大麻を含む植物片0.4グラムを所持したとして、警視庁薬物銃器対策課は4日までに、麻薬取締法違反の疑いで、俳優清水尋也容疑者(26)=東京都杉並区=と、同居する20代の女を再逮捕した。警視庁によると、清水容疑者は「吸うために持っていた」と容疑を認めている。
清水容疑者は同課に、米国に留学していた20歳ごろ、招待されたホームパーティーで初めて使用したと説明。「日本で吸ったのは、高揚感やリラックス感を味わいたいと思ったから」と供述、今年は1カ月に数回ほど吸っていたと話している。
2人の再逮捕容疑は3日、杉並区の清水容疑者らの自宅で大麻を含有する植物片0.4グラムを所持した疑い。
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青木被告「黙秘します」=刑事責任能力など争点―4人殺害で初公判・長野地裁
長野県中野市で2023年5月、住民女性と警察官の計4人が殺害された事件で、殺人などの罪に問われた青木政憲被告(34)の裁判員裁判の初公判が4日、長野地裁(坂田正史裁判長)であった。青木被告は罪状認否で「黙秘します」と答え、弁護人は本人の意思を尊重し、起訴内容や刑事責任能力について「争う」と述べた。公判では責任能力や量刑が争点となる見通し。
検察側は冒頭陳述で、青木被告が事件の約1年前から、自宅付近を散歩する女性2人が「(独り)ぼっち」「きもい」などと話していると妄想を抱いたと指摘。事件当日も2人を見かけ激高して殺害した上、駆け付けたパトカー車内に発砲するなど警察官2人を殺害したとした。被告は当時妄想症を患っていたものの、直接的な影響はなく完全責任能力があると主張した。
一方、弁護側は、青木被告は統合失調症の影響で心神耗弱状態にあったなどと反論した。
検察側は証拠調べで、青木被告が凶器の大型ナイフを同年4月にインターネットで購入し、事件2日前に鋭利に研いで両刃にしたと明らかにした。 [時事通信社]
自転車「ながらスマホ」は反則金1.2万円 警察庁ルールブック公表
自転車の交通違反に「青切符」を交付して反則金を納付させる新たな制度が2026年4月に導入されるのを前に、警察庁は4日、取り締まりの対象や考え方をまとめたルールブックを公表した。運転中にスマートフォンを使う「ながら運転」など悪質で危険な違反については、警察官による指導・警告なしに即座に青切符を交付する。
改正道路交通法の施行に伴って反則金が設定されるのは、16歳以上による113種類の違反で、額は3000~1万2000円。取り締まりは従来通り警察官による指導・警告が基本だが、悪質で危険な運転は指導・警告を経ずに直ちに青切符を交付して摘発する。
違反自体が悪質で危険だとして直ちに青切符での摘発となるのは、スマホを持って画面を注視したり、通話したりする「ながら運転」(反則金1万2000円)と「遮断踏切立ち入り」(同7000円)、ブレーキを備えていないなどの「制動装置不良」(同5000円)の3種類。
違反の結果、交通への危険を生じさせたり、事故の危険が高まったりする場合も一発で青切符での摘発となる。信号無視で交差点に進入し、他の車両に急ブレーキをかけさせるなどの運転が該当する。傘を差しながらの一時不停止や、2人乗りをしながらの信号無視など二つ以上の違反を同時にした行為も当てはまる。
また、指導・警告に従わずに違反を続けた場合も直ちに青切符の対象となる。
取り締まりは、交通量が多く各警察署がそれぞれ重点地区に指定したエリアなどで、通勤・通学時や薄暮時間帯を中心に実施する。
自転車は車道通行が原則で、歩道走行は通行可の標識がある場所などに限られる。ルールブックでは、単に歩道を通行した場合は現在と同じ指導・警告とし、スピードを出して歩行者を立ち止まらせるなどの悪質で危険な行為が即座に青切符の対象になるとした。
このほか、酒酔い運転や妨害運転(あおり運転)など24種類の違反は、従来通り、刑事罰が科される「赤切符」の対象。警察庁はルールブックをホームページで公表した。【山崎征克】
3割が「謝り続けた」 カスハラ対応調査 千葉・船橋市、通話を録音へ
千葉県船橋市は、職員の4人に1人が過去3年間以内に行政サービスの利用者から「カスタマーハラスメント(カスハラ)」を受けたとの調査結果を発表した。市は職員からの提案を踏まえ、電話機に通話録音装置を設置するなどの対策を進める。
