消費減税「各党と調整を」=高市首相、小野寺自民税調会長に指示

高市早苗首相は19日、首相官邸で自民党の小野寺五典税制調査会長と会談した。小野寺氏は、超党派の「社会保障国民会議」の実務者会議で来年4月から2年間、食料品の消費税率を1%とする議長案を提示したことを報告。首相は「各党としっかり調整してもらいたい」と指示した。会談後、小野寺氏が記者団の取材に明らかにした。
小野寺氏は17日、自身が議長を務める実務者会議で、消費税率を下げた上で、減税しきれない1%相当分は中低所得者を対象とした給付で還元する「実質ゼロ」案を提示。ただ、野党側からは異論が相次いでいる。 [時事通信社]

「長いこと待たせた、喜んでくれてるやろうと」42年前の強盗殺人事件 検察が有罪立証を断念 無期懲役刑で服役中に死亡男性の無罪確定へ 遺族が語る思い

42年前に滋賀県日野町で起きた強盗殺人事件。無期懲役刑で服役中に死亡した男性のやり直し裁判で、検察が有罪を主張しないことが明らかになり、男性の無罪が確実となりました。 多くの報道陣を前に会見に臨んだ阪原弘さんの長男・弘次さん(65)。検察から伝えられた内容は長年、待ち望んだものでした。阪原 弘さんの長男・弘次さん「検察官が『有罪立証しない』ということで、ホッとしました。あまりにもうれしくて、隣にいる長女(弘次さんの妹)と握手しました。それぐらいうれしかった」 父・弘さんの再審=やり直し裁判で検察が有罪の立証を断念したのです。 1984年、滋賀県日野町で、酒店店主の女性(当時69歳)が殺害され、金庫が奪われる事件が発生。 3年後、滋賀県警に逮捕されたのが、店の常連客だった阪原さんの父・弘さんでした。逮捕前の取り調べで犯行を自白したことなどを理由に、無期懲役の判決を言い渡されました。ところが・・・阪原 弘さん(1988年4月 起訴直後 弁護士の接見)「なんぼ拷問受けても死なへんさかいにと、私はこう思いましたが、娘のこと言われた時には、それに応じなしょうがないなと」 弘さんは警察から「娘の嫁ぎ先に行って、おれんようにしたる」などと脅され、自白を強要されたと訴えていたのです。判決から1年後の2001年、弘さんは再審を請求。弘さん「犯人扱いされて、なんでこんなことするんでしょうね。私は悔しくてなりません」 その後、病に倒れ、「受刑者」としてこの世を去ることに…。遺族は改めて再審を請求し、今年2月に再審開始が決まりました。 そして19日、再審に向けた弁護団と検察、裁判所による三者協議が開かれました。そこで検察から伝えられたのは…石側 亮太弁護士「(検察は)結果として有罪の主張は行わず、有罪の立証も行わないことにしたという表明がありました」 大津地検によると、「記録を慎重に検討した結果、再審公判で有罪主張をせず、有罪立証のための新たな立証もしない」方針を決めたということです。 その場に同席していた長女の美和子さんにとって、検察の判断は思いがけないものだったといいます。阪原 弘さんの長女・美和子さん「検察官の『有罪立証をしない』という言葉に耳を疑いました。それで間違いないと確信したときに、その後、弁護士のやり取りも検察のやり取りも、裁判官のやり取りも何も耳に入りません。お父さんとずっと話をしていました。長いこと待たせたなって、喜んでくれてるやろうって」 弘さんの逮捕から約40年を経て、再審で無罪が言い渡される見通しです。長男・弘次さん「(検察は)当初の段階から父は無罪であるということが分かっていたんじゃないかと、素人ながらに思います。だとするならば、早期に裁判所の再審開始決定を認めるべきであったと思います」「三者協議が終わった時に家に電話しました。母からまだコメントはもらっていないですけど、母も喜んでいることと思います」(「newsおかえり」2026年6月19日放送分より)

