重要インフラなどに対するサイバー攻撃の脅威が増す中、行政機関の情報システムのセキュリティー対策について会計検査院が調べたところ、12機関の58システムで脆弱(ぜいじゃく)性対策が取られていなかったことが12日、分かった。検査院は国の基準に基づく対策を講じるよう求めた。
国のサイバーセキュリティー対策は、7月に「内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)」を改組して発足した「国家サイバー統括室」などが統一基準を設けている。
検査院は2021~23年度、中央省庁など40機関の356システムを対象にセキュリティー対策の実施状況を調査した。その結果、第三者が侵入し重要な情報を窃取、破壊するといった攻撃を防ぐため、基準で定めるアクセス権限やパスワード認証機能の管理などが不適切だった。 [時事通信社]
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市議が「仕事する気ないのか」と議会で職員批判…傍聴の中学生に「こういう大人になってはいけないよ」
香川県三豊市の横山強市議(76)が11日の市議会一般質問で、「職員は仕事をする気がないのか」など不適切な発言を繰り返し、丸戸研二議長から注意を受けた。議場では当時、授業の一環で訪れた市内の中学生ら計約60人が傍聴していた。
質問のため演台に立った横山市議は、公共施設の工事現場から出た廃棄物に関する市の処分方法を批判した後、生徒らに向かって「大人になっても、こういう人になってはいけないんだよ」と発言した。
学校の解体工事で出た金属などの売却方法に反対する発言をした際には、市職員に向かって「職務に対する勉強が足りないのか、やる気がないのか、仕事をする気がないのか。私も愛想が尽きている」。その後、一方的に「議場で約束したことをほごにした」と述べ、「あなたたちがやっていることは違法だ」と断じた。
職員3人を連れて病院の改修工事の状況を点検したとも述べ、丸戸議長から「我々は(職員に対する)指導監督権も執行権も持ち合わせていない。発言は良識の範囲内で」と注意された。
「うそを言うのはやめなさい」「勘違いしたらいかんよ」「もっと自覚を持って仕事を」など個人攻撃に当たる発言も目立った。
市関係者によると、横山市議は10日の議場でも市幹部から受け取った書類を破った後、威圧的な発言をしたという。
仕事でミスした罰 排泄物入り即席食品食べさせる、陰部をアルミ巻き感電 同僚3人を逮捕
排泄(はいせつ)物を混ぜたインスタント食品を元同僚の30代男性に無理やり食べさせるなどしたとして、大阪府警浪速署は12日、強要や暴行の疑いで、大阪市浪速区日本橋西の自営業、山下諒容疑者(37)ら男3人を逮捕、送検したと発表した。
他に逮捕、送検されたのは、名古屋市熱田区一番の無職、橋本充輝(あつき)容疑者(24)と住居不定の無職、竹内孔志(こうし)容疑者(29)。当時3人と被害男性は同じトレーディングカード販売店で勤務していた。
送検容疑は2月、3人で共謀し、大阪市浪速区の路上で男性に「目突くで。早うせい時間がない」などと脅して排泄物を入れたインスタント食品を無理やり食べさせたほか、別の日には店内で男性の陰部にアルミホイルを巻いた上でコンセントに差し込ませて感電させたなどとしている。
同署によると、ほかにも山下容疑者は路上に落ちていた排泄物を食べさせたとする強要容疑などで、橋本容疑者はライターにアルコールスプレーを吹き付けて男性に火を向けたとする暴行容疑でも送検されている。
調べに対し、山下容疑者は黙秘や否認し、橋本容疑者は一部の容疑を否認。竹内容疑者は容疑を認めているという。
同署によると、容疑者の供述から、被害男性が仕事でミスをした罰として暴行が始まり、次第にエスカレートしたとみられる。別事件の捜査で、容疑者のスマートフォンを調べたところ、行為の一部が動画として残っており、発覚したという。
「減税か給付か、兆し見えない中、自治体が実行するために交付金」兵庫県・斎藤知事が補正予算案を発表 カメムシ対策や防犯カメラ設置補助も含む61億円規模
兵庫県の斎藤知事が9月の補正予算案について説明しました。
61.4億円規模で、半分強の35億円はダムや道路といった公共事業に関するものですが、物価高対策やカメムシ対策、防犯カメラの設置補助なども含まれています。
農業者に対する支援、干ばつ応急対策支援として1.1億円を計上しました。農業用水の確保を支援するため、ポンプ設置の支援などを考えているということです。
