15年前に抗争中の暴力団の組幹部を射殺か 指定暴力団・道仁会の元ナンバー2ら逮捕

15年前、佐賀県伊万里市で、暴力団の組幹部ら2人が拳銃で撃たれ死傷した事件で、警察は当時抗争中だった指定暴力団・道仁会の元幹部の男ら3人を殺人などの疑いで逮捕しました。
殺人や殺人未遂などの疑いで29日までに逮捕されたのは、指定暴力団・道仁会のナンバー2にあたる理事長だった坂本康弘被告(70)と、道仁会系の元組員2人です。
警察によりますと、坂本被告ら3人は2011年4月、佐賀県伊万里市の病院の駐車場で、実行犯の男と共謀して指定暴力団・九州誠道会系の組幹部ら2人を拳銃で撃ち、組幹部を殺害したほか、元組員に重傷を負わせた疑いです。
警察は3人の認否を明らかにしていませんが、坂本被告が襲撃を計画するなど指示役だったとみられています。
坂本被告は、2008年に別の九州誠道会の幹部が大牟田市で射殺された事件で、殺害を指示したとして逮捕・起訴され、公判中でした。
警察は、逮捕した元組員2人の役割を調べるなど、事件の全容解明に向け捜査を進めています。

無人販売店でレトルトカレーなど115点窃盗、62歳小学校教諭を懲戒免職「多めに払った時もある」と釈明も 北海道教育委員会

北海道函館市の小学校に勤務する62歳の男性教諭が、北斗市内の無人食料品販売店であわせて115点の食料品を盗んだとして、懲戒免職処分となりました。
29日付で、懲戒免職処分を受けたのは、函館市の小学校の男性教諭(62)です。
北海道教育委員会によりますと、男性教諭は、2025年の4月から6月にかけて、北斗市内の無人食料品販売店で、レトルトカレーやハンバーグなど合わせて115点の食料品を盗んだ疑いで、逮捕されていました。
被害に遭った無人食料品販売店は、客が自分で買い物した金額を計算し、設置している箱に代金を入れる仕組みで、店の防犯カメラの映像などから、男性教諭の犯行が明らかになりました。
この男性教諭は窃盗罪で略式起訴され、函館簡易裁判所は、罰金50万円の略式命令を出しました。
道教委の聞き取りに対し、男性教諭は「確かに、代金を数百円少なく払ったことはあったが、多めに払っていた時もあったので、お金はしっかりと払っている」「ご迷惑をおかけして心苦しく思います」と話しているということです。

《政府は文春報道に「コメント差し控える」》高市早苗氏「金銭のやり取りナシ」断言も統一教会友好団体がパーティ券を購入していた 週刊文春が「裏帳簿入手」報道

「週刊文春」が報じた、2019年の高市早苗氏の政治資金パーティーを巡り、統一教会の友好団体の地方組織がパーティー券を購入していた疑惑。

佐藤啓官房副長官は1月29日の記者会見で、記事に関する事実関係と見解について記者から問われ、「ご指摘の週刊誌報道は承知しておりますが、個々の政治活動に関する個別の記事のひとつひとつについて、政府としてコメントすることは差し控えたいと思います」と机上のペーパーを一気に読み上げる答弁を行った。

