栃木県上三川(かみのかわ)町の強盗殺人事件で、実行役として逮捕された少年の一部が県警下野署捜査本部の調べに「数百万円の報酬をもらう予定だった」と供述していることが28日、捜査関係者への取材で判明した。事件当時、少年らは被害者宅で物色中に家族と鉢合わせし、金品を計画通りには奪っておらず、実際には報酬を受け取っていないとみられる。
捜査本部はこれまでに強盗殺人容疑で、神奈川県の16歳の少年4人や現場指示役とみられる横浜市の竹前海斗(28)、妻の美結(25)両容疑者を逮捕。さらに事件を主導したとして40代の男性の逮捕状を取った。
捜査関係者によると、男性は事件前から竹前容疑者とつながりがあったとみられる。成田空港から中国に出国し、東南アジアに向かった可能性があるという。
捜査本部は、この男性の指示に基づいて竹前容疑者が少年らを集め、車や凶器を少年側に渡したとみている。少年の一部は「夫婦に実行を頼まれた」と供述し、一部は報酬を提示されていたという。
事件は14日朝に上三川町の住宅で発生。住人の女性が胸を刺されるなどして殺害され、長男と次男も負傷した。長男と次男は農作業をしており、父親から連絡を受けてすぐに現場に駆けつけたため、少年らは金品を物色する途中で逃げたとみられる。【白川徹】
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84歳の母親の頭を殴って現金10万円奪ったか 56歳の次男を強盗殺人未遂の疑いで逮捕 交番に出頭し容疑認める
愛知県春日井市で高齢の女性が襲われた殺人未遂事件で、女性の次男が強盗殺人未遂の疑いで28日逮捕されました。 逮捕されたのは、住所・職業不詳の川口和彦容疑者(56)で、26日午前、春日井市西本町で母親(84)の頭を殴って殺害しようとしたうえ、現金10万円を奪った疑いが持たれています。 母親(84)は頭蓋骨を折るなどの重傷ですが、命に別条はないということです。 28日正午過ぎ、中区内の交番に出頭したということで、「その通りです。申し訳ないと思います」と容疑を認めています。 捜査関係者によりますと、母親は事件後、「次男に金をよこせと言われたので断ったところ、後ろから3回殴られた」と警察に説明していました。
マンション侵入疑いで逮捕 「顔がタイプ」と西鉄社員
福岡県警早良署は28日、マンションの敷地に侵入したとして、邸宅侵入の疑いで福岡市早良区、西日本鉄道社員尾上仁希容疑者(29)を逮捕した。住人の20代女性の後をつけたといい「顔がタイプだったことを伝えたかった」と容疑を認めている。
署によると、エレベーターを待つ女性に声をかけ、拒絶されると無言で立ち去った。女性は、早良区の商業施設で3月、尾上容疑者に似た男性から「食事でも行こう」などと話しかけられ、断ったと説明している。
逮捕容疑は4月25日午後0時5分ごろ、早良区のマンションのエントランス内に侵入した疑い。
八代市新庁舎建設巡る汚職事件、成松市議らを2000万円の賄賂を隠匿した疑いで逮捕
熊本県八代市の新庁舎建設工事を巡る汚職事件で、警視庁と熊本県警は28日、受け取った賄賂を知人の法人口座に隠したとして、市議の成松由紀夫容疑者(54)(あっせん収賄容疑で逮捕)ら男3人を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)容疑で再逮捕し、新たにウェブ制作会社の代表取締役(49)(東京都渋谷区)ら男3人を同容疑で逮捕した。
ほかに新たに逮捕されたのは、住所、職業不詳の男(51)、団体職員の男(51)(八代市)。
捜査関係者によると、6人は共謀し4月5~6日、成松容疑者らが準大手ゼネコン「前田建設工業」(東京)から受け取った賄賂を隠すため、約2000万円をウェブ制作会社名義の口座に入金して隠匿した疑い。
成松容疑者と元市議の松浦輝幸容疑者(84)(あっせん収賄容疑で逮捕)が現金約2000万円を持ち、新幹線で新八代駅から新横浜駅まで移動。車で迎えに来たウェブ制作会社代表らと合流して東京・恵比寿に向かい、ウェブ制作会社代表ら2人がコンビニ3店のATM(現金自動預け払い機)から入金したという。
約2000万円の大半はその後、別の口座に移されるなどしたという。今月7日に行われた成松容疑者宅の捜索では、ウェブ制作会社名義のキャッシュカード1枚が押収された。
団体職員の男は八代市内の観光関連団体で働きながら、成松容疑者の運転手も務めていた。団体職員の男と建設会社元代表の男(61)(同)は、賄賂の隠匿について成松容疑者と連絡を取り合い、協力していたという。
警視庁などは、汚職の発覚を免れるためだったとみて、6人の関係や隠匿した金の流れを調べている。
妻への傷害容疑 ラグビー・三重ホンダヒート所属選手を逮捕