移動式オービスが取り締まり中に盗まれる、埼玉で全国初…県警「犯人確保に向け捜査尽くす」

埼玉県警は19日、同県加須市の歩道で移動式の速度違反自動取締装置(オービス)が18日夜に盗まれたと発表した。県警によると、移動式オービスが盗まれるのは全国で初とみられる。
発表によると、18日午後10時50分~11時25分頃、同市岡古井の国道125号線栗橋大利根バイパス付近の歩道で、速度違反の取り締まりで設置されていたオービスが何者かに盗まれた。当時は加須署の交通課員が数百メートル離れた場所で監視しており、気がついたらなくなっていたという。電源ケーブルや三脚はその場に残っていた。
県警幹部によると、盗まれたオービスは縦約50センチ、横約25センチ、奥行き約50センチで、重さは約20キロだった。取り締まりは見通しの良い直線道路上で行われており、監視場所についての規定はなかった。県警交通指導課は「犯人確保に向けて捜査を尽くしたい。同様の被害に遭わないよう、指導を徹底したい」と話した。

「授業中の出火で、あってはならないこと」火災受け学校が会見 児童と教職員あわせて11人がけが 東京・北区の滝野川第三小学校

きょう午前、東京・北区の小学校で火事があり、児童ら11人がけがをしました。さきほどから行われている会見で、学校側は授業中の出火で、あってはならないことだったと謝罪しました。
【写真を見る】校舎のひさしの上で救助を待つ児童らの姿
児童と教職員あわせて11人けが 北区区長が謝罪
午前11時ごろ、北区の滝野川第三小学校で火事があり、児童と教職員あわせて11人がけがをしました。
火元は4階の音楽準備室とみられ、出火当時、隣の音楽室では5年生の授業が行われていて、避難する際、音楽の女性教諭が骨盤骨折の大けがをしたほか、児童も腕を骨折したということです。
北区 山田加奈子区長 「この度は大変申し訳ございませんでした」
さきほど午後6時半からは北区による会見が行われていて、北区の山田区長は授業中に起きた火事だったとして謝罪しました。
出火の原因は? 校長「燃えやすいものは確認していない」
出火の原因については。
校長 「音楽準備室に特に燃えやすいものというものは確認しておりません。校長として毎日校内を回っておりますけれど、そのようなことに気づいたっていうことはございません」
警視庁は、あす実況見分をするなどして出火の原因を調べています。
【写真を見る】校舎のひさしの上で救助を待つ児童らの姿

東海道新幹線が人と接触 全線で一時運転見合わせ

19日午後5時40分ごろ、JR浜松駅(浜松市中央区)を通過中の東京発博多行き東海道新幹線のぞみ49号が、線路内に立ち入った人と接触した。東海道新幹線は上下線の全線で、山陽新幹線も一部区間で運転を見合わせ、約3時間後に再開した。JR東海によると、東海道新幹線では上下線計58本が運休、100本に最大約3時間40分の遅れが出て14万人に影響した。
運転見合わせ区間は一時、上りでは東京―博多の全線に広がり、主要駅を中心に各地で混雑が起きた。
静岡県警によると、接触した人は現場で死亡が確認された。防犯カメラの映像などから、事件の可能性は低いとみて調べている。

自民、副首都法案修正検討 批判続出、党内手続き困難

自民党が、日本維新の会との連立政権合意に明記した「副首都」構想の関連法案に関し、修正を検討していることが分かった。「大阪都構想」の賛否を問う住民投票を大阪府全域で実施可能とする法案の付則を巡り、党内から「憲法違反だ」などと批判が続出、提出に向けた党内手続きに入るのが難しいと判断した。自民関係者が19日、明らかにした。ただ維新が修正に応じるかどうかは見通せない。
自民内で副首都構想には賛同が多いものの、付則に異論が噴出。維新の看板政策である大阪都構想は大阪市民の住民投票で否決された経緯があるが、付則により府民が投票できるようになる。憲法92条の住民自治に反するとして反発が拡大していた。