一体、どのようなことが報じられたのか。「 週刊文春 」が1月28日に配信した記事を特別に再公開する。
高市早苗首相が2019年に開いた政治資金パーティのパーティ券を、統一教会の友好団体「世界平和連合奈良県連合会」が購入していたことが、「 週刊文春 」の取材でわかった。
高市氏はⅩ(2022年8月14日)で、統一教会との接点について、「選挙応援無し。行事出席無し。金銭のやり取り無し。祝電も当事務所が手配した記録は無しでした」と断言。また、自民党が所属議員に対して実施した調査で、統一教会との接点が確認された議員名については2022年9月に公表されたが、その中にも高市氏の名前は記されていない。
「世界平和連合奈良県連合会」がパーティ券購入の“裏帳簿”を入手
今回、「週刊文春」は高市事務所の関係者から、政治資金パーティのパーティ券購入者や金額、振り込み日等が記載されている内部資料を入手した。総務省と奈良県に届け出る収支報告書のもとになる、すべての入金記録を記載した“裏帳簿”だ。
その資料によると、2019年3月にシェラトン都ホテル大阪で開かれた「Fight On sanae2019 高市早苗支部長の出版をみんなで祝う会」のパーティ券を「世界平和連合奈良県連合会」が購入。3月13日に郵便振り込みで計4万円を入金していたのだ。
高市事務所に事実関係を尋ねると…
事実関係を確認するべく、高市事務所に「世界平和連合奈良連合会がパーティ券を購入していたのか」などと書面で質問を送ったが、締め切りまでに回答がなかったため、1月27日に問い合わせると担当者は「回答なしという事で。すいませ~ん」。
しかし、翌日の1月28日午前、このような回答が寄せられた。
「設定された回答期限まで時間的余裕がない上、衆議院選挙期間中であることから、十分な確認を行うことは困難ですが、高市事務所として、政治資金について、法令の規定に従い適切に処理しているものと認識しています。
また、旧統一教会に関するお尋ねに関しては、令和4年9月に実施された自民党の調査に対し、適切に回答を行っており、それ以降も報告すべき新たな接点はありません」
世界平和連合からは、締め切りまでに回答はなかった。
だが、高市氏と統一教会との関わりは、これだけではなかった――。
現在配信中の「 週刊文春 電子版 」および1月29日(木)発売の「週刊文春」では、世界平和連合関係者が2012年にもパーティ券を購入していたこと、裏帳簿に記された名前、不動産会社が54万円ものパーティ券を購入したのに不記載となっている問題、パーティ券を購入したのに政治資金収支報告書上はなぜか「寄附」とされている虚偽記載などについて、詳しく報じている。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2026年2月5日号)

【速報】田久保前市長を警察が任意で事情聴取

学歴詐称疑惑が発端で複数の刑事告発を受けている伊東市の田久保前市長が29日、初めて警察から任意の事情聴取を受けたことがわかりました。
伊東市の田久保真紀前市長はこれまでに自身が市長となった選挙の際に「東洋大学卒業」と報道機関に示し、虚偽の経歴を公にした公職選挙法違反の疑い、このほかに地方自治法違反や有印私文書偽造・同行使の疑いなどで刑事告発されています。
こうした中、警察は29日、田久保前市長に対して任意で事情聴取を要請し、田久保前市長が応じたことが捜査関係者への取材で分かりました。田久保前市長は、警察から今月21日に任意の事情聴取に応じるよう要請されていましたが、弁護士の都合がつかないことから「21日は難しい」と連絡していて、その後、複数の候補日を挙げていたといいます。今後、警察は刑事告発された容疑について田久保前市長からの聴取をはじめ調べを進めるものとみられています。