カスハラは客が従業員に理不尽な要求をしたり暴言を吐いたりすることで、行政サービス分野でも社会問題化している。
市はカスハラの実態把握と対策を検討するため、7月に職員計5936人を対象にアンケートを行い、3392人(回答率57%)から回答を得た。
被害の内訳は「継続的な、執拗(しつよう)な言動」が最多の71%で、「威圧的な言動」63%、「精神的な攻撃」54%と続いた。カスハラのきっかけは「行政サービスの利用者・取引先の誤認等が一因」が78%、「利用者等の不満のはけ口、嫌がらせ」が70%と多かったが、「職員の対応が一因」(19%)という回答もあった。
4割が「同時に複数人の職員」で対応したが、28%が「謝り続けた」、4%が「要求に応じた」という。必要な対策には「カスハラ事例とその対応の情報共有」59%、「通話録音装置の設置」59%、「マニュアルの策定」44%が上がった。
市人事課は今後、電話機に通話録音装置を設置するほか、カスハラ事例とその対応などを盛り込んだマニュアルを策定する。【石塚孝志】
小沢一郎氏「全てが絶望的」麻生氏の総裁選前倒し要求表明受けX投稿「醜い足の引っ張り合い」
立憲民主党の小沢一郎衆院議員が、4日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党の中堅、若手などから求める声がでている党総裁選前倒しについて、党最高顧問の麻生太郎元首相が3日の麻生派会合で、自身も求める考えを示したことに対し、「醜い足の引っ張り合い」などの厳しい表現をまじえながら、自民党の党内抗争を批判した。
麻生氏は3日に横浜市で開いた、自民党内で唯一現存する派閥、麻生派の会合で講演した際「私は、前倒しを要求する書面に署名し、提出する」と明言。その上で「日本が再び決められない政治に戻らないよう力を尽くす」と述べた。一方で派閥として一致した行動を取る考えはないとの認識も示し、1人1人が判断するようにも求めた。
小沢氏は3日深夜の投稿に、会合での麻生氏の発言を報じたネットニュースを引用しながら「お前が悪い、いやお前が悪いという醜い足の引っ張り合いを見せつけられ、皆呆れているのではないか? しがみつく総理、引きずり下ろそうとする裏金議員。全てが絶望的。自民党は解党的出直しではなく解党すべき」と指摘した。
別の投稿では、同じ会合で麻生氏が消費税減税に否定的な考えを示したことにも触れ「こういう人物に日本の現実を分からせること、それが選挙である。自民党に、かつて無い巨大な鉄槌を」と訴えた。
清水尋也容疑者が送検
3日に麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕された俳優の清水尋也(ひろや)容疑者の身柄が4日、留置先の東京湾岸署から送検された。午前9時、報道陣約30人が見守る中、清水容疑者を乗せたシルバーのワンボックスカーが湾岸署を出発。車内は暗く、中の様子をうかがうことは出来なかった。
清水容疑者は、4歳上の兄で俳優の清水尚弥の関係者にスカウトされ2012年にデビュー。オーディションで選ばれた映画「渇き。」(14年)では壮絶ないじめを受ける少年、「ソロモンの偽証」(15年)では不良中学生役で注目を集めた。映画「東京リベンジャーズ」シリーズには、主要キャストのひとり・半間修二役で出演している。若手の演技派俳優として数多くのドラマ・映画で存在感を発揮してきた。
清水容疑者は、7日に最終話が放送されるTBS系ドラマ「19番目のカルテ」(日曜・後9時)に内科専攻医役でレギュラー出演していた。先月8日放送のTBS系「A―studio+」にゲスト出演した際には、母子家庭で育ったことを告白。母は21歳のときに病気で急死し、兄・尚弥が支えてくれたことへの感謝や亡き母への思いについても語っていた。
水戸で初めて誕生したコウノトリ「つばさ」感電死…茨城・大洗町で発生した停電、原因調査中に判明
水戸市は3日、市内で今春生まれた国特別天然記念物コウノトリのオス「つばさ」が感電死したと発表した。1971年にコウノトリが国内で一度絶滅してから、市内で初めて誕生した3羽のうちの1羽だった。