カメムシ対策には2000万円。カメムシが食べて米や酒米に斑点ができる被害が相次いでいて、一斉防除する際の費用を支援するということです。
防犯カメラ整備には1000万円。地域の防犯カメラ設置の需要に応えて支援する計画で、1台12万円のカメラの3分の1(4万円)を補助し、新たに計250台の設置を支援するということです。
物価高対策について斎藤知事は、「物価高騰対策は国がしっかりやっていただくのが大事だと思いますが、減税か給付か、兆しが見えない中でできることは、自治体が創意工夫の中で実行するための交付金をいただくことが大事」と話しました。
補正予算案は9月議会に上程されます。
天皇ご一家、長崎市の平和公園で原爆落下中心地碑に供花
長崎県を訪問中の天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは12日午後、長崎市の平和公園を訪れ、原爆落下中心地碑に供花された。
ご一家は午後3時半頃、車で平和公園に到着。碑に向かってゆっくり進んだ後、テッポウユリなどの白い花束を碑の前に供え、深々と拝礼された。
この後、長崎原爆資料館を視察し、被爆者や伝承者と懇談される。懇談には、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)代表委員の田中重光さん(84)が出席する予定になっている。
ご一家は東京・羽田発の特別機で正午過ぎに長崎県入りされた。今回の両陛下の訪問は、第40回国民文化祭と第25回全国障害者芸術・文化祭への出席に合わせたもので、戦後80年にあたり慰霊や被爆者らとの懇談に臨まれる。愛子さまの長崎訪問は初めて。
直接証拠なき殺人、2審も懲役16年 7年前に大阪・羽曳野で男性刺殺
大阪府羽曳野市の路上で平成30年2月、隣人女性の交際相手の男性を殺害したとして殺人の罪に問われ、1審大阪地裁の裁判員裁判で懲役16年の判決を受けた山本孝被告(49)の控訴審判決公判が12日、大阪高裁で開かれた。小森田恵樹裁判長は「認定・判断はおおむね相当」として1審判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。
男性は韓国籍の崔喬可(さいきょうか)さん=当時(64)。30年2月17日夜、女性宅近くの駐車場に車を止めた直後、路上で何者かに背後から刃物で刺されて死亡した。被告は4年後に逮捕されたが、直接証拠はなく、一貫して無実を訴えていた。
小森田裁判長は判決理由で、現場付近のドライブレコーダー映像によると、袋小路の突き当たりにある被告宅付近のセンサーライトが点灯した後、被告宅方向から何者かが現場付近に現れて事件が起きたとし、被告が犯人だと「強く推認される」と指摘した。
さらに犯人は付近住民だと考えるのが自然で、被告が隣人とトラブルを抱えており、殺害の動機がある一方、被告の犯人性を否定する十分な根拠はないとし、「被告以外に真犯人がいるという合理的な疑いは残らない」と結論付けた。
「ポスト石破」候補で“野党争奪戦”が勃発…総裁選出馬表明の小林鷹之氏も歩み寄り姿勢の意外
自民党総裁選が異例の展開になっている。
「コバホーク」こと小林鷹之元経済安保相が11日、総裁選への出馬を表明。同日の勉強会後、報道陣の取材に応じ、16日にも会見を開いて経済政策などを説明すると明かした。
ポイントは、野党に歩み寄る姿勢を見せたことだ。野党が主張する消費税減税について考えを聞かれ「消費税を含めて、さまざまなアプローチがある。聖域を設けることなく検討し、野党と誠実に向き合っていく」と強調したのだ。
野党と距離を詰めているのは小林氏だけじゃない。前日に出馬表明した茂木敏充前幹事長も「新たな連立の枠組みを追求する」と話し、国民民主党と日本維新の会の名を挙げていた。野党をことごとくバカにしていた自民が、ここまで歩み寄る理由は明白だ。
「衆参共に少数与党のため、今後、国会運営するには野党の協力が不可欠。新総裁には一部野党との連立交渉や、連立しないまでも調整する能力がなければ国会運営がままならない。そのため、野党と調整できるか否かが総裁選の争点になっている。野党との近さがアピールポイントになっているのです」(永田町関係者)
「野党争奪戦」の様相だが、一歩リードしているのは小泉進次郎農相だ。後ろ盾の菅義偉元首相は維新と親密。進次郎氏も大阪・関西万博の視察で、維新代表の吉村洋文府知事と行動を共にし、蜜月ぶりを見せつけた。さらに、もう一人の後見役、森山裕幹事長は維新のみならず立憲民主党とのパイプも持つ。
