財源確保、結論1年先送り=ガソリン暫定税率12月末廃止―与野党6党

自民、立憲民主など与野党6党は5日、ガソリン税の暫定税率(1リットル当たり25.1円)を12月31日に廃止することで正式合意した。軽油引取税の暫定税率(同17.1円)も2026年4月1日に廃止。物価高対策の柱とする。廃止に伴い年間で計1.5兆円の税収減が見込まれるが、焦点だった代替財源の確保は結論を1年程度先送りした。
自民、立民のほか、日本維新の会、国民民主、公明、共産各党の実務者協議で合意。臨時国会で関連法案の成立を目指す。
6党合意では、代替財源について、歳出削減や法人向けの租税特別措置(租特)の縮小、高所得者の税負担の強化を検討し、年末までに結論を出すとした。これに加え、道路などの維持管理や老朽化対策に影響が出ないよう、今後1年程度かけて安定財源の具体策を検討する。 [時事通信社]

個人情報を記載した国勢調査の「世帯一覧」を紛失 和歌山・海南市

和歌山県海南市は4日、国勢調査員が調査票を配布した世帯主の氏名などを記載した「調査世帯一覧」を紛失したと発表した。6世帯分の世帯主名や住所などが書かれていたという。県警海南署に遺失届を提出し、関係者に説明と謝罪をした。個人情報の悪用などは確認されていないという。
調査世帯一覧は、調査員が担当地区の世帯を把握するために作成。紛失した一覧には世帯主の氏名や住所、世帯員の数が記載されていた。10月29日に紛失に気付いたという。

性風俗店勤務の女性狙い違法な高利貸しか ヤミ金業者3度目逮捕へ 警視庁

性風俗店に勤務する女性らに現金を貸し違法な利息を得たとして2度逮捕されたヤミ金業者の男らについて、別の女性からも違法な利息を得たとして、警視庁が5日にも再逮捕する方針を固めたことが分かりました。
警視庁が出資法違反の疑いで再逮捕する方針を固めたのは、ヤミ金業者で韓国籍の西原甲哲こと韓甲哲容疑者ら3人です。
捜査関係者によりますと、韓容疑者らは20代の女性に対し日利0.8%の超高金利で現金を貸し付け、2024年11月、8万円の違法な利息を得た疑いなどがもたれています。
警視庁による家宅捜索の際に押収した資料などから、今回の女性の存在が判明したということです。
韓容疑者らは、ホストクラブでの売掛金の返済のために性風俗店に勤務する女性をターゲットにしていたとみられ、東京・新宿区や渋谷区の繁華街の近くに車をとめ、その中で現金の受け渡しや利息の回収が行われていたということです。
警視庁は10人以上の女性から同様の被害相談を受けていて、韓容疑者らが少なくとも3000万円ほどの違法な利息を得ていたとみて、全容解明を進めています。

近隣トラブル…30代男女が話し合おうと男の家を訪れるとバールを振り上げ脅される 暴力行為法違反容疑で無職の男(71)逮捕 北海道帯広市

4日、北海道帯広市の住宅で、近隣住人らに対し、バールを振り上げて脅したとして、71歳の男が逮捕されました。
暴力行為法違反の疑いで逮捕されたのは、帯広市の無職の男(71)です。
男は4日午後7時すぎ、帯広市の自宅玄関で、近隣住人の31歳の女性とその知人の32歳の男性に対し、バールを振り上げるなどして脅した疑いが持たれています。
警察によりますと、被害に遭った2人は、近隣トラブルの話し合いのために男の自宅を訪れたところ、さらにトラブルになり、男がバールを振り上げたということです。
警察の調べに対し、無職の男(71)は「バールを向けたかどうかははっきりしないが、腹も立っていたから2人にバールを向けていてもおかしくないと思う」と容疑を一部否認しています。
警察が、事件の経緯やトラブルについて詳しく調べています。

線路内にいた2人が特急「しなの」にはねられ死亡…4時間半後に運転再開

4日午後8時50分頃、長野県塩尻市宗賀のJR中央線の長瀬踏切付近で、線路内にいた2人が、長野発名古屋行きの特急列車「しなの」(6両編成)にはねられ死亡した。乗客と運転士、車掌の計約110人にけがはなかった。
JR東海によると、現場は洗馬―日出塩駅間。同列車は約4時間半後に運転を再開したが、上下線計6本に遅れが生じ、約290人に影響が出た。県警塩尻署が身元や事故の原因を調べている。

