としている。
市は主競技場への空調機器設置に伴い条例を改正、冷暖房利用料を徴収するとの規定が今年4月に施行された。担当者によると、主競技場内の温度を一定に保つため、利用時間前から空調機器を稼働させているという。
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時速50キロで駅構内に進入か 東武線特急4人死亡事故
栃木県鹿沼市の東武日光線新鹿沼駅で、作業員4人が特急列車にはねられ死亡した事故で、特急は時速約50キロで駅構内に進入していたことが21日、東武鉄道への取材で分かった。見張りや列車接近の情報共有に不備があった可能性もあり、県警は非常ブレーキの使用の有無などを含め、業務上過失致死容疑を視野に詳しい経緯を調べている。
東武鉄道によると事故当時、作業員がいた現場から約300メートル離れた場所に「中継見張り員」、駅近くに「列車見張り員」を配置していたが「意思疎通ができる状態ではなかった」という。運転士は、列車見張り員が旗を振ったのを見て警笛を鳴らしたと説明した。
東武鉄道は20日の記者会見で、列車が運行している昼間に作業した理由について「態勢を整えれば昼間でも安全に作業できると思った」とした。
事故は20日午前10時45分ごろに発生。特急スペーシアX2号(6両編成)が、線路上で除草作業をしていた元請けの監督役1人を含む作業員4人をはね、全員死亡した。
けたたましいサイレン、直線の現場でなぜ 作業員4人死亡の東武日光線事故
栃木県鹿沼市の東武日光線新鹿沼駅で20日、線路上にいた男性作業員4人が特急列車と接触し死亡した事故は、列車が行き来する日中に発生した。利用客らは不安を漏らし、早急な原因解明を求めた。
白い先頭車両の進行方向左側面には、こすれたような跡と血痕が残っていた。スペーシアX2号が6両編成の半分をホームからはみ出す形で停止した駅の周辺は規制線が張られ、事故直後は、慌ただしく出入りする県警や消防の関係者の姿が目立ち、線路に下りて現場を調べる捜査員らの姿も見られた。
「突然、救急車や消防車のサイレンの音がすさまじく鳴った」。現場近くの高校にいた女子生徒(18)は事故直後をこう振り返った。
現場を調べる警察官は線路上の見通しを確認しようとしたのか、旗を振って話し合う姿も見られた。駅近くの線路はほぼ直線で見通しがよく、 事故の経緯は不透明な部分が多い。
駅を利用する女性(55)は「現場のすぐ近くには踏切もあり、列車が来れば気が付くはずなのに…」となぜ事故が起こったのか不思議がっていた。千葉県にある大学へ通学するため、スペーシアXを利用することもあるという近くの大学4年、木野内璃緒(りお)さん(21)は「たまに乗るのでびっくりした。原因がよく分からないのは嫌なので、早く解明してほしい」と不安がった。
事故の影響で東武日光線は約4時間にわたり運転を見合わせた。埼玉県川口市からゴルフに訪れていた男性(74)は運転再開を知ると、「心配だったが何とか帰れそうでよかった」と話した。(市野澤光、伊沢利幸)
千葉豪雨 県が管理する道路の放置車両をすべて撤去
千葉県は豪雨によって動けなくなり、放置されていた車両のうち、県が管理する道路での撤去作業が完了したと発表しました。
千葉県はきょう(20日)午後8時ごろ、県が管理している国道と県道に放置されていた93台の車両をすべて撤去したと発表しました。
千葉県内では、豪雨による水没などで動けなくなった車が一時、2700台にのぼっていたことを受け、県などは、対応を協議するプロジェクトチームを発足。18日に初会合を開いていました。
千葉県によりますと、県が管理する道路に放置されていた93台は所有者自らが撤去したほか、県がレッカー業者に依頼して撤去作業を完了していて、所有者がわからない車は県が仮保管しているということです。
「特定技能」外国人への暴力常態化か 入管、北海道の農場を調査
北海道京極町の農業法人で、関係者が在留資格「特定技能」で働く外国籍の従業員に暴力を振るったり、ハラスメントを行ったりした疑いが浮上していることが20日、複数の関係者への取材で判明した。札幌出入国在留管理局は既に同法人への調査に着手した模様だ。
収穫した野菜を腹に投げられ
暴力を受けたとされるのはミャンマー国籍の女性4人で、7月に入って札幌地域労働組合に保護された。
「日本人が嫌いになった」
札幌地域労組の聞き取りに、女性たちはそうこぼしたという。
札幌地域労組によると、女性たちは5月以降に順次、農業法人が運営する農場で働き始めた。しかし、作業中に日本語を理解できず、背中を金属製の棒でたたかれたり、「まじめに仕事をしていない」と怒鳴られて頭をたたかれたりしたほか、収穫した野菜を腹に投げつけられたりもしたという。
また、やっていないミスを追及され、ミャンマーへの帰国を促すような発言を浴びたこともあった。
農場では女性4人以外への暴力もあったとの証言があり、外国籍従業員への暴力やハラスメントが常態化していた可能性がある。
農業法人側は毎日新聞の電話取材に「(詳細は)後日改めて説明する」と述べた。
今回問題となっている農業法人と同じ住所にある会社は2022年3月、「技能実習生の人権を著しく侵害する行為を行った」として、厚生労働省などから実習生受け入れの前提となる技能実習計画の認定を取り消される行政処分を受けている。【谷口拓未】
停電・断水続くマンションの住民を支援 千葉市がプロジェクトチーム設置へ ホテルや借り上げ住宅に移ってもらうことを検討
豪雨から1週間が経っても、千葉市内のマンションで停電や断水が続いていることを受け、市は住民の生活を支援するためのプロジェクトチームを立ち上げると発表しました。
千葉市 神谷俊一市長 「今後、庁内に被災マンションの生活支援プロジェクトチームを立ち上げます」
豪雨の影響で千葉市内の複数のマンションで停電や断水が続いていることを受け、きょう(20日)、千葉市の神谷市長は、住民の生活を支援するためのプロジェクトチームを立ち上げると発表しました。
今後、希望する住民に対し、ホテルや民間の借り上げ住宅に移ってもらうことを検討するとしています。
また、市長は市内の水田の面積のおよそ1割が浸水の被害を受けたと明かし、コメ農家などに対し必要な支援を行う考えを示しました。
窃盗容疑で元中道候補を逮捕=高齢女性の通帳不正使用か―長崎県警
高齢女性の通帳を不正使用し、計約396万円を盗んだとして、長崎県警時津署は20日、窃盗の疑いで、元同県西海市議で自営業、田崎耕太容疑者(43)=同市西彼町=を逮捕した。「女性から頼まれてやったことで、金はすべて返した」と否認しているという。
田崎容疑者は2月の衆院選で、長崎3区から中道改革連合の新人として出馬し、落選していた。
逮捕容疑は1月8日~5月25日、不正入手した高齢女性の通帳を使い、銀行などのATMから15回にわたり計約396万円を引き出し、盗んだ疑い。
高齢女性は訪問介護サービスを受けており、同容疑者がサービスに訪れていた。 [時事通信社]
道に大量のパンが不法投棄なぜ?鳥取の国立公園敷地内で…周辺では熊の目撃も“謎の迷惑行為”
鳥取県の国立公園・大山で連日、大量の食パンが捨てられています。発見された食パンはあわせて40キロ近くにもなります。一体、誰が、何のため?
