《約20年を経て再注目》中川昭一・元財務相「酩酊会見」の真相を追う 背景にあった財務省との緊張関係「中川さんの後任として、財務省に都合のいい大臣が誕生したのは事実」との指摘

日本の財務大臣が世界に醜態を晒すという前代未聞の「酩酊会見」が、20年近い時を経て再び世間を騒がしている。2009年、ろれつが回らない状態で会見に臨んだ中川昭一・元財務相について、妻が突如、〈今でも疑問に思います〉とSNS上で暴露し、大きな波紋を広げた後に投稿が削除された。一体、何があったのか。妻の肉声や当時の状況をよく知る人物の証言を頼りに真相を追った。【前後編の前編】
事実無根の「虚偽情報」
読売新聞が異例の”反論記事”を掲載した。
〈読売新聞グループ本社は30日、本紙の元経済部記者についてSNS上で流布・拡散されている情報が、国会答弁や記者会見の客観情報から、事実無根であることを確認した〉(3月31日付朝刊社会面)
そのSNSの情報とは、中川郁子・元自民党代議士が死別した夫・昭一氏の酩酊会見について綴ったフェイスブックへの投稿だ。現在は削除されているが、読売はその内容の一部をこう書いている。
〈問題の虚偽情報は、2009年2月、中川昭一元財務・金融相(故人)がローマで開かれた先進7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議の閉幕後、ろれつが回らない状態で記者会見し、その後辞任した問題を巡るもの。SNS上では、記者会見の直前、当時の財務省国際局長が中川氏をランチに誘い、そこに本紙記者らが同席。本紙記者から「記者会見がなくなったのなら、この薬を飲んで食事のあと、ゆっくり休んだら」と言われ、中川氏は渡された薬を飲みワインを一口飲んだ、とされている〉
そのうえで、中川氏自身の「風邪薬をふだんより多めに飲んだ」という国会答弁や当時の官房長官らの説明、朝日新聞や毎日新聞の報道内容まで列挙し、〈本社は、虚偽情報の拡散は放置できないため、目に余る投稿の削除を求める法的措置を検討する〉と紙面を使って警告したのだ。
酩酊会見と聞いて、あの時の衝撃的な光景を思い出す人は多いだろう。
今から17年前、”日本の恥”として一つの映像が世界を駆け巡った。当時の麻生内閣で財務相を務めた中川氏がリーマンショック後の経済秩序を協議したG7財務相会議後の記者会見にろれつが回らない”酩酊状態”で臨み、猛批判を浴びて大臣を更迭された事件だ。
会見の映像は世界に発信され、辞任に追い込まれた中川氏は半年後の総選挙で落選。大敗した麻生内閣は退陣し、民主党政権が誕生した。中川氏は総選挙のわずか35日後に世田谷区の自宅で亡くなっているのを発見された。遺書はなかった。

ひき逃げ事件で女性(22)が重傷 黒色のワンボックスカーの行方追う

5日夜、愛知県豊明市で横断歩道を渡っていた女性が車にひかれ、大けがをしました。車は現場から逃走していて、警察はひき逃げ事件として行方を追っています。
きのう午後11時過ぎ豊明市前後町の信号交点で、「ワンボックスカーと女性の事故」と事故を目撃した男性から消防に通報がありました。
警察によりますと、横断歩道を渡っていた22歳の会社員の女性が右折してきた黒色のワンボックスカーにひかれ、顔や肩の骨を折る重傷です。
黒色のワンボックスカーが現場から逃走していて、警察はひき逃げ事件として行方を追っています。現場は片側3車線の市道と国道一号線が交わる信号交差点で名鉄前後駅から300メートルほど離れた場所でした。

