京都府南丹市で市立園部小の安達結希さん(11)の遺体が遺棄され、死体遺棄の疑いで父親の安達優季容疑者(37)が逮捕された事件で、結希さんが同級生に「お父さんが嫌い」と不満を漏らしていたことが20日、学校関係者への取材で分かった。府警は結希さんが虐待を受けたとの相談は把握していないとしており、家庭内の人間関係など背景を捜査する。
関係者によると、結希さんは同級生に「お父さん大嫌いや」と発言。父親の話になると「名前出さんといて(出さないで)」と拒否するような反応を示すこともあった。こうした状況は、一部の保護者も把握していた。
府警によると、容疑者は結希さんと養子縁組した養父に当たる。府警には結希さんが虐待や暴行を受けたとの相談は寄せられていなかった。
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「青切符詐欺」名古屋でも 70代男性、5万円だましとられる
愛知県警天白署は19日、名古屋市内で自転車に乗っていた70代のアルバイト男性が、警察官を名乗る男性2人から「歩行者がいるのに手信号をしないのは違反です」と声を掛けられ、「違反金」として現金5万円をだまし取られたと発表した。16歳以上の自転車運転者の交通違反に反則金を納付するよう通告する「青切符」制度を悪用した詐欺事件として調べている。
同署によると、被害に遭った男性は17日午後3時5分ごろ、同市名東区の路上で、車に乗った2人組に呼び止められた。2人組は「この場で違反金を支払わないといけない」などとうそを言ったという。男性は19日になって街頭防犯活動をしていた署員に経緯を伝え、だまされたことに初めて気づいた。
2人は20~30代くらいで、ともに身長約170センチ、青色シャツに黒色ズボン姿で、白色マスクを着けていたという。
同署は「取り締まりの現場で警察官が直接現金を受け取ることは絶対にない。直接支払いを求められたら110番を」と呼び掛けている。【岡村恵子】
高市内閣支持66%で依然高水準、イラン情勢で「生活心配」85%…読売世論調査
読売新聞社は17~19日に全国世論調査を実施した。高市内閣の支持率は66%で、前回3月20~22日調査(71%)から5ポイント下落し、昨年10月の政権発足以降で最低となったが、依然として高い水準を維持している。不支持率は24%(前回20%)。
イラン情勢が生活に与える影響について尋ねたところ、「心配している」と答えた人は85%で、「心配していない」の13%を大きく上回った。イラン情勢を受けて、節約や節電の必要があると「思う」が72%に上り、「思わない」は24%だった。
政党支持率は自民党38%(前回39%)、参政党6%(同5%)、中道改革連合3%(同2%)、国民民主党3%(同4%)、チームみらい2%(同3%)、日本維新の会2%(同2%)、共産党2%(同2%)などの順となった。無党派層は35%(同35%)。
高市首相の改憲姿勢「評価」60%、武器輸出拡大は「反対」49%で賛否割れる…読売世論調査
読売新聞社は17~19日に全国世論調査を実施した。高市首相が12日の自民党大会で、憲法改正を巡り「改正の発議のめどが立った状態で来年の党大会を迎えたい」と表明し、憲法改正の実現に強い意欲を示したことについて、首相の姿勢を「評価する」は60%で、「評価しない」は29%だった。
ミサイルや護衛艦などの武器の輸出を原則可能とすることについては、「反対」が49%で、「賛成」の40%を上回った。政府・与党は、防衛装備移転3原則の運用指針を見直し、殺傷能力のある「武器」の輸出を拡大する方針だ。
仙台の中心街に出没のクマを駆除 半日以上居座り 周辺に学校も
19日早朝、仙台市青葉区木町通2の住宅街で「クマ1頭が歩いている様子を見た」などの110番が相次いだ。駆けつけた宮城県警仙台北署員もクマを確認。午後7時半ごろに駆除されるまで、半日以上居座った。
市は午前9時ごろ、ドローン(無人機)を飛ばして、マンション敷地内の茂みにいる様子を確認した。箱わなを1基設置したが捕獲できなかったため、午後6時20分ごろから委託業者が麻酔銃を2発撃ち、眠らせた後に駆除した。付近では18日にもクマが相次いで目撃され、県警は同一個体の可能性が高いとみている。
現場は県庁の北西約600メートルの中心街で、周辺にはマンションや店舗、オフィス、中学校などがあり、東北大学病院も近い。クマが目撃された建物周辺には駆除が終わるまで規制線が張られ、警察官が入り口付近で警戒に当たるなど物々しい雰囲気に包まれた。