同居する妻に暴行しけがをさせたとして、三重県警鈴鹿署は28日、ラグビーのリーグワン1部・三重ホンダヒート所属でオーストラリア国籍のホゼア・トレバー・トゥオロ・チャールズ容疑者(26)=鈴鹿市=を傷害の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は25日午後4時半ごろ、妻(28)を押し倒し、馬乗りになって両腕や胸をつかむなどし首や胸などに打撲の軽傷を負わせたとしている。調べに「胸ぐらをつかんでベッドに押し倒したが、馬乗りにはなっていない」などと容疑を一部否認しているという。同署によると、これまで家庭内暴力被害の相談などはなかった。
チームの公式ホームページ(HP)によると、U20オーストラリア代表などを務め、2025年度に加入。今季は17試合に出場していた。チームはHPにおわびのコメントを出し「今後の警察による捜査に全面的に協力してまいります」としている。【石本万象、長谷山寧音】
茨城・神栖市長が提訴=当選無効取り消し求め―東京高裁
候補者2人の得票が同数でくじ引きとなった昨年11月の茨城県神栖市長選を巡り、その後2票を無効と判断し結果を覆した県選挙管理委員会の裁決取り消しを求めて、現職の木内敏之氏(65)が東京高裁に提訴した。同市内で28日に記者会見し、明らかにした。提訴は27日付。
無効とされた2票は「まんじゅうや」「だんごさん」と書かれていた。実家が和菓子店を営む木内氏は会見で「私が『まんじゅうや』などと呼ばれている証拠を裁判を通して提出したい」と話した。
選挙では、新人の木内氏と3期目を目指した石田進氏(67)が1万6724票で並び、くじ引きで木内氏が当選した。
石田氏の不服申し立てについて、市選管は棄却する一方、県選管は「通称として使用されていると認めるに足りる証拠はない」として2票を無効とするなどし、石田氏の票が上回った。
県選管の星野学委員長は「訴状の内容を確認の上、選管の考えを説明していきたい」とコメントした。 [時事通信社]
カンボジア名誉領事が3億7000万円の申告漏れ 架空の経費計上を複数社に指南 国税指摘
カンボジア領事館の名誉領事が3億7000万円あまりの申告漏れを指摘されていたことがわかりました。
国税当局から指摘を受けたのは、在仙台カンボジア名誉領事館の田井進名誉領事です。関係者によりますと、田井氏は名誉領事の立場を利用して、都内の広告関連会社など20社あまりに対して自身との架空のコンサルタント契約を持ち掛けて、契約料を経費計上させる所得隠しを指南していたということです。
田井氏は、会社側から指南の見返りとして受け取っていた手数料を申告していなかったとして、2024年までの4年間で3億7000万円あまりの申告漏れを指摘され、無申告加算税を含めて2億6000万円あまりを追徴課税されたということです。
国税当局は、コンサル料を支払った会社側にも重加算税含む法人税など約7億円を追徴課税しました。
日本テレビの取材に対し、田井氏はこれまでに回答していません。
息子に傷害、父親無罪判決 生後2カ月、名古屋地裁
名古屋市内の自宅で2023年、当時生後2カ月の息子にけがを負わせたとして、傷害罪に問われた自営業の実父(30)=同市=の判決で、名古屋地裁(入江恭子裁判官)は28日、「故意に暴行を加えたと認めるには合理的な疑いを入れる余地がある」とし、無罪を言い渡した。検察側は懲役6年を求刑していた。
実父は23年7月15日ごろ、名古屋市中村区の自宅で男児に何らかの暴行を加え、頭蓋骨骨折などのけがを負わせたとして、起訴された。
「あなたの証言は信用できない」 検事が侮辱発言と女性が国を提訴
2022年に性犯罪の被害に遭ったと主張している女性が、聞き取りを担当した東京地検の主任検事から「あなたの証言は信用できないことや疑わしいことが多い」などと侮辱的な発言をされたとして、国と主任検事に計500万円の賠償を求めて東京地裁に提訴したことが28日分かった。女性の代理人弁護士が明らかにした。
提訴は22日付。訴状によると、女性は23年6月に東京地検で被害者として聴取を受けた。主任検事から「うそをついたら偽証罪になる」と告げられ、示談交渉に関し「相場よりはるかに高い金額を要求したら周りは金銭目的と思うよ」と言われ、精神的苦痛を受けたと主張。十分に捜査せず、相手を不起訴にしたとも訴えている。
広陵高野球部巡り第三者委が集団暴力を認定 「暴力許容の空気」
広島市の広陵高校野球部で2025年1月、当時1年生だった元部員が複数の上級生から暴行された事案を巡り、広陵が設置した第三者委員会の報告書が28日、公表された。第三者委は集団での暴力や威圧的行為があったと認定し、「重大な人権侵害で、いじめに該当する」と結論づけた。
暴力は、元部員が部のルールに反して寮でカップラーメンを食べたことに対して行われた。報告書では「『甲子園出場』を最重要目標とする過度な同調圧力が部内にあり、私的制裁を生じさせた」と指摘。さらに「暴力または威圧的言動が一定程度許容される空気が存在していた可能性が高い」とした。【西山夏奈】