本部長が改めて謝罪=DNA不正鑑定―佐賀県警

佐賀県警のDNA型鑑定不正問題で、警察庁による特別監察の結果報告を受けて4日記者会見した同県警の福田英之本部長は「科学捜査や県警、警察活動への信頼を大きく損なうもので、深くおわびする」と改めて謝罪した。
特別監察で不適切な取り扱いと判断された鑑定結果が県警調査より約110件増えたことについて、福田本部長は「大変重く受け止めている」とした。また、不正発覚後も元職員を鑑定資料に触れられる作業に就かせており、「当時の対応は十分とは言えなかった」との認識を示した。
警察庁などは同日、内部調査が不十分だったとして、福田本部長に対し同庁長官による業務指導を行った。このほか、調査責任者だった警務部長と前首席監察官(警備部長)と組織としての科捜研は同本部長からの業務指導に、当時の科捜研所長だった総務課長は口頭厳重注意の処分とした。 [時事通信社]

妻を殺害し遺棄した男に拘禁刑9年の判決 動機となった妻の収集癖「殺害することには飛躍がある」 神戸地裁

兵庫県西宮市の自宅で妻を殺害し、遺体を遺棄した罪に問われた男の裁判員裁判で、神戸地裁は4日、拘禁刑9年を言い渡しました。 判決によりますと、清水成洋被告(63)は去年8月、西宮市の自宅において、妻(当時70)の首をタオルで絞めて殺害し、洲本市の山中に遺体を遺棄しました。 これまでの裁判員裁判で検察側は、清水被告が家に物をため込む妻に嫌気がさし、妻のことを「恥ずかしい」などと考えて殺害を決意したとして、「身勝手な動機であり計画的な犯行」などと指摘。一方、弁護側は、「長年妻の収集癖に悩まされており、犯行に至る経緯には酌むことのできる点もある」と主張していました。 4日、神戸地裁は判決で「動機や経緯に酌むべき点があるとしても、第三者へ相談するなど状況を打開することを試みず、殺害することには飛躍がある」として、清水被告に拘禁刑9年を言い渡しました。

忍びの里・伊賀市長が市議との不倫疑惑を否定 2人きりで「5~6時間いた」

「伊賀流忍者の里」として知られる三重県伊賀市の稲森稔尚市長が緊急の記者会見を開きました。
【画像】市長が市議との不倫疑惑を否定
市長が市議との不倫疑惑を否定
緊急の記者会見を開いたのは、稲森稔尚市長。伊賀流忍者の里として知られる三重県伊賀市の市長です。
かぶり物に忍者風の衣装を着たこの時とは打って変わって、4日の会見では厳しい表情です。
既婚者で2人の娘がいる身ながら、不倫をしていると週刊誌に報道されたのです。
「事務所機能を有していた場所とはいえ、生活の場としてとらえられるアパートで、2人で面会をしてきたのは、今思うと適切ではなかったと反省しています」
相手は伊賀市に隣接する津市の女性市議です。
「(会うのは)夜が多かったですね。長い時だったら5時間、6時間いたこともあった」
ただ、他の人を交えて会ったことも何回かあるとして、不倫はしていないと主張しました。
「政治活動の応援であったり、相談に乗せていただいたり、こちらの相談に乗ってもらったり、不貞行為はなかったということです」
不倫関係を示す2人のメッセージのやり取りも報じられていますが、市長によると、メッセージはすでに削除していて確認できないということです。
「(Q.LINEのやり取りはなぜ削除?)誰がということではなく、一定期間たったら、私は削除しているので、残していないということです」

「(Q.わざわざ消す必要はないのでは)残っていないということです。当該、指摘があるような、投稿というか発信は残っていない、確認できていないということ」
(2026年6月4日放送分より)

23区内で今年初めて熱中症疑いで死亡 70代男性がエアコンない室内で 東京・豊島区

厳しい暑さとなった5月30日、東京・豊島区で70代の男性が熱中症の疑いで死亡したことがわかりました。23区内での熱中症の疑いによる死亡者は今年初めてとなります。
東京都監察医務院によりますと、5月30日、東京・豊島区で70代の男性が熱中症の疑いで死亡しました。
男性が死亡したのは屋内で、部屋にエアコンは設置されていなかったということです。
東京23区内で、熱中症の疑いで死亡した人が確認されたのは今年初めてです。
この日、豊島区に隣接する練馬区では、最高気温30.5度を記録し真夏日となっていました。