強い毒を持つ特定外来生物『セアカゴケグモ』岐阜県庁前の公園で見つかる メス5匹と卵のう6個でその場で殺処分

岐阜県庁前の公園で4日午後、強い毒を持つ特定外来生物「セアカゴケグモ」が見つかりました。県は、見つけても触らずに自治体などに連絡するよう注意を呼び掛けています。 県によりますと、岐阜県庁前にある公園「ぎふ結のもり」のベンチで4日午後3時半ごろ、職員がセアカゴケグモらしきクモを見つけました。 通報を受けた担当課の職員が現場を確認したところ、メスのセアカゴケグモ5匹と卵のう6個と判明し、その場で殺処分したということです。 セアカゴケグモは特定外来生物で、毒を持っているメスに噛まれると、痛みが全身に広がり、筋肉麻痺などの症状が出ることもあります。 現場近くでは、今年7月にもセアカゴケグモのメス1匹が確認されていて、県は疑わしいクモを見つけたら触らないよう呼びかけています。

《事件後の安福久美子容疑者の素顔…隣人が証言》「ちょっと不思議な家族だった」「『娘さん綺麗ですね』と羨ましそうに…」犯行を隠し続けた“普通の生活”にあった不可解な点

長年にわたり未解決だった名古屋市西区主婦殺人事件が10月31日、急展開を迎えた。発生からおよそ26年の時を経て、被疑者が殺人罪で通常逮捕されたのだ。
逮捕されたのはこの日の前日、県警に出頭してきたアルバイト・安福久美子容疑者(69)。実は、被害者の高羽奈美子さん=1999年11月13日に逝去。当時32=の夫である高羽悟さんの同級生で、面識もある人物だった。
26年目の突然の逮捕に驚きの声があがる一方で、容疑者が被害者の夫と同じ地区に長年居住していたということに衝撃を覚えた人も多いだろう。逮捕時の容疑者の自宅住所は、名古屋市の大通りに面する一軒家で、悟さんが事件後に引っ越した家から車で10分程度の距離にあった。
この自宅周辺では容疑者の目撃証言がほとんどなく、メディア各社は取材に難航しているようだ。自宅の隣で工場を営む住民も「ここは空き家だと思うよ。だって、ほとんど住人を見かけないから。安福容疑者はまったく見たことない。たまにご主人だと思われる男性を見るくらい」と首を傾げていた。
一方、事件発生時に安福容疑者が住んでいたのは別のマンションだ。事件現場から南に10キロほどの場所にあった。
「事件当時、容疑者は40代前半で既婚者。名古屋市港区の分譲マンションで夫と子供と暮らしており、学校のPTA役員や地域のこども会の仕事も担った事もあった。関係者によると、事件後は長い間その分譲マンションに住んでいた」(地元紙記者)
約10年前にこのマンションから逮捕時の住所に引っ越したこともあり、同マンションに安福容疑者に関する記憶が残っている人は少なかった。しかし「同じ時期に安福さんの隣の部屋に住んでいた」という、現在は別の地区に住む高齢男性から話を聞くことができた。
「私は2005年にこのマンションに引っ越してきたんですが、安福さんはマンションが建ったばかりの1994年頃から住んでいるようでした。家族は、旦那さんと息子さんがいたと思います。当時はもう大学生くらいじゃなかったかな……。
引っ越しの挨拶をしに行ったら、安福さんが『どうも、よろしくお願いします』っていう感じで対応してくれて、いい奥さんでしたよ。優しそうな、ごく普通の人でした。報道に高校時代の顔写真が出ていたけれど、あのまま大人にしたような雰囲気ですね。身長は160センチ前後で、少し小太りだったかな。
一度、うちにいる大学生の娘を見て『綺麗な方ですね』って羨ましそうに言っていたのが印象的だったね。娘は確かに背は高いほうでスラッとしていて、当時20歳で若くもあったからかもしれないけど……。それは妙に覚えているね」