高い致死率「ニパウイルス」アジア各国で流行の懸念 ワクチン・特効薬なし…日本への流入リスクは?【Nスタ解説】

インドで、致死率が高いとされる「ニパウイルス」のヒトへの感染が確認され、アジア各国で流行への懸念が高まっています。 日本ではあまり馴染みのない「ニパウイルス」とは、一体どんな感染症なのでしょうか。
発症時の致死率は40~75%?「ニパウイルス」
山形純菜キャスター: 【ニパウイルス】 ▼発症時の致死率は40~75%(※医療体制などで変動) ▼日本国内では患者の報告なし ▼東南アジアや南アジアでは何度か流行したウイルス ▼発症後に感染力を持つ
●1998年から1999年 マレーシアで初めて発生確認 ●2001年以降 バングラデシュやインドでほぼ毎年患者が報告 ●2025年12月以降 インド東部で2人感染(1人回復・1人重篤) →インド保健省は、接触者196人を検査し「全員が陰性」と発表
致死率が高いように思いますが、「ニパウイルス」についてどう見ていますか。
埼玉医科大学総合医療センター岡秀昭さん: 症状はないがウイルスを持っているという「不顕性感染」のケースも、それなりにあるようなので注意が必要です。
致死率が40~75%というのは、おそらく脳炎の症状を起こした患者の致死率ではないかと思いますので、もちろん適度に恐れる必要はありますが、数字を額面通り受け取る必要はないのではないかと思います。
日本で感染拡大する可能性は?
山形キャスター: これまで「ニパウイルス」が日本で確認されていない理由は何なのでしょうか。
埼玉医科大学総合医療センター岡秀昭さん: 基本的には、熱帯に生息して特にフルーツなどを主食にする「コウモリ」を媒介するウイルスなので、現状、日本ではニパウイルスは確認されていないということです。
井上貴博キャスター: 感染者がウイルスを保有していても、2週間程度は検査しても反応しないということですね。水際対策に工夫が必要になるのでしょうか。
埼玉医科大学総合医療センター岡秀昭さん: 日本国内に持ち帰ってから、ニパウイルスを発症するケースは十分想定されます。
ただ、ニパウイルスの主な感染経路が「ヒトからヒト」ではなく、主には食物や家畜類を介した感染なので、おそらくそれほど広がらないと思います。
「コウモリ」が感染経路 「ニパウイルス」の症状
山形キャスター: 国立健康危機管理研究機構によると、▼ニパウイルスを元々持っているコウモリが媒介して感染した「動物」や、コウモリが食べて汚染した「食べ物」などを通じてヒトが感染するということです。
血液や体液との接触などの「濃厚接触」でヒトからヒトへ感染する場合もあるといいます。
▼4~14日ほどの潜伏期間で、▼発症すると、発熱・頭痛、嘔吐、筋肉痛などの症状が出るということです。その後、意識障害などを起こし、重症化すると「急性脳炎」に至る場合もあるということです。
ヒトからヒトへの感染力は、どのくらい強いのですか。
埼玉医科大学総合医療センター岡秀昭さん: 「濃厚接触」というように、相当、身体・体液を触れあう接触でない限り、うつらないのではないかと思われています。
おそらく初期段階の症状では、インフルエンザやコロナウイルス、マラリア、デング熱などとの区別は困難だと思います。
お笑い芸人令和ロマン松井ケムリさん: 流行するうちに、いわゆる変異のようなものが起こる可能性はありますか。
埼玉医科大学総合医療センター岡秀昭さん: RNAのウイルスなので変異は起こりうると思います。
コロナウイルスのように、ヒトからヒトに感染してウイルスが増殖していくことで、ウイルスは変異していくのですが、現状「ニパウイルス」はどんどんヒトからヒトへうつっていく可能性は高くないので、その部分(変異)もそれほど恐れる必要はないと思います。
対策は?流行地では「生のフルーツ」や「家畜」に注意
山形キャスター: 「ニパウイルス」への対策、何ができるのでしょうか。
【「ニパウイルス」の対策は?】※岡秀昭医師によると ●「ワクチン」「特効薬」はない ●対症療法のみ
タイ・バンコクの空港では体温検査などを実施し、検疫を強化しているといいます。
流行地に渡航する際の注意点としては、以下があげられます。
▼コウモリが食べた可能性のある「生の果物(ヤシの実など)」を食べない ▼コウモリや家畜などを触らない ▼手洗い・マスクの徹底
埼玉医科大学総合医療センター岡秀昭さん: あくまで流行地に限りますが、おそらく果物はニパウイルスに汚染されているでしょう。
皮で覆われている果物の場合は、皮をしっかり手で剥いて、きれいな水で洗うというのが重要です。
一方で、ヤシの実は中のジュースが汚染されている可能性があるので、避けた方がいいかもしれません。
出水麻衣キャスター: 観光地ではヤシの実のジュースなど、よく見かけますよね。
データが少ない「ニパウイルス」治療薬やワクチンの現状は
出水キャスター: 脳炎の症状を伴うと、致死率が高いということですが、ニパウイルスの感染から脳炎に発展する割合などは分かっているのですか。
埼玉医科大学総合医療センター岡秀昭さん: 正確なデータは分かっていません。また、「不顕性感染」があることは分かっていますが、割合は分かっていません。
「脳炎」の症状としては、基本的に頭痛が強くなり、さまざまな脳の症状が出てきます。
例えば、震え(いわゆる痙攣)や自分の意思に関係なく変な動きをしてしまう「不随意運動」、そして、おかしな言動、徘徊といった症状があるときには脳炎が疑われます。
井上キャスター: 今はない「治療薬」や「ワクチン」についても、複数の研究グループが作っているということですね。
埼玉医科大学総合医療センター岡秀昭さん: コロナ禍でもmRNAワクチンは割とすぐに開発されましたので、本腰を入れればそれほど難しいことではないのかもしれません。ただ、デング熱などでは開発に苦戦しているので、実際にやってみないとわからないと思います。
治療薬としては「アビガン」があります。また、ほかの一部のウイルス薬が“効く可能性”が示されていますが、本当に効くかどうかはまだデータがありません。
========== <プロフィール> 岡秀昭さん 埼玉医科大学総合医療センター診療部長 日本感染症学会感染症専門医
令和ロマン松井ケムリさん お笑い芸人1993年生まれ慶應義塾大学法学部卒業 M-1グランプリ2023・2024史上初の連覇達成