青葉区の会社員、小玉剛さん(46)は「この辺りは小学校もあるし、ほんのちょっと歩けば繁華街で、クマが出るなんて信じられない。駆除されたのはほっとした。自分たちも気をつけないといけないと思うが何から対策したらいいのか」と困惑していた。箱わなが仕掛けられたマンションの所有者で居住もしている男性(67)は「パトカーのサイレンの音が響き、交通事故が起きたのかと思っていた。クマが出たと聞き、怖いというよりウソだろうという思い」と心配そうに語った。
県は19日、今月に入ってクマの目撃数が48件となり、4月の値としては過去5年の平均値の1・5倍を超えたとして「クマ出没警報」を発令した。県は、朝夕の行動を避けるなどの警戒を呼びかけている。【山中宏之、福原英信】
消費減税、与野党公約から後退も 税率「ゼロ以外」選択をの声
2月の衆院選で争点となった食料品の消費税率引き下げを巡り、与野党幹部からそれぞれの選挙公約から後退したともとれる発言が目立つ。「2年間限定の税率ゼロ」を掲げた与党側からはゼロ以外の税率を選択肢とすべきだとの声が上がり、「恒久的な税率ゼロ」を訴えた中道改革連合からは代わりの財源のめどが立たず恒久ゼロは困難だとする見解が出る。
食料品の消費税減税を巡っては、与野党と政府が参加する「社会保障国民会議」の議論を経て、夏前に中間取りまとめが行われる予定。自民党は衆院選公約に2年間限定の食料品消費税ゼロについて「実現に向けた検討を加速する」と明記した経緯があり、まとめ方や記述が今後の焦点になる。
日本維新の会は2年間限定の食料品の消費税ゼロを公約に記したが、藤田文武共同代表は15日、「税率ゼロでなければ駄目だとは思っていない」と表明した。衆院選で恒久ゼロを主張した中道の階猛幹事長は19日放送のBSテレ東番組で「財源がなければ恒久的にはできない。恒久ゼロは難しいような気がする」との認識を示した。
「らーめん信玄が爆発した」と目撃した人から警察に通報 人気のラーメン店で火災 けが人はなし
19日朝札幌市内のラーメン店で火事がありました。
逃げ遅れがでたもののけが人はいませんでした。
一階の窓から激しく吹き出す炎。
19日午前7時頃、札幌市中央区南6条西8丁目で「らーめん信玄が爆発した」と目撃した人から警察に通報がありました。
警察によりますと、火事があったのはラーメン店を含む3階建ての建物で火元は1階にある「らーめん信玄南6条店」とみられます。
当時、店内に人はおらず上の階に住む一人が一時、逃げ遅れましたが、救出されけが人はいませんでした。
【独自】男性役員の行方不明後に会社の拠点移したか死体遺棄疑いでIT関連会社社長の男(49)逮捕「移転」の祝い花には名前も 警視庁
東京・港区のIT関連会社社長の男が逮捕された死体遺棄事件で、男が、男性役員が行方不明になった後に会社の拠点を移していたとみられることが新たにわかりました。
港区のIT関連会社社長、水口克也容疑者(49)は、去年10月、会社の事務所から遺体を運び出し、遺棄した疑いがもたれています。
遺体は、同じ会社の50代の男性役員とみられていますが、この役員が行方不明になった後に水口容疑者が会社の拠点を、赤坂から芝大門のオフィスビルに移していたとみられることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
記者 「移転の際に贈られたものでしょうか、水口容疑者の名前も書かれています」
赤坂の事務所については、事件以降、使用されていなかったとみられるということです。
男性の遺体はまだ見つかっておらず、警視庁はあすも神奈川県・相模原市の「大垂水峠」周辺で捜索を続ける方針です。
養父自らチラシ配り憔悴した様子も 心配装う一方で捜索攪乱図ったか 京都・男児遺体遺棄
京都府南丹市で市立園部小5年だった安達結希(ゆき)さん(11)が行方不明となり、遺体で見つかった事件で、養父の安達優季(ゆうき)容疑者(37)=死体遺棄容疑で逮捕=が、チラシを配るなどして結希さんの情報提供を呼びかけていたことが19日、関係者らへの取材で分かった。容疑者が自ら警察に通報したほか、結希さんの所持品が離れた場所で見つかったこともこれまでに判明。犯行の隠蔽や捜索の攪乱(かくらん)を図った疑いがあり、京都府警は容疑者の行動を詳しく調べている。