76歳と47歳の母子が近所に住む面識のない男性(60)を熊手や杖で殴る 北海道・釧路市

北海道・釧路警察署は2026年4月5日、住所・職業・年齢すべて自称の釧路市に住む無職の女(76)とその娘である女(47)の親子を傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
4月5日午後8時半ごろ、釧路市内にある団地敷地内で、面識のない男性(60)の腕を、女(76)は熊手で、女(47)は杖で殴り、けがをさせた疑いが持たれています。
男性は右腕に皮下出血のけがをしました。
警察によりますと、女2人と男性は同じ団地に住んでいましたが、面識はないということです。
男性から「2人組が棒を振り回して暴れている」との通報を受けて駆け付けた警察官の目の前で、女(76)が男性に暴行を加えたため、警察官がその場で逮捕しました。
調べに対し女(76)は「右手に持っていた熊手を使って相手の右腕を一回叩いた」と、女(47)は「持っていた杖を使って相手の頭か背中を叩いた」と容疑を認めています。

「特区民泊」申請、不認定は1件のみ 1万件超ほぼ全て審査通過

全国7府市区町が導入している「特区民泊」を巡り、制度開始から2026年1月末までにあった1万件超の申請のうち、「不認定」とされたのは1件で、ほぼ全件が審査を通過していたことが判明した。特区民泊はインバウンド(訪日客)の宿泊施設不足の解消を一つの目的として始まったが、規制緩和策のため審査基準が過度に甘くなっている可能性がある。特区民泊周辺では騒音やゴミ出しへの苦情が相次いでおり、審査のあり方が問われる事態になっている。
民泊施設は、旅館業法、住宅宿泊事業法(民泊新法)、国家戦略特区法(特区民泊)のいずれかに基づいて運営される。
このうち特区民泊は、2泊3日以上の最低宿泊日数▽25平方メートル以上の居室▽近隣住民への事前説明――といった要件を満たす必要があるが、旅館業法よりハードルが低く、営業日数に制限がある民泊新法よりも収益性が高いとされる。16年1月に東京都大田区が先駆けて導入し、今は大阪府、大阪市、北九州市、新潟市、千葉市、岡山県吉備中央町で申請が可能だ。
全国の特区民泊の約9割に当たる7930施設が集中する大阪市では、16年10月の申請受け付け開始から26年1月末までに1万814件の申請があった。このうち99・4%に当たる1万754件が審査を通過。不認定とされたのは1件で、居室の床面積が基準を満たしていなかった。他に事業者側が自ら申請を取り下げたケースが59件あった。
大阪市に次いで特区民泊が多い東京都大田区は26年1月末までに413件を認定した。不認定はなく、事業者側の申請取り下げを除いて全申請を認めていた。これまでに申請の実績がない吉備中央町以外の自治体も全申請を認定したと取材に回答した。
一方、大阪市では新型コロナウイルス禍が収束した23年度以降、特区民泊への苦情件数が急上昇。22年度は126件だったが、25年度は26年1月末現在で956件に達し、過去最多を更新した。このため市は特区民泊の新規申請の受け付けを5月29日で停止し、悪質な事業者に対して認定の取り消しを含めた行政処分を科す方針を打ち出している。【飯塚りりん】

機動隊員輸送する大型バス、常磐道で横転…目撃者「警察の車両だったので一層びっくり」

5日午後0時15分頃、茨城県笠間市の常磐道下り線の友部ジャンクション付近で、奈良県警機動隊を輸送する大型バスが横転した。隊員13人が乗車していて、男性隊員4人が軽傷を負った。東日本大震災で被災した福島県を訪問される天皇ご一家の警護に向かっていた。
茨城県警高速隊によると、現場は片側3車線。大型バスは車体左側を下にして横転して右側2車線をふさいだが、通行止めはなかった。本線に合流してきた別の車両との接触を避けようとして横転したという。
常磐道を走行中に事故現場を目撃した茨城県石岡市の不動産会社役員の男性(56)は「大型バスが横転していると思ったら、警察の車両だったので一層びっくりした」と話していた。