続報 北海道せたな町沖で漁船「第28八重丸」不明 親子2組計4人と連絡取れず 漁船の木片が港に漂着か 転覆の可能性も

29日、北海道せたな町で、4人が乗った漁船が行方不明になっていて、海上保安庁が捜索を続けています。
行方が分からなくなっているのは、ひやま漁協瀬棚支所所属の漁船「第28八重丸(やえまる)」です。
29日午後1時半ごろ、乗組員の家族から「連絡が取れず遭難したかもしれない」と海保に通報がありました。
船には2組の親子計4人が乗船、ヒラメ漁へ
函館海上保安部によりますと、「第28八重丸」は、29日午前7時半ごろにせたな町鵜泊漁港を出港しました。
「第28八重丸」には、船の所有者の澤谷克宏さん(84)、宏一さん(48)親子と、克宏さんの弟で澤谷勝利さん(82)、大史さん(48)親子の計4人が乗っていて、ヒラメを取るために、海底に仕掛けた網を引き揚げる作業を行っていたとみられています。
海保によりますと、乗組員の家族は「通常であれば、自宅の窓から沖合の船が見え、朝も見えていたが、雪で視界がさえぎられ、その吹雪がやんだら、船が見えなくなっていた。心配して通報した」という趣旨の話をしていたということです。
漁港付近には、「第28八重丸」のものと確認できる木片が漂着
海保によりますと、漁港付近には木片が複数漂着していて、中には「第28八重丸」のものと確認できる表記があったということです。
また、これまでの捜索で、漁港付近の海岸から、ペール缶、木箱、ライフジャケットなども見つかっているということです。
海上保安庁は、「第28八重丸」が転覆した可能性が高いとみて、巡視船2隻で夜通し捜索を続けることにしています。
海保によりますと、当時、天気はくもり、気温3℃、北西の風20メートル、視程10メートル、波は北西2メートル、うねりは東1メートルだったということです。

