神谷代表「決して喜べない」=議席増も目標届かず―参政【2026衆院選】

躍進した昨年の参院選に続いて外国人政策を打ち出し、議席を増やす見通しとなった参政党。しかし、比例代表で目標とした30議席には届かない可能性が高く、神谷宗幣代表は「決してそんなに喜べるものではない」と険しい表情を見せた。
午後8時15分ごろ、東京都新宿区に設けられた開票センターに、イメージカラーのオレンジ色のネクタイを締めた神谷代表が姿を見せた。テレビ各局のインタビューに応じ、「高市総理の人気は大きかった。得意としていたSNSは生かし切れなかった」などと厳しい選挙戦を振り返った。
キャッチコピーの「ひとりひとりが日本」は、有権者の政治参加の意識を高める意図だったと説明。神谷代表は「ちょっと分かりにくかった」と苦笑した。 [時事通信社]

首相、消費減税2年しかできない 結論得れば法案提出

高市早苗首相は8日の民放番組で、自民党が衆院選公約に掲げた飲食料品を消費税ゼロとする期間に関し「2年限定しかできない」と重ねて説明した。その後は中低所得者に税控除と給付を実施する「給付付き税額控除」に移行させたい意向を示した。具体的手続きについては「国民会議で議論し、検討を加速する。早期に結論を得られれば税法改正案を提出する運びになる」と語った。
円安を巡り「外国為替資金特別会計(外為特会)の運用もホクホク状態だ」とした自身の発言を巡り「切り取られて報道された。円高と円安にはメリットもデメリットもある。為替変動に強い経済構造をつくる」と強調した。

減税日本・ゆうこく連合の原口一博氏、佐賀1区で当選ならず…自民党・岩田和親氏が当選

衆院選佐賀1区は、減税ゆうこくの原口一博氏が落選した。
同区で立候補している自民党の岩田和親氏が6回目の当選を決めた。原口氏は比例九州ブロックにも重複立候補しており、復活当選の可能性も残っている。
原口氏は民主党政権時代に総務相を務めた。立憲民主党に所属していたが、同党と公明党による「中道改革連合」には参加せず、自身が代表を務める「ゆうこく連合」と、河村たかし氏が率いる「減税日本」が合流した「減税日本・ゆうこく連合」から立候補していた。

高市首相「一生懸命に取り組む」 当選議員の名前に次々と赤いバラ

単独過半数を大きく上回るのが確実となった自民党の高市早苗首相(党総裁)は「反対のある政策についても訴えた。信任を得られたら、一生懸命取り組まないといけないという思いだ」と神妙な面持ちで語った。時折笑顔を見せたが、声は少しかすれていた。
開票センターが置かれた東京都千代田区の党本部で当選議員の名前に次々と赤いバラを付けた。
公約に掲げた消費税減税については「各党の主張が別々なので、自民党の提案に(超党派の)国民会議で賛同を得ないといけない」と説明。選挙期間中には、首相の事務所が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係者にあいさつ状を送った疑いがあると週刊誌が報じたが「明確に否定している」と強調した。
首相は「選挙の顔」として応援演説で全国を飛び回り、多くの聴衆を集めた。2024年の前回衆院選や昨年の参院選で自民が議席を減らす一因となった派閥裏金問題にはほとんど触れず、自身を信任するかどうかが争点だと強調。手の治療を理由にNHK討論番組を欠席し、他党から討論のやり直しを求める声が出た。

【速報】衆院選 自民・前職の村上誠一郎氏、比例四国で当選確実

衆院選四国比例ブロックで、自民党前職の村上誠一郎さんの14度目の当選が確実になりました。
村上さんは自民党の比例名簿10位での立候補でしたが、四国各県の小選挙区で自民党が議席を伸ばす中、村上さんの当選が確実になったものです。
村上誠一郎さんは今治市出身の73歳。
中選挙区時代の1986年、愛媛2区が初当選というベテラン議員です。
これまでに小泉内閣での行政改革担当大臣、石破内閣での総務大臣と2度の入閣を果たしています。
区割り変更に伴い、比例区に転出したおととしの衆院選では、四国ブロック比例名簿単独1位の優遇措置を受け当選しました。
しかし今回は優遇は認められず、自民党の比例名簿10位での出馬でしたが、四国各県で自民党が小選挙区で議席を伸ばす中、14度目の当選を飾りました。

自民・武田元総務相が8選確実 福岡11区、裏金関係し前回落選

衆院選福岡11区で自民党元職の武田良太元総務相が、与党対決となった日本維新の会前職の村上智信氏を破り、8回目の当選を確実にした。前回選では自民派閥裏金事件に関係したとして比例代表との重複立候補が認められず、村上氏に敗れ落選。「リスタート」をキャッチフレーズに掲げて地元を細かく回り、支持基盤を立て直した。
良好な関係を保っていた公明党が、立憲民主党と結成した中道改革連合の新人を支援したが、水面下で公明側との接触を重ね影響を最小限に抑えた。