死亡男性の車、PAで2台が囲む 東名、暴行受け連れ去られたか

愛知県豊川市の病院敷地で倒れていたイラン国籍の男性が死亡した事件で、男性が連れ去られたとみられる東名高速道路の新城パーキングエリア(PA)で車2台が男性の車を囲むように止まっていたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。豊川署捜査本部は男性がうち1台に乗せられ病院に運ばれたとみて、関与した人物の行方を追っている。
捜査本部などによると、亡くなったのはイラン国籍の住所、職業不詳アリレザ・シャーモラーディーさん(41)。3日午前0時35分ごろ、新城PAで男性らが口論し、暴行を受けた人がいると通報があった。シャーモラーディーさんは複数の男から鈍器のようなものなどで激しく暴行を受けた後、車で連れ去られたとみられる。

天皇ご一家、6日から福島ご訪問 即位後の被災3県ご視察は初めて 震災発生15年

天皇、皇后両陛下は6日から、1泊2日の日程で福島県を訪問される。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から15年の節目に犠牲者を追悼し、被災者と交流される。震災で甚大な被害を受けた福島、宮城、岩手の3県に、被災地視察を主な目的として両陛下が足を運ばれるのは即位後初。両陛下は3月、岩手、宮城両県訪問を風邪で延期された。宮内庁などが日程を調整する。
天皇陛下は皇太子時代に皇后さまと被災地を幾度もご訪問。即位後の新型コロナウイルス禍ではオンラインも活用し被災地に心を寄せられた。
陛下は大災害の教訓を継承する重要性に度々ご言及。今回の訪問には、両陛下の長女、敬宮(としのみや)愛子さまも同行され、側近は「両陛下は、災害の記憶や教訓を若い世代にも継承してほしいと強く願われている」と話す。

【速報】京都府知事選 現職の西脇隆俊氏が3選

任期満了に伴う京都府知事選挙で、自民・中道・国民・立憲・公明の5党が推薦した現職の西脇隆俊さんが3度目の当選を果たしました。
西脇さんは70歳。復興庁の事務次官などを経て、8年前の京都府知事選で初当選しました。
今回の選挙戦では「子育て環境日本一」の実現や、若者・現役世代に選ばれる街づくりを掲げて戦い、与野党5党の推薦に加え経済界や連合京都のバックアップもあり、幅広い支持を集めました。
一方、諸派で元参議院議員の浜田聡さん(48)や共産推薦で大学名誉教授の藤井伸生さん(69)は、北陸新幹線の延伸について、それぞれ京都市中心部や府内を通るルートに反対などを訴えましたが、及びませんでした。

立ち上る黒煙と炎…福岡・岡垣町で廃材燃える火事 産廃処理業者の敷地から出火

5日午後、福岡県岡垣町で廃材が燃える火事があり、5日午後7時時点で消火活動が続いています。
5日午後2時すぎ福岡県岡垣町糠塚で、産業廃棄物を処理する業者の敷地から火が出ました。
警察によりますと、プラスチックの廃材が燃えていて、5日午後7時時点で鎮火のメドはたっていません。
今のところ、ケガ人の情報はありません。

毎年3000人が死亡…福岡市で子宮頸がん検診呼びかけ 福岡県の受診率は全国平均以下

4月9日の子宮の日を前に、福岡市で5日、子宮頸がんの検診が呼びかけられました。
福岡市の天神中央公園では医療関係者およそ20人が子宮頸がんの検診を呼びかけるチラシを配りました。
日本では毎年およそ1万人が新たに子宮頸がんと診断され、およそ3000人が命を落としています。
初期は自覚症状がほぼないため、早期発見には定期的な検診がカギとなりますが、福岡県の受診率は42.6%と全国平均を下回っています。
■福岡県細胞検査士会小材和浩 会長
「子宮頸がんは早期に発見できるがんです。まずは20歳以上の方に検診を受けていただきたいです」
国は20歳以上の女性に、2年に1回の子宮頸がん検診を呼びかけています。