AIで「ニセ警察詐欺」か 口パクに日本人の声…台湾人ら10人逮捕

警察庁は29日、警察官を装って現金をだまし取る「ニセ警察詐欺」に関与したとして、マレーシアの拠点のリーダー格とされる台湾人ら10人が台湾当局などとの国際共同捜査で逮捕されたと発表した。生成AI(人工知能)のチャットGPTでだますシナリオを生成。画像のディープフェイク技術を使って警察官になりすまし、LINEのビデオ通話を使って日本に連絡していたとみられる。
東南アジアを拠点とする国際的な匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ=匿流)による詐欺被害が目立っており、警察庁は台湾やマレーシアの警察当局と連携を強化して組織の実態解明を進める。
警察庁や台湾当局によると、2025年8月、首都クアラルンプールの詐欺拠点を捜索し、台湾籍の5人と日本国籍の4人、マレーシア国籍の1人の計10人の身柄を拘束した。台湾人の5人は同10月に台湾に送還され、うち4人が詐欺罪などで起訴された。
拠点は25年6月から使用され、捜索では、パソコン4台や携帯電話26台のほか、インターネット通販で購入したものとみられる日本警察の制服一式や記章2個も押収された。
台湾籍の容疑者が拠点を指揮し、グループはチャットGPTを使い、「携帯電話の料金が未払いになっている。警察の調査を受ける必要がある」といったシナリオを作っていたという。
通話の際は警察の制服と偽の警察手帳を使い、ディープフェイク技術を利用して偽の警察官の映像を生成。被害者との通話中はその警察官に「口パク」をさせ、実際の会話は日本人の容疑者が担当し、日本語訳されたシナリオを使っていた。背景には日本の国旗を貼り、警察庁舎から通話していると装っていたという。
この拠点での日本国内の被害者は8人が確認され、少なくとも計1865万円がだまし取られたという。台湾籍の容疑者たちはオンラインゲームで知り合い、「かけ子」役の日本人はフェイスブックで応募していた。
日本人の容疑者は20~30代の男性4人。25年10月に日本に送還され、大阪府警に詐欺容疑で逮捕された。
警察庁によると、25年のニセ警察詐欺を含むオレオレ詐欺の被害額は、11月末現在で前年同期比2・7倍の956億円と急増している。【深津誠、台北・林哲平】

群馬知事が前立腺がん公表 ステージ2、公務続け3期目意欲

群馬県の山本一太知事(68)は29日の定例記者会見で、前立腺がんと診断されたと明らかにした。「ステージ2」とみられるとし「体調不良はなく、元気だ」と述べた。2月以降に通院による治療を始め、公務を続けるという。
27年7月の任期満了に伴う知事選で3期目を目指す意欲は変わらないとした上で「治療を続けながら公務をこなし、選挙の準備をしていく」と語った。
2025年12月に東京都内の病院で受けた精密検査で判明。「転移はない」としている。群馬大病院(前橋市)でホルモンと放射線の治療を受けて「必ず完治させて、引き続き群馬県のために全力疾走したい」とした。

東京都がインフルエンザ注意報を再び発表…集団感染6000件超、学校の再開など影響か

東京都は29日、インフルエンザ注意報を発表した。都内では昨年10月に今季1回目の注意報、同11月には流行警報が出され、その後解除されていた。警報解除後に注意報が再び出るのは2008~09年シーズン以来17年ぶり。都はこまめな手洗いや消毒、マスクの着用を呼びかけている。
都によると、今月19~25日の1週間に、都内の定点医療機関から報告された患者数が1機関あたり13・83人となり、注意報基準(10人)を超えた。
今年に入って注意報基準を下回っていたが、都は年末年始の人の移動や学校の再開が影響した可能性があるとみている。今季、都内の学校や社会福祉施設などで発生したインフルエンザとみられる集団感染の報告は、今月25日までに6000件を超えている。

遺族、福岡高検に上告要望=時速194キロ死亡事故

大分市の一般道路で2021年、時速194キロで車を走行させ、死亡事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)罪に問われた当時19歳の被告の男(24)の控訴審で、福岡高裁が同法違反(過失運転致死)罪を適用して刑を軽減したのは不当だとして、被害男性の遺族が29日、福岡高検に約7万筆の署名を提出し、上告するよう要望した。
要望後に記者会見した男性の姉、長文恵さん(60)らによると、対応した高検刑事部長らからは「真摯(しんし)に重く受け止める」との回答があったという。
長さんは多数の署名が集まったことを挙げ、「194キロは危険な速度。社会的一般常識とかけ離れた判決なのは明らかだろう」と高裁判決を批判した。 [時事通信社]