警察官によるクマ駆除、11月中旬から開始へ 警察庁が秋田で聞き取り

警察官によるライフル銃を使ったクマの駆除に向けて、警察庁は4日、クマによる人的被害が深刻な秋田県に担当者を派遣し、県と県警から対応状況や課題の聞き取りを始めた。他県からの部隊の派遣も含めて、11月中旬から対応できるよう準備を進める方針。
県警本部での聞き取りの後、警察庁の保坂啓介・保安課長が報道陣の取材に応じ、現地のクマの状況について「非常事態だと強く印象を受けた。緊急性が高いと考えている」と述べた。県側からは「県民の安心安全の大きな脅威になっている」と説明されたという。
この日は、クマの出没状況や県と県警の連携状況を確認し、市町村長の判断で発砲できる「緊急銃猟」での対応が難しい場合などで警察が補完的に何ができるか話し合った。意見交換の前には、仙北市で緊急銃猟の現場を視察した。
警察官のライフル銃での駆除は、緊急時の措置を定めた警察官職務執行法に基づいて実施する。警察庁は今後、クマの生態や急所の把握を進め、駆除にあたる警察官は他県からの派遣を含めてどのぐらい必要なのかなどを検討していく。
また石原宏高環境相は4日の閣議後記者会見で、警察官による駆除について「ハンターの高齢化が進み、将来の人口減少を考えると、警察組織でそうしたことを行ってもらうとよいのでは」と述べた。【工藤哲、深津誠、大野友嘉子】

社民、新垣氏離党届は「無効」

社民党は4日、新垣邦男衆院議員が福島瑞穂党首宛てに郵送した離党届について「無効だ」とする談話を発表した。党規約では離党届は所属する党沖縄県連合に提出しなければならないが、「その手続きがなされていない」としている。5日の常任幹事会で新垣氏の扱いを協議する見通し。
新垣氏は2日の記者会見で、離党の意向を明らかにし、参院議員の福島党首に衆院選へのくら替え出馬を求めたものの、受け入れられなかったことを理由に挙げた。談話は「党首が衆院選に出馬しないから離党するというのはあまりに飛躍であり、真意が全く理解できない」と批判した。 [時事通信社]

家族第一の夫「返してほしい」実刑判決受け遺族が会見 首都高6人死傷事故

首都高速道路でトラックを追突させ、6人を死傷させた被告に4日、実刑判決が言い渡されたことを受け、事故の遺族らが東京・霞が関の司法記者クラブで会見した。遺族らは判決に一定の理解を示しつつも、「主人を返してほしい」と今も癒えぬ悲しみや被告に対する怒りを語った。
事故で亡くなった杉平裕紀さん=当時(42)=の妻、智里さんは判決を受け、「満足という言葉は一切言うつもりもないし、思ってもいない」と前置きしつつ「私たちが頑張ったことが伝わった、形になったかな」と口にした。
智里さんによると、裕紀さんは息子と娘のお弁当を毎朝早起きして作ったり、休みの日は家族との時間に充てたりと、家族のことを考え、一緒に過ごす時間を大切にしてくれる人だった。家族旅行では運転前に仮眠を取ってから家族を車に乗せるなど、安全運転には特に気を付けていたという。
対照的に、風邪の症状や睡眠不足がある中で運転して事故を起こした降籏紗京被告に対し、智里さんは「ただただ主人を返してほしい。それができない中で求めるものはない」と収まらない怒りを語る。
「主人が返ってこない中、苦しみが変わることはない」としながらも、大川隆男裁判長が判決言い渡しの後、「遺族の深い悲しみと怒りの陳述を何度も思い出して心に刻み、逃げることなく考え続けてほしい」と説諭したことに言及。「私たちの気持ちを言ってくれて心を打たれた」とも明かし、「同じような遺族の方々が苦しい思いをしないように、今回の判決をもって(社会を)少しずつ変えていけたらいいなと思う」と話した。
亡くなった船本宏史さん=当時(54)=の妻、恵津子さんは「どんな判決が出ようと主人は帰ってこない。今日が終わりではなく、私たちの苦しみは一生続く」と涙ながらに語った。また、全てのドライバーに対し、「ハンドルを握った時点で守らないといけない人がいることを考えて交通ルールを守ってほしい」と訴えた。(弓場珠希)