市環境保全課によると、死骸は1日、茨城県大洗町神山町で発見された。8月末に発生した停電の原因を調査していた電力会社の社員が、送電設備に放電の痕跡があった鉄塔の近くで見つけたという。市が個体識別用の足環(あしわ)の番号を調べたところ、「つばさ」と判明した。
つばさを含む3羽は、4月に同市常澄地区で誕生が確認され、6月に巣立った。
市内外の多くの人々が成長を見守ってきた経緯があり、足環装着や血液検査などの資金計100万円はクラウドファンディング(CF)で集まった。愛称を公募すると、全国約1800人から5000を超える愛称が寄せられた。市の担当者は「巣立ってからまだ3か月ほどだったのでショック」と肩を落とした。
観光客殺到の京都・嵐山で渋滞なぜ起きる 京都府警と民間企業が交通データ分析へ
観光客の急増で交通渋滞や事故リスクの高まりが懸念されている京都・嵐山地区(京都市右京区)での課題解決に向け、京都府警は民間企業などと連携し、新たなプロジェクトを始動させた。官民それぞれが持つ交通事故の統計や人流などのデータを活用・分析し、双方の強みを生かしながら次なる対策を講じていく。
プロジェクトは「京都はんなり和(なごみ)のみちプロジェクト」。歩行者とドライバーが互いを思いやり、交通事故のない社会を実現することを目標としている。
プロジェクトには府警のほかトヨタ自動車や旅行大手のJTB、損害保険大手の東京海上日動火災保険などが参加。民間が保有する車両や観光客の動向などに関するデータと、府警が持つ交通事故の統計データを組み合わせるなどして分析し、効果的な安全対策の導入を目指す。
府警によると、昨年府内で発生した交通事故は約3500件。10年前から約6割減少している一方、「生活道路」と呼ばれる幅員5・5メートル未満の道での事故は令和4年以降、増加傾向にある。
特にプロジェクトで注視するのが嵐山地区だ。近年、国内外からの観光客の集中によって、周辺の生活道路や幹線道路での渋滞などの交通障害が顕在化し、交通事故発生のリスクが高まっている。プロジェクトでは同地区での交通実態の把握を進めるとともに、事故発生が懸念される場所の可視化や要因解析にもつなげる考えだ。
府警の吉越清人本部長は「警察が持つ事故発生現場などの『点』の情報と、各社が保有する人や車の流れが分かる『線』の情報が、効果的な交通対策につながることを大いに期待している」。プロジェクトに参加する一般社団法人トヨタ・モビリティ基金の松田進理事長代行は「データを組み合わせて、住民と観光客が錯綜(さくそう)する生活道路での事故ゼロを目指していきたい」と力を込めた。
プロジェクトは来年3月末まで続けられる。(塚脇亮太)
自民党四役「ドミノ辞意表明」で窮地の石破首相…後任決めず、事実上の体制維持へ
自民党の幹事長ら党四役が参院選惨敗の責任を取って、一斉に辞意表明した余波が広がっている。続投を表明した石破首相(党総裁)は4氏の後任を決めないことで事実上の体制維持を図る構えだが、党運営や他党との協議の停滞は避けられず、首相は窮地に追い込まれつつある。(谷口京子、鷹尾洋樹)
自民の小野寺政調会長は3日、党本部に入ると淡々とした表情で政調会長室に向かった。森山幹事長は奄美振興などを議論する党会合に出席したものの、大半を幹事長室で過ごした。四役の一人は「いつまでやればいいのだろう」と周囲に本音を吐露した。
2日の両院議員総会で森山氏が参院選惨敗の引責辞任の意向を表明すると、小野寺氏、鈴木総務会長、木原誠二選挙対策委員長が相次いで首相に辞意を伝える異例の「ドミノ辞意表明」に発展した。
四役は党の中枢だが、首相は後任人事を行わず、4氏の意向をたなざらしにする姿勢を見せている。「後任が決まるまでは前任者が実務に当たらざるを得ない」(党関係者)事情からだ。
ただ、党務への影響は避けられない。党の政策立案を担う政調は、部会などで分野ごとの議論を進めるが、「政調会長が主体的に動けない中、部会が新たな政策の議論に着手するとは思えない」(経済官庁幹部)との見方が出ている。
政府が物価高対策を盛り込んだ経済対策をまとめる上でも、与党内での検討は不可欠だが、自民内では「後任の役員が対応するのが筋だ」との声がもっぱらだ。小泉農相は3日、記者団に「四役が全員辞意を表明したことは非常に重い」と危機感を強調した。
