茂木氏、船舶の安全訴え=イラン外相と電話会談

茂木敏充外相は6日、イラン情勢を巡り同国のアラグチ外相と電話で約30分間会談した。事実上封鎖されたホルムズ海峡に関し、日本関係船舶を含む全ての船舶の安全確保を要求。事態の早期沈静化や停戦協議を含む関係国との外交的取り組みに真摯(しんし)に向き合うよう求めた。アラグチ氏は現状やイランの立場を説明した。
茂木氏はイランに拘束された邦人1人の早期解放を求め、アラグチ氏は「重く受け止める」と回答した。
茂木氏はパキスタンのダール副首相兼外相ともイラン情勢について電話会談した。パキスタンの仲介努力に敬意を示し、ダール氏は現在の取り組みを説明。両氏は意思疎通の継続で一致した。 [時事通信社]

自民党員数 高市総理の地元・奈良で2万人以上増加 全国では3年連続の減少

自民党は昨年末時点の全国の党員数が100万3298人だったと発表しました。3年連続で減少した一方、高市総理の地元・奈良県では2万人以上増加しました。
自民党が6日発表した2025年末時点の全国の党員数は100万3298人で、前の年からおよそ2万5000人の減少となりました。
一方、高市総理の地元・奈良の県連では、総理の人気を背景に党員が2万人以上増え、前の年と比べておよそ2.3倍に増加しました。
ただ、全国の党員数の減少について、自民党の鈴木幹事長は去年の段階では「今以上に“政治とカネ”の問題や政治不信が強くあった」としたほか、「参議院選挙などで大幅に国会議員の数が減り、党員獲得に力が回らなかった」と指摘しました。
そのうえで党の目標である「党員の120万人確保」に向けて、今年2月の衆議院選挙で当選した議員らを中心に党員の獲得に向け、努力していく考えを示しました。

東国原氏、9日に出馬表明へ 宮崎県知事選

元宮崎県知事の東国原英夫氏が、9日に記者会見し、来年1月の任期満了に伴う県知事選に出馬する意向を正式表明することが分かった。複数の関係者が6日、明らかにした。5選を目指す現職河野俊嗣氏と事実上の一騎打ちとなる見通し。
東国原氏はタレントを経て、2007年から1期4年、知事を務めた。在任中はマンゴーなど県産品のトップセールスで全国から注目を集めた。当時、河野氏が副知事を務めていた。

「心の整理つかない」 家族5人犠牲の遺族 新名神6人死亡事故

三重県亀山市の新名神高速道路下り線のトンネル内で大型トラックが乗用車に追突し子ども3人を含む計6人が死亡した事故で、県警は6日、6人の身元を明らかにした。司法解剖の結果、いずれも事故の衝撃で頭などを強く打ったことが死因だった。
県警によると、亡くなったのは静岡県袋井市の会社員、松本幸司さん(45)▽会社員の妻恵梨子さん(42)▽小学5年の長女莉桜さん(11)▽小学2年の長男壮真さん(8)▽次女彩那さん(5)――の家族5人と、別の乗用車を運転していた埼玉県草加市の団体職員、高峰啓三さん(56)。
松本さん一家は関西方面に観光に行く途中だったとみられ、幸司さんは運転席から車外に投げ出された状態で見つかった。一方、高峰さんは仕事先から兵庫県内の家族の元へ帰省する途中だったとみられる。
松本さんの遺族は代理人弁護士を通じ、「深い悲しみの中におり、心の整理がつかずにいる状況です。まずは静かに向き合う時間をいただきたいと思います」とのコメントを出した。また、高峰さんの妻も「あまりに突然夫を失い、戸惑いと悲しみの中にあります」とのコメントを出した。
事故は3月20日午前2時20分ごろ発生。県警によると、大型トラックが渋滞の最後尾にいた松本さんの車に追突し、その衝撃で前にいた高峰さんの車を巻き込む玉突き事故が起き、松本さんの乗用車から出火したとみられる。遺体はいずれも焼損しており、県警はDNA鑑定などで身元を特定した。
当時、現場付近は工事に伴い制限速度が50キロに規制されていた。県警は、大型トラックを運転していた水谷水都代容疑者(54)=自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕=がスピード超過して追突したとみて捜査している。【長谷山寧音】

【また高額被害】警察騙る特殊詐欺 大阪府の女性が約3億円被害 別の特殊詐欺事件の被害金約12億円の“マネロン”にも加担させられたか

大阪府警は6日、府内に住む70代の女性が警察官などを騙る特殊詐欺で約3億円分の暗号資産をだまし取られたと発表しました。女性は、別の特殊詐欺事件でだまし取られた被害金約12億円のマネーロンダリング(資金洗浄)にも知らぬ間に加担させられていたということです。
警察によりますと、2025年10月から12月にかけて、府内に住む70代の自営業の女性のもとに、石川県警の警察官や検察官を名乗る男らから、「あなた名義の通帳とカードが悪用されています。逮捕した容疑者は、あなたが口座を売り飛ばした犯人だと言っている。身の潔白を証明するために資産調査に協力してください」などと電話がありました。女性は男らの指示通り、購入した暗号資産約3億円分を34回にわたって送金し、だまし取られたということです。
さらに女性は、『身の潔白を示すため』とそそのかされ、口座に入金や送金が問題なくできるかどうかを確認するよう仕向けられ、入金されてきた約12億円を暗号資産に交換し、詐欺グループに送金したということです。
実はこの12億円は、愛媛県に住む80代の女性が警察官などを騙る男らからだまし取られた現金で、女性は知らぬ間にマネーロンダリングに加担させられていたということです。
約12億円の被害額は全国で発生した特殊詐欺事件の中で、過去最悪だということです。
警察は2つの事件に同じ詐欺グループが関わっているとみて、マネーロンダリングされた金の流れなどを詳しく調べています。