【緊迫映像】「中国の領海に侵入してはならない」尖閣で日本漁船に中国海警船が何度も“威圧” 海保「貴船の主張は受け入れられない。ただちに退去せよ」

アジアで海洋進出を加速させる中国。日本テレビが入手した映像には、尖閣諸島周辺で中国の艦船が繰り返し日本の漁船に迫る様子が捉えられていました。
台湾では今週、中国による武力行使を念頭に置いたとみられる軍事演習が行われました。
その台湾などをめぐっては、先月行われた米中首脳会談の直後から、中国が軍事的な動きを強めていることがわかりました。
台湾の国家安全会議のトップがXで公表した地図では、赤い丸が中国の軍艦などが展開したエリアを示し、その数は100隻を超えたと警戒感をあらわにしています。
そのエリアの中には、日本固有の領土である尖閣諸島も含まれています。
同じ時期に尖閣諸島へ漁に行った人がいました。石垣市の市議でもある仲間均さんです。仲間さんは、尖閣諸島ではずっと中国の船に追いかけられたといいます。
仲間均さん
「一番びっくりしたのが無線です。ずっとしゃべっていますね、『中国の領海である』と」
仲間さんたちが漁船「獅」で尖閣諸島に向かったのは先月25日。日本の領海の手前で中国海警局の船2隻が現れ、追尾が始まりました。
仲間均さん
「中国海警、魚釣島の近くにおります。本船の漁労の邪魔をしにきています」
中国海警局は、軍の傘下にある組織です。赤のラインが入った艦首には、大型の武器を備えています。一方、艦首に青のラインが入っているのは、尖閣警備にあたる日本の巡視船です。巡視船は、漁船に近づかないようブロックします。すると、中国海警船から日本語で無線が入りました。
(中国海警)
「日本の漁船『獅』。こちらは中国海警1306。釣魚島およびその付属島しょは中国の領土であり、その周辺12海里は中国領海である。貴船は中国管轄海域に侵入した。中国の領海に侵入してはならない」
ここは中国の領海だと一方的に主張します。すると、日本の巡視船が応答しました。
(巡視船)
「中国海警船隊、こちらは日本国海上保安庁巡視船PL84である。尖閣諸島は日本の領土である。貴船の主張は受け入れられない」
すかさず否定した上で、さらに続けます。
(巡視船)
「中国海警船隊、貴船は日本の領海に侵入している。貴船の航行は無害通航とは認められない。日本の領海からただちに退去せよ」
退去するよう繰り返し要求します。
仲間さんたちは、尖閣諸島・南小島のそばの日本の領海内で漁を始めました。
仲間均さん
「現在25日午後4時、釣りをしています。巡視船、警戒にあたっております」
中国海警船がこちらに近づく動きを見せると……。
(巡視船)
「中国海警船隊、こちらは日本国海上保安庁。『獅』および本船に接近するな」
中国海警船からの無線は数十分おきに入ったといいます。
(中国海警)
「こちらは中国海警。中国の領海である。ただちに当海域から退去しなさい」
(巡視船)
「こちらは日本国海上保安庁巡視船。尖閣諸島は日本の領土である。貴船の主張は受け入れられない」
仲間さんは現状をこう話します。
仲間均さん
「いま沖縄の漁船は怖がっているんですよ。もうほとんどが行くのをやめているんです。でも漁にいかないと尖閣は守れませんから。漁場を守って魚を釣ってなんぼですから。漁民は負けないで行くことですね」
安全保障の専門家、笹川平和財団上席フェローの小原凡司氏は次のように指摘しています。
小原凡司 上席フェロー
「今、海上保安庁はしっかり対応していますけれども、中国はずっとこうした状況を続けることで、相手の社会に慣れさせてしまう。それも一つの目的でやっていることですから。これが日本の領土を脅かしているということも忘れてはならないと思います」

世界遺産が台風被害 姫路城大天守の壁の漆喰4平方メートルはがれ落ちる 重要文化財「ホの櫓」

猛威を振るった台風6号の影響が姫路城にも及びました。 3日昼すぎ、兵庫県姫路市の世界遺産・姫路城大天守の北側にある「ホの櫓」の壁の漆喰がはがれ落ちているのを巡回していた職員が見つけました。剥がれ落ちた漆喰の範囲は約4平方メートルで、石垣の下にある林で落ちているのが見つかりました。内側の壁に影響はみられないということです。 姫路城管理事務所によりますと、「ホの櫓」は国の重要文化財に指定されていて、現場周辺は非公開エリアになっていてけが人はいないということです。和歌山県に3日上陸し、日本列島各地で猛威を振るった台風6号による強風の影響で壁の漆喰が剥がれ落ちる被害が出たとみられます。

部活顧問の自殺を公務災害と認定 岐阜、遠征で残業月100時間

2022年4月に自殺した岐阜県立高校の男性教諭=当時(37)=の遺族らが4日、岐阜県庁で記者会見し、時間外勤務(残業)が原因の公務災害に認定されたと明らかにした。代理人弁護士は、顧問を務めた部活の遠征などで残業が約1カ月で100時間近くに上った時期もあり、うつ病につながったと説明。遺書には「僕が悪い」と自らを責める言葉が残されていたといい、妻は「夫は疲れ切り心を病んでしまった」と涙を浮かべた。
弁護士によると、同校に赴任した21年4月以降、運動部の指導で残業が増えた。20日以上の連続勤務が3回確認され、中には32日間に及んだ時期もあり、同年10月中旬~11月中旬の残業は97時間に上った。亡くなる直前にも、県外遠征で自家用車に生徒を乗せ数百キロ運転していたという。
地方公務員災害補償基金は今年3月、遅くとも22年4月までにうつ病を発症しており「公務が原因で自殺した」と認定した。妻は、遺書の日付が複数回書き直された跡があったと明かし「死へのためらいがあったと思う」と声を震わせた。