四役の辞意は、党立て直しを求める声に応える意図があるものの、4氏には微妙な温度差もある。
小野寺、鈴木、木原各氏が首相に辞意を伝えた一方、森山氏は自身の辞意を「進退伺」と表現した。森山氏に近い坂本哲志国会対策委員長も森山氏に辞表を提出したが、受理されなかった。森山氏は政権の屋台骨を担ってきた経緯があり、「党内を混乱させられないとの思いがあるのでは」(中堅)と見る向きがある。
とはいえ、四役が機能不全に陥っており、少数与党下では秋の臨時国会に向けた野党との連携協議が滞るのは確実だ。党役員任期は今月末までで、首相は近く人事に着手せざるを得ないが、党ベテランは「やり切る政治的体力は残っていないだろう」と指摘する。
首相、淡々と公務
石破首相は3日、首相官邸で日本銀行の植田和男総裁や閣僚らと面会するなど、淡々と公務にあたった。自民党臨時総裁選実施の可否が決まる見通しの8日以降も、政権運営に意欲を示している。
首相は植田氏と約1時間にわたって、経済や物価情勢、市場の動向などに関して意見を交わした。この日は官邸を訪れた平デジタル相や三原少子化相らから、サイバー安全保障や外遊などに関する報告も受けた。
首相は2日の党両院議員総会後、自身の進退について、「しかるべき時期に責任を判断する」と述べる一方、看板政策の地方創生の推進に向け、8日以降も、全国の知事と3日に分けて官邸で懇談会を行う方向で調整している。
台風15号(ペイパー)発生 今日から接近・上陸のおそれ 明日にかけ大雨に警戒
9月4日(木)3時、九州の南で発達中の熱帯低気圧が台風15号(ペイパー)になりました。
今日午後に西日本に接近・上陸し、明日にかけて西日本や東日本の各地にまとまった雨を降らせる予想です。大雨となるおそれがあるため、こまめに最新の台風情報をご確認ください。
▼台風15号 9月4日(木)3時
中心位置 奄美大島の東約140km
大きさ階級 //
強さ階級 //
移動 北 30 km/h
中心気圧 1002 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
太平洋側を中心に大雨のおそれ
台風15号は日本列島の近海で発生したため、すぐに接近・上陸となる予想です。台風としての発達はさほどないものの、活発な雨雲を伴って日本列島を縦断する予想ですので、主に大雨への警戒が必要です。
台風の接近前から、本州付近には南から暖かく湿った空気が流れ込み、西日本や東日本では局地的に雨が強まる可能性があります。
台風本体の接近時には発達した積乱雲により非常に激しい雨の降るおそれがあります。気象庁は「線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性がある」との気象情報を発表しています。線状降水帯が形成された場合には非常に激しい雨が数時間継続し、想定以上の大雨となるおそれもあります。
線状降水帯が発生しなくても雨量がかさんで大雨となることも考えられるため、線状降水帯の情報だけにとらわれることなく、避難情報等に従い適切な行動をとるようにしてください。
台風が東に進む明後日5日(金)になると、東海や関東など東日本太平洋側でも大雨のリスクが高まるとみています。
明日5日(金)にかけて、多いところでは200mm前後の雨が降る予想です。台風の進路や発達の程度によって影響が変わってくるため、今後の情報に注意してください。
9月は台風の上陸が最も多い時期
平年の台風発生数
台風の発生は8月30日(土)に発生した台風14号以来5日ぶりで、今月1つめです。
台風発生数の平年値を見ると、9月の台風発生数の平年値は5.0個で、8月に次いで一年の中で2番目に台風の発生が多い時期です。一方、台風の上陸数の平年値では9月が最も多く、本土への接近数も最も多い時期となっています。
本州方面にとっては例年9月が台風シーズンのピークとなりますので、台風対策・大雨対策等を整えておくようにしてください。
台風の名前
北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風15号の「ペイパー(Peipah/琵琶)」はマカオが提案した名称で、現地で人気の観賞魚の名前からとられています。