自民・江藤元農相が復活当選確実 宮崎2区、昨年にコメ巡り失言

宮崎2区で自民党前職の江藤拓元農相は、国民民主党前職の長友慎治氏に敗れたが、比例九州ブロックで復活当選を確実にした。
コメを巡る失言で農相を更迭されたことを受け、選挙戦では「おわび」を口にするなど信頼回復に努めた。江藤氏が小選挙区で敗れるのは2003年の初当選以降、初めて。
江藤氏は昨年5月、佐賀市での講演で価格高騰が続くコメに関し「買ったことはない。支援者の方々がたくさん下さるので、家の食品庫に売るほどある」と発言し、農相を更迭された。

自民・杉田水脈氏が「小選挙区敗北」の弁で涙「大阪5区で挑戦続ける」と述べる 比例復活の可能性残るなか「やりたい戦いができた」

2月8日(日)に行われた衆議院議員選挙。大阪5区で、自民・杉田水脈氏の「小選挙区敗戦」が確実となりました。

この報を受けて、杉田氏が支持者らに「敗戦の弁」を語りました。

(大阪5区・自民・杉田水脈氏)

小選挙区では残念な結果になりましたが、なんとか戦い切ることができました。

それはこの場に集まってくださったみなさんと自民党、30年間自民党候補がいなかったこの大阪5区で、自民候補が来ることを待ち望んでくださったみなさんのおかげで、ここまで戦い切ることができたと思っています。

私自身も(公示)5日前に5区の公認が決まり不安でしたが、入ってみたら地元の皆さんも暖かい声をかけてくださって、選挙戦は思い切りやれました。自分のやりたい戦いができました。それもみなさんのおかげです。ありがとうございました。

このあと比例がまだ残っていますので、その結果を見守りたいと思いますが、比例がどんな結果だったとしても、私はこの大阪5区で挑戦を続けます。

5日間でここまでやれたのだからまだまだやれることはあると思いますので、みなさんこれからもよろしくお願いします。

高市首相、「食料品の消費税2年ゼロ」の公約巡り「何もできないよりやったほうがいいと確信」

高市首相(自民党総裁)は8日夜、TBS番組で、自民が衆院選の公約で2年間に限定した食料品の消費税ゼロの「検討加速」を掲げたことに関し、「消費税は大きな課題なので、柔軟に各党の意見もうかがいながら、できるだけ早く結論を出したい」と述べた。「スピードが必要だ。一生懸命議論し、何もできないよりは、やったほうがいいと私は確信している」との考えも示した。
自民内に消費税減税に慎重意見もあることを問われると、「自民の公約を掲げて選挙を戦って、やらないという候補者はいないと信じている」と語った。一方で、「自民単独で力業で押し切ることは考えていない」とも強調した。

自民圧勝、単独3分の2超 中道惨敗、幹部落選相次ぐ

第51回衆院選は8日に投票、即日開票された。自民党は公示前から大きく伸ばして単独で定数465の3分の2(310)を超える議席を獲得し、圧勝した。日本維新の会との連立による第2次高市内閣が発足する。中道改革連合は公示前の167議席から50議席を割り込む惨敗を喫した。立憲民主党出身の幹部やベテランの落選が相次いだ。参政党は議席を大幅に増やした。チームみらいは衆院で初の議席を獲得し躍進した。共産党、れいわ新選組は後退が確実だ。
一つの政党が単独で3分の2以上の議席を獲得するのは戦後初めて。与党の3分の2は2017年の衆院選以来。高市早苗首相(自民総裁)は18日にも特別国会で第105代首相に選ばれ、直ちに組閣に着手する。首相は8日のテレビ番組で、「公約を確実に実行していく」と強調した。
与党は参院で過半数割れしているが、参院で法案を否決されても衆院で3分の2以上の賛成により再可決し、成立させることが可能になる。特別国会ではインテリジェンス(情報活動)機能強化に向けた「国家情報会議」創設などの公約実現を図る方針。3分の2は憲法改正の国会発議に必要な議席数で、改憲論議も主導する構えだ。
自民は接戦区でも中道などの野党に競り勝ち、30都県の小選挙区で議席を独占した。福井2区を制した無所属前職の斉木武志氏を追加公認。与党系無所属の3氏が勝利した。中道は安住淳共同幹事長、本庄知史共同政調会長、小沢一郎、岡田克也両氏らが落選した。野田佳彦共同代表はラジオ番組で、引責辞任を示唆した。
9日午前3時現在の獲得議席は、自民315(公示前198)、中道47(同167)、維新35(同34)、国民民主党28(同27)、共産3(同8)、れいわ0(同8)、減税日本・ゆうこく連合1(同5)、参政13(同2)、日本保守党0(同1)、みらい9(同0)となっている。社民党は国政選挙で初めて議席を得られなかった。
共同通信が9日午前3時現在で集計した衆院選の推定投票率は56.23%で、前回を2ポイント程度上回る可能性がある。期日前投票の投票者数は約2701万人で、国政選挙で過去最多となった。
首相は1月召集の通常国会冒頭で衆院解散に踏み切った。通常国会冒頭での解散は1966年以来60年ぶり。真冬に当たる2月の衆院選は90年以来36年ぶりとなった。
11党などから1284人が立候補した。そのうち女性比率は過去最高の24.4%(313人)だった。