記者 「きょう捨てられていた食パンです。いわゆるお店で売っている1斤を超えた、かなり大きいサイズで捨てられていたことがわかります」
食パンはきょうも捨てられていました。連日、食パンなどの不法投棄が確認されているのは、鳥取県大山町の国立公園内にある県道です。
事の発端は今月14日、このあたりを管理する自然公園財団の職員が周辺を車で巡回していたところ、道路わきに大量の食パンが投棄されているのを発見しました。1枚とかパンくずとかではなく、食パン1本を半分に割ったような巨大サイズです。
自然公園財団鳥取支部・大山事業地 平木尚一郎所長 「うちの職員が巡視中に見つけて。(ガードレールの)柱の間にぽつぽつと」
確認された食パンは14日だけで重さ16.7キロあり、ガードレールに沿って、100メートルほどの間に点在していたといいます。
さらに、翌日…
自然公園財団鳥取支部・大山事業地 平木尚一郎所長 「翌日(15日)には、もうちょっと向こう側にパンがまた何キロか捨ててありました。3日目(16日)には、ここより1キロくらい行った広い所に食パンがまた捨てられていた」
きょうまでの5日間に確認された食パンはなんと、39キロにのぼります。
自然公園財団鳥取支部・大山事業地 平木尚一郎所長 「初めてですね、こういうことは。大体、不法投棄は谷とか見えにくい所に捨てられるが、これは完全に違う目的だなって」
この周辺はツキノワグマの目撃情報が寄せられるなど野生動物が多く生息する場所で、こうした行為が餌付けにつながる危険性もあります。
自然公園財団鳥取支部・大山事業地 平木尚一郎所長 「食パンをどういう目的で捨てられているかわかりませんけど、動物が寄ってきたりすると、いろいろと問題が起きたりするので避けていただきたい」
連日、繰り返し行われている謎の迷惑行為。自然公園財団は今後、県や警察とともに巡回の数を増やすなど、監視体制を強化したいとしています。
埼玉・川口のケアマネ殺害、容疑者死亡のまま殺人容疑で男を書類送検…被害者との金銭トラブルは確認されず
埼玉県川口市の住宅で6月、同市のケアマネジャー(介護支援専門員)の鈴木希代子さん(当時63歳)が殺害された事件で、川口署は20日、住人の無職男(当時60歳)を容疑者死亡のまま殺人容疑でさいたま地検に書類送検した。
発表によると、男は6月1日午後2時半過ぎ、同市飯原町の自宅で、鈴木さんの首を包丁で複数回刺すなどし殺害した疑い。
同署幹部によると、鈴木さんは男の母親を担当しており、これまでに男の家を複数回訪れていた。男は同日午後3時頃、「ケアマネジャーの首を切った」と110番。直後に玄関内で倒れている2人が見つかった。同署は男が鈴木さんを襲った後、自分の首も切ったとみている。
男は110番の際に「お金をだまし取られた」とも話していたが、捜査関係者によると、2人の間に金銭トラブルは確認されず、同署は男が一方的な思い込みで殺害したとみている。
見張り員複数配置も4人死亡 東武鉄道「規定では昼間作業可能」
栃木県鹿沼市の東武日光線新鹿沼駅の線路上で作業していた男性4人が、特急列車スペーシアX2号に接触し死亡した事故で、東武鉄道は20日夕、東京都内で記者会見を開いた。
東武鉄道によると、事故時、被害に遭った4人はホームから下りた線路上におり、列車見張り員が列車が来た下り方向に1人いた。他に、2人の作業員と1人の作業指揮者がいた。さらにもう1人、現場より下りに315メートルの場所に中継見張り員を配置していたという。チームは9人で、この他に、現場を確認にきた協力会社の社員がもう1人いた。
夜ではなく昼間作業をしていた理由については、「列車見張り員を適正に配置して、列車が来ることを確実に捉え、待避できるという状況を作れる場合には、昼間作業をしてもいいという規定で工事を実施していた」と語った。こうした状況下で事故を起こした原因については「調査中」とした。【木村敦彦、古瀬弘治】