高市首相「その手は桑名の焼きはまぐり」=しゃれ言葉で質問かわす―参院予算委員会

「その手は桑名の焼きはまぐりでございます」。高市早苗首相が6日の参院予算委員会で、江戸時代のしゃれ言葉を使って「その手は食わない」と野党の質問をかわす場面があった。2026年度予算案の国会審議が終わりに近づき、肩の力が抜けつつあるとの見方も出ている。
国民民主党の足立康史氏は26年度補正予算案の編成を直ちに指示するよう迫り、「野党に配慮する必要はない。そういうのを55年体制と言う」と挑発。首相はこれをしゃれ言葉でいなし、「26年度当初予算が成立しないうちに補正予算の話をすることはない」と語った。 [時事通信社]

辺野古転覆に京都府知事「安全管理どうなっていたのか」 府は学校側に複数回聞き取り実施

沖縄県名護市辺野古沖で抗議船が転覆し、研修旅行中の同志社国際高校(京都府京田辺市)の女子生徒(17)が死亡した事故で、私立学校を所管する京都府の西脇隆俊知事は6日の記者会見で、学校側への聞き取りを複数回実施したことを明らかにした。
西脇氏は同校への調査について「安全管理の面でどうなっていたのか。文部科学省の指導も受けながら対応したい」と説明。「引率の先生が(船に)乗っていなかったとか、保護者に詳細なスケジュールが示されていなかったとか、安全管理の規定の不備など課題はたくさんある」と指摘し、「これからもっと色々なものが出てくる可能性がある」とした。
府はこれまで学校側に複数回聞き取り調査を実施している。西脇氏は同校の安全管理などの実態解明が「全国にもつながっていくこと」との認識を示し、「責任の所在を明らかにするためにも、研修旅行での意思決定の過程などさまざまなことを聞いている」と話した。

都営バスの50代運転手が停留所で意識失う、ガードレールに接触し停止…けが人なし

6日午前9時55分頃、東京都江戸川区江戸川の「今井停留所」で、停車していた都営バス(乗客23人)が動き出し、1~2メートル先のガードレールに接触して停止した。50歳代の運転手が意識を失っており、乗客の1人が「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」の非常ブレーキボタンを押した。けが人はいなかった。
都交通局によると、バスは葛西駅前(江戸川区)から新小岩駅前(葛飾区)へ走る「新小22系統」。運転手が意識を失ってブレーキが緩み、バスが動いたとみられ、接触直前には時速3キロ程度で走行していた。
運転手は病院に搬送され、命に別条はない。始業時の点呼では問題はなかったといい、同局などが原因を調べている。
EDSSは、運転席後部などに設置されたボタンを乗客らが押して停車させるとともに、ハザードランプの点滅や大音量のクラクションで車外に異常を知らせる仕組み。

26年度予算、7日成立 採決前の質疑で与野党合意

2026年度当初予算案が7日の参院本会議で成立する見通しとなった。自民、立憲民主党の参院幹部は6日、高市早苗首相出席の集中審議と、採決に先立つ締めくくり質疑を7日の参院予算委員会で実施する日程で合意した。与党は参院で少数だが、日本保守党や無所属3人が賛成方針のため過半数に達する見込み。当初予算案一般会計の歳出総額は122兆3092億円で、過去最大。予算成立が年度をまたいで4月にずれ込むのは15年以来11年ぶり。
自民の磯崎仁彦参院国対委員長と立民の斎藤嘉隆国対委員長は6日、国会内で断続的に協議。斎藤氏は、参院予算委への出席要求があれば応じる意向を示した5日の首相のX(旧ツイッター)投稿に触れ、追加の集中審議を要求した。磯崎氏は、予算成立後に可能な限り早期に実施するとの考えを伝え、両氏が折り合った。

天皇ご一家、福島で供花 原発立地の双葉町を訪問

天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは6日、東日本大震災から15年に際して復興状況を視察するため、福島県を訪問された。事故を起こした東京電力福島第1原発が立地する双葉町に入り「東日本大震災・原子力災害伝承館」で供花して犠牲者を追悼した。
1泊2日の日程で、原発から20キロ圏内にある富岡町、大熊町、浪江町を巡る。原発は双葉町と大熊町にまたがり、天皇が立地自治体を訪問するのは事故後初。愛子さまにとって東日本大震災の被災地訪問は初めてで、同行は両陛下の意向を踏まえて決まった。
ご一家は6日、新幹線で福島駅に到着し、車で双葉町に移った。町では津波や災害関連死などで約180人が亡くなり、ご一家は伝承館に設けられた供花台に白い花束を手向けて深々と一礼した。
館内で原発事故直後を再現したジオラマや、周辺自治体の除染の進捗、避難状況など長期化する原子力災害の影響を伝える展示を見て回る。
引き続き、被災者らと懇談する予定。この日は災害対応拠点となった「Jヴィレッジ」に宿泊する。
7日は、富岡町で津波被害の展示を視察する。