「進次郎さんは10日には国民民主の榛葉幹事長と面会。農相として榛葉さんの地元・静岡での竜巻被害について陳情を受けた。榛葉さんが『総裁選に出ないんですか』と聞くと進次郎さんは『ふふふっ』と思わせぶりな態度を取った。お互いに蜜月ぶりをアピールした格好です」(官邸事情通)
野党とのパイプの太さは随一というわけだ。
総裁選レースは進次郎農相が一歩リード
来週にも出馬表明するとみられる林芳正官房長官も9日夜、維新の馬場伸幸前代表と会食。維新の連立入りなどについて協議したとみられている。“オレも維新と話ができる”と強調した格好だ。
「会食を仲介したのは、落選中ながら、菅元首相、馬場前代表と近い武田良太元総務相。彼の政界人脈は広いが、麻生太郎最高顧問とは犬猿の仲。この一件だけで、麻生派議員は『林はダメだ』となりかねない。林さん自身は総裁選勝利にかなり手応えを感じているようだが、功を焦った可能性がある」(維新関係者)
一方、11日出馬表明した小林氏は野党に秋波を送ったものの「パイプはほぼゼロ」(野党幹部)だという。それどころか「発言が慎重で社交性もイマイチ」(同前)。野党争奪戦で出遅れている。
さらに絶望的なのはタカ派の高市早苗前経済安保相だ。
「高市さんは、民主党政権を『悪夢』と評した安倍元首相のシンパ。野党議員とはほとんど接点がなく、ハッキリ言えば嫌われている。総理総裁になっても協力を得られず、行き詰まるとみられています」(野党関係者)
麻生氏は財務相時代、国会で「我々は野党と仕事しているんじゃない」と暴言を吐いていたが、これが自民の本音だろう。今さら、野党との蜜月アピールとはしらじらしい限りだ。
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ポスト石破をめぐる各候補の動きや思惑については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。
「一切ない」自民・埼玉県連幹事長の小谷野五雄県議、党費の私的流用疑惑を会見で否定
自民党埼玉県連幹事長の小谷野五雄県議(69)が、県連の党費を私的流用した疑いで役職の一時停止措置を受けた問題で12日、小谷野氏が会見を開き、「私的に使うなど一切ない」と述べ、流用を否定した。疑惑を受けた原因として県連事務局のミスとし、今後は領収書のチェック体制を変えていくとした。
小谷野氏は会見の冒頭、「今回の件で県民の皆さまにご心配をおかけしたことを心よりおわび申し上げます」と陳謝。一方、疑惑を招いた原因として、「事務局が領収書をちゃんとチェックしてくれていると思っていた」などと述べた。
小谷野氏によると、幹事長に就任した令和元年、幹事長の経費をそれまでの渡し切りから領収書による精算に変更。以降は事務局に行った都度、自分で確認することなく領収書を事務局に渡していたという。
小谷野氏は疑惑を招いたものについて、「混入していた日用品などの領収書が、事務局ではじかれずに精算されたもの」との見解を示し、「意識的なものではない」と強調した。
小谷野氏によると、流用疑惑は7月末に衆院議員の柴山昌彦県連会長(59)から呼び出しを受けて指摘された。この席上、疑義があるとされたのは100万円弱で、8月末には返済のために県連に持参したが受け取りを拒否され、その後供託したという。
また、幹事長職の一時停止措置については受け入れておらず、今後の調査については「公平性、中立性、客観性のある第三者委員会なら全面的に協力する」とした。
小谷野県議は幹事長在職中に、女性用バッグやキャットフードの購入費などの領収書を県連に提出していたことが指摘されており、県連は調査委員会を立ち上げて2~7年に提出された約2千900万円分の領収を調べている。
尖閣諸島・南小島沖の領海に中国海警局の船4隻が相次ぎ侵入…8月5日以来
第11管区海上保安本部(那覇市)によると、12日午前9時59分頃から午前10時16分頃にかけて、沖縄県石垣市の尖閣諸島・南小島沖の領海に中国海警局の船4隻が相次いで侵入した。いずれも砲を搭載し、同日午前11時43分頃までに領海から退去した。同日正午現在、尖閣諸島・久場島沖の接続水域を航行している。海警船の領海侵入は8月5日以来。
羽田空港のA滑走路が再開 補修工事終わる
国土交通省東京空港事務所によりますと、12日午後1時前、羽田空港のA滑走路の一部の舗装が剥がれているのが、確認されたということです。A滑走路は補修工事のため一時閉鎖されましたが、午後2時前に工事が終わり、さきほど、再開したということです。
原因は分かっていませんが、えぐられるように舗装が剥がれていたところもあり、11日の落雷が原因の可能性もあるということです。