死亡容疑者、実家に「しねん」の手書きメモ 遺体に加害の傷なし 兵庫の母娘殺害事件

兵庫県警は4日、同県たつの市の河川で3日に見つかった遺体の身元について、司法解剖の結果などから、5月に同市で発生した母娘殺害事件で指名手配中の住所・職業不詳、大山賢二容疑者(42)と特定したと発表した。死因は不詳としている。県警は母娘の殺害に関与したとして容疑者死亡のまま書類送検する方針。
また事件現場の隣にある容疑者の実家だった民家の台所から、殺害された母親の血が付いたペットボトルが見つかっていたことが捜査関係者への取材で判明。室内からは血のようなものが付着したパーカも押収されたほか、ひらがなで「しねん」と記された手書きの紙片も発見された。「死ねない」との意味なのか、何を意図して書かれたものか不明という。
県警によると、容疑者は5月20日ごろに死亡したとみられる。川で流された際にできたとみられる複数の切り傷が顔などにあったが、加害による外傷は確認されなかった。所持品もほとんどなかった。一方、事件現場南の橋周辺から容疑者のものとみられるTシャツやたばこの吸い殻、漫画本が見つかったという。
事件は同19日、警察官が住人の田中澄恵さん(74)と次女の千尋さん(52)の遺体を発見して発覚。県警は13日ごろに千尋さんを殺害した疑いで容疑者の逮捕状を取り、全国に指名手配していた。
容疑者の姿は母娘が殺害されたとみられる13日以降も現場の最寄り駅などで確認されたが、20日にたつの市内の橋の下で目撃されて以降は足取りはつかめていなかった。
県警は「容疑者の死亡によって動機の解明が困難となったのは事実。所要の捜査で事実を明らかにしていく」とコメントした。

大洲市議を逮捕=あっせん収賄容疑―愛媛県警

不適切な廃棄物処理をした業者を処分しないよう自治体に働き掛ける見返りに、現金100万円を受け取ったとして、愛媛県警は4日、あっせん収賄の疑いで、愛媛県大洲市議会議員、村上常雄容疑者(67)=同市北只=を逮捕した。認否は明らかにしていない。
逮捕容疑は2025年9月22日ごろ、同市から産業廃棄物処理を請け負う業者の実質的経営者の男から依頼を受け、廃棄物処理事業の許可を取り消さないよう市職員に働き掛けた見返りに、同24日ごろ、謝礼として市内で現金100万円を受け取った疑い。 [時事通信社]

同じ車で…小学生4人ひき逃げで執行猶予中の中国籍・鄧洪鵬容疑者を無免許運転の疑いで現行犯逮捕 埼玉・三郷市

去年5月、埼玉県三郷市で、飲酒運転で小学生4人をひき逃げしたとして執行猶予付きの有罪判決を受けた男がきのう、無免許で運転した疑いで現行犯逮捕されました。
埼玉県警に押収されたSUV車。きのう午後、三郷市の自宅近くの路上で無免許運転をしたとして現行犯逮捕された中国籍の鄧洪鵬容疑者(43)が乗っていたものです。この車、実は…
記者 「逃走した車が今、吉川警察署に入ります」
1年前にも、ある事件をめぐり、埼玉県警に押収されていました。
去年5月、三郷市中央で下校中の小学6年の男子児童4人が重軽傷を負った、ひき逃げ事件。このとき、飲酒運転で小学生の集団に突っ込み、現場から逃げたとして逮捕されたのが、鄧容疑者でした。
事故直後の様子を捉えた映像には、鄧容疑者が児童や保護者とみられる人物とやり取りし、その後、車で走り去る様子が残されています。
当時、警察の調べに「ぶつかったことに間違いない」と容疑を認める一方、「相手が大丈夫と言っていたので、その場から離れた」と供述していた鄧容疑者。懲役2年6か月、執行猶予4年の判決を受け、免許取り消しの行政処分を受けました。
鄧容疑者 「今後、一切、自動車を運転しない」
裁判でこう話した鄧容疑者ですが、ひき逃げ事件で乗っていたのと同じ車を無免許で運転していたとして逮捕されたのです。
鄧容疑者は黙秘していますが、警察によりますと、今年4月以降、鄧容疑者が無免許で運転しているという情報が複数、寄せられていて、警察は無免許運転を繰り返していたとみています。