中立公、合流巡り協議体設置へ=党首出席、組織・政策・選挙が論点

中道改革連合の小川淳也代表は19日、国会内で立憲民主党の水岡俊一、公明党の竹谷とし子両代表とそれぞれ会談し、3党の合流について正式な協議に入ることを提案した。水岡、竹谷両氏は応じる意向を表明。来週以降、3党首らによる協議体を設置し、党名を含む組織の在り方や、基本政策、選挙協力などを議論する。
小川氏は会談後の記者会見で「現政権に代わる受け皿は必ず必要だ。中道・リベラル勢力がどうあるべきかとの視座に立って協議する」と合流の必要性を強調。今国会会期末の7月17日をめどに、3党間で合意形成を目指す考えを示した。
公明の西田実仁幹事長も会見で「今国会中に結集の方向性を示す」と足並みをそろえた。その上で、今秋に想定される臨時国会までに「新しいスタートを切るスケジュールで、協議を加速させたい」と主張。中道の基本政策に関しては「働く人へのメッセージが明確ではないかもしれない」と述べ、修正を求める可能性に言及した。
一方、立民の水岡俊一代表は「(協議の)テーブルに着くことは受け入れる」としつつ、「今国会末までに結論を出すのは難しい」と慎重な議論を訴えた。安全保障やエネルギーに関する従来の見解を「大事にしたい」とも明言。25日に所属議員や地方組織幹部と意見交換し、協議入りの可否を正式に判断する。 [時事通信社]

豊橋市長の辞職勧告可決 愛知、アリーナ整備費巡り

愛知県豊橋市議会は19日、多目的屋内施設(新アリーナ)整備を巡り、計画の一時中断によって追加の事業費負担約40億円が生じるとして、長坂尚登市長に対する辞職勧告決議を賛成多数で可決した。法的拘束力はない。可決後、記者団の取材に応じた長坂氏は「重いものだと認識している」と述べるにとどめ、進退について明言を避けた。
長坂氏は2024年11月、新アリーナ整備に反対し初当選。事業者に契約解除に向けた協議を申し入れ、工事が中断した。昨年7月、計画の賛否を問う住民投票が賛成多数となったことを受け、長坂氏は方針を転換。事業者に契約解除申し入れの取り下げを通知し、同10月に工事が再開した。

ゲーム喫茶強盗致傷事件 30年間海外逃亡の男に懲役5年

東京・大田区で起きた強盗致傷事件で、事件後、30年間フィリピンに逃亡していた男に対して、東京地裁は懲役5年を言い渡しました。
相原久仁雄被告は1995年、大田区蒲田のゲーム喫茶に男2人と押し入り、経営者の男性の腕をナイフで刺すなどした上、現金およそ70万円を奪った罪に問われています。
相原被告は事件当日、フィリピン・マニラに出国し、30年後に強制送還され、逮捕されていました。
東京地裁は19日の判決で、「被害者の腕にナイフを突き刺すなど粗暴かつ危険」「30年余りにわたって国外逃亡を続けるなど、犯行後の行動は反省の欠如を示す」などと指摘しました。
一方で、フィリピンにいる内縁の妻が相原被告の帰りを待っていることを踏まえれば、再犯の可能性は低いなどとして懲役5年を言い渡しました。

【速報】木原長官「衆参正副議長から概ね了承得た」 皇室典範改正へ骨子案判明「旧宮家の男系男子・15歳以上を養子」

木原官房長官は19日、政府がまとめた「旧宮家の男系男子の15歳以上を養子とする」などとする皇室典範などの改正案の骨子案について、衆参両院の正副議長から「概ね了承をいただいた」と明らかにしました。
木原官房長官は19日、衆議院の議長公邸を訪れ、皇族数の確保策をめぐる皇室典範などの改正案について骨子案を説明しました。
骨子案では、女性皇族が皇族以外の男性と結婚しても皇族の身分を保つよう皇室典範を改正すると明記しています。
また、旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案についても皇室典範を改正し、15歳以上の男子で配偶者と子どもがいない人に限り養子とすることができるとしています。
木原稔官房長官 「本日、私から衆参正副議長に対して皇室典範改正の骨子を報告させていただき、概ねご了承をいただいたところです」
木原官房長官は記者会見でこのように述べた上で、衆参正副議長から指示を受け、今後、要綱を作成し、6月22日に衆参正副議長に説明する予定だとしています。