府警や学校などによると、安達容疑者は当初、3月23日午前8時ごろに結希さんを小学校に送り届けたと説明していた。同11時50分ごろに学校側が母親に電話で結希さんが登校していないことを伝えると、容疑者は府警に通報。このときにはすでに、結希さんの迎えという名目で母親とともに学校を訪れ、駐車場で待機していたという。
同日以降、府警や消防、地元住民らが大規模な捜索活動を展開。安達容疑者も情報提供を呼びかけるチラシを配るなどしていたという。
南丹市内の店舗の女性店員によると、行方不明になって8日後の31日午前11時半ごろ、一組の男女が店を訪問。結希さんの情報が書かれたチラシを手に、「新聞とかニュースでご存じだと思うんですけど、この子を探しているんです」と切り出した。
男は安達容疑者とみられ、店にチラシを貼るように依頼。表情は暗かったが、焦ったり取り乱したりした様子はなかったという。女性は「『かわいそうだな』『早く見つかったらいいな』と思っていたが、まさか逮捕されるとは。怖いです」と振り返った。
地元消防団の野中大樹団長は3日間捜索に協力した際、いずれの日も安達容疑者と面会したが、心配し憔悴(しょうすい)した様子をみせていたといい、「裏切られた思いだ。一日も早い全容解明を望んでいる」と話した。
4月13日に市内の山林で遺体が発見されるまでに、結希さんの通学かばんや結希さんのものとみられる靴が相次いで見つかった。しかし、それぞれ小学校や遺体発見場所から離れた地点で発見されており、捜索活動を攪乱する狙いがあったとみられる。
結希さんの遺体については、容疑者が逮捕前の任意聴取で山林に遺棄するまで別の場所にも隠していたと供述。府警は18日に市内の公衆トイレで現場検証を行うなどし、場所の特定を進めている。
遺体は容疑者名義の車で運んだとみられ、府警は17日に車を押収。捜査関係者によると、ドライブレコーダーの映像は3月23日以降の一部が削除されており、証拠隠滅を図った疑いもある。
〈池袋・ストーカー殺人〉「息子に予兆はありませんでした。どこでスイッチが…」事件当日モーニングを一緒に食べた加害者母の苦悩と性犯罪者にGPS装着を求める声
〈〈池袋・ストーカー殺人〉涙を流しながら元交際相手を刺した廣川容疑者、自衛官に内定し結婚を見据えていた…沖縄時代に優等生だった少年の歪んだ執着と転落人生〉から続く
東京・池袋のサンシャインシティにある「ポケモンセンターメガトウキョー」でアルバイトの春川萌さん(21)が殺害され、廣川起容疑者(26)も現場で自殺した事件。廣川容疑者と事件当日の朝も一緒に過ごした母親は予兆を感じられなかったことに苦悩を深めている。
〈画像あり〉女性の手を握りダンスを踊る学生時代の廣川容疑者、ワイシャツ姿でポーズをとる姿も
現行制度で可能な限り手を尽くしてもストーカーの襲撃をとどめられなかった事件をみて、政府が6年間も検討を続けているGPS装着を求める声も上がっている。
「次回はこっちを食べようね」と
「事件当日、(大起と)一緒にモーニングを食べにいきましたが、『次回はこっちを食べようね』と、またここに来ようといった話をしていました。とても落ち着いた雰囲気であんな事件を起こすような予兆はありませんでした」
加害者家族の支援団体代表を通じて集英社オンラインに寄せられたコメントで廣川容疑者の母親はそう明かした。
母子が一緒にモーニングを食べたのは326。この日の午後7時すぎ、廣川容疑者はポケモンセンターでアルバイトとして働いていたかつての交際相手の春川さんをナイフで襲った。
「防犯カメラには廣川容疑者が春川さんに馬乗りになって、自分と春川さんを交互に刺す場面が映っており“道連れ自殺”を図った可能性があります」(社会部記者)
廣川容疑者は小学校低学年の頃に母親やきょうだいともに川崎から沖縄に移り住んでおり、近所の人は「(廣川容疑者の父の)DVが原因で移り住んだと聞きました」と語る。幼いころから苦労した母親と廣川容疑者との関係はよかったと親戚は証言する。
沖縄時代の廣川容疑者は水泳で優秀な成績を残し、学業も優秀できょうだいの面倒もよく見る青年として周囲に好印象を残している。しかし大学受験に失敗し、関東へ戻りアルバイト生活をする中で今回の事件を起こした。
沖縄の元同級生はストーカーとなった廣川容疑者の最期にショックを受けているという。
社会部記者は「2人は2023年12月ごろにバイト先で知り合い、2024年10月から交際を始めたが1年もたたない2025年7月ごろには関係を解消したと生前、春川さんは警視庁八王子署に説明していました」と話す。
「悩みながらも自衛隊への入隊を志し、生活を立て直そうとしていました」
春川さんは別れてから約5か月後の昨年12月25日、「元彼がつきまとってくる」と八王子署に相談。同署は同日中に被害者宅付近で廣川容疑者を発見し、強い執着と危険性を認めたとしてストーカー規制法違反容疑で逮捕し、果物ナイフ一本を押収している。
その後、今年1月15日には春川さんを盗撮したとの性的姿態等撮影処罰法違反容疑で再逮捕し、同29日に接近禁止命令を出して同30日に略式起訴。廣川容疑者は「もう近づきません」と宣言し、罰金80万円を支払い釈放されている。
3月12日までに同署は春川さんに電話などで計9回接触していたと報じられているが、「異常ありません」との答えがあったという。廣川容疑者はこの間、本当に接近していなかった可能性があるが、同署の最後の連絡から2週間後に事件は起きた。
いっぽう母親の話では廣川容疑者と春川さんは「1年半~2年間」交際していたという。 廣川容疑者はカウンセリングを拒み、スマホに保存してあった春川さんの写真の消去にも応じなかったと報じられてきたが、母親の認識では拒んだカウンセリングは釈放後のもので、勾留中は受診していたという。
「逮捕の後、息子は悩みながらも自衛隊への入隊を志し生活を立て直そうとしていました。釈放後の様子はとても穏やかで何かを振り切ったような様子でした。釈放後、母親が監督するということで同居していましたが、実家に依存せずひとり暮らしをするための物件と仕事を探しに行っていました。どこでスイッチが入ってしまったのか、わからず思い悩む日々です」(廣川容疑者の母親)
八王子署は春川さんの相談を基に現行法で可能な被害予防措置をすべてとったとも言われている。母親も事件当日の朝も異変を察することはできなかった。どうすれば今回のような事件を防げるのか。その一つとしてストーカー前科者にGPS発信器を取り付け居場所を把握する制度の導入を求める声が出ている。
韓国ではストーカー対策で導入済み
実は政府は2020年6に決定した『性犯罪・性暴対策の強化の針』で、『仮釈放中の性犯罪者等にGPS機器の装着を義務付けることについて、2年程度を目途として諸外国の法制度・運用や技術的な知見等を把握し、その結果も踏まえて所要の検討を行う』と表明している。だが、いまだに結論が出る見通しがない。
いっぽう裁判所が被告を保釈する際、海外逃亡の恐れがあると判断すればGPS装着を命じられる制度が2028年までに施行されることが決まっている。
「このためストーカーへのGPS装着の検討に時間がかかりすぎているとの指摘が国会で出ました。三英弘法務副が『検討の加速を法務省に指示したい』とやや前向きな答弁をしています」(政治部記者)
この制度は隣国の韓国が先を行っている。
「韓国では2008年に性犯罪者を対象とする位置追跡電子装置制度が施行され、その後未成年者誘拐や殺人、ストーキング前科者にも対象が拡大されました。 ストーカーの場合、被害者に一定の距離まで近づくと被害者にそのことを知らせるメッセージが送られる仕組みが運用されています。さらに加害者が接近すればその位置や移動ルートをスマートフォンの地図画面で見ることができるモバイルアプリが開発され、ストーカー対策などで導入されています」(韓国記者)
現行のものでも韓国の制度が日本にあれば春川さんは廣川容疑者の接近を知ることができたかもしれない。だがシステムだけでは防げない事例も起きている。
「韓国では3月に、ストーカー男が元交際相手を刺殺する事件が起きました。被害者は事件前、男が車に取り付けた位置発信機を見つけて警察に相談し男の接近を察知できるようストーカー被害者としての保護措置を求めていました。しかし対応した警察官が放置しているうちに事件が起ました。この事件では警察対応の不備が問題化し、李在明大統領は厳正な点検・措置を指示。警察は複数職員の処分方針を示しています」(韓国記者)
ストーカー犯罪をどう抑え込むのか。重い問いが突きつけられている。
※「集英社オンライン」では、今回の事件に関連する情報を募集しています。下記のメールアドレスかXまで情報をお寄せ下さい。 メールアドレス: [email protected] X @shuon_news
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班