菅首相“反対する官僚の更迭当然”発言に「恐怖政治」と批判続出

3月3日、参議院の予算委員会に出席した菅義偉首相(72)。しかし、そこでの答弁が“恐怖政治”と批判を呼んでいる。

同委員会で、立憲民主党の森ゆうこ議員(64)は東北新社に勤める菅首相の長男らによる総務省の幹部官僚への接待問題を追及。森氏が総務相の持つ放送事業の許認可権限の重要性についての認識を問うも、菅首相は「総務大臣には放送事業に関する許認可権限がある」とオウム返しするなど、議論は平行線をたどる。

続けて、森氏は菅首相が自身の著書『政治家の覚悟 ―官僚を動かせ―』の中で、第一次安倍内閣で総務大臣を務めた際に「大臣として人事権を行使して官僚のなかに緊張感が生まれた」と綴っていたことに言及。

菅首相は、同省の担当課長が、菅首相が構想していたNHK改革の方針と反対の方針を持っていたことを人伝てに聞いたうえで、「それだったら違う人に代わってもらったほうがいいだろう」と更迭した経緯を説明。そのことによって「緊張感が走った」と釈明した。

そして、森氏が「何も言えなくなると思ったんじゃないですか?」と詰め寄ると、菅首相は語気を強めてこう答弁した。

「それはやはり政策に反対する人については、政治家としてせっかく大臣になったわけですから、自分が掲げてきたそうした政策を実現するということは、当然なことではないでしょうか」

また聞きでありながら、“自身の方針に反対する官僚の更迭は当然”と語った菅首相。強権的な菅首相の姿勢には、SNS上で批判が続出した。

《逆らうものは飛ばす。それ「独裁」って言いませんか?菅総理が間違ってたら誰が修正するんでしょう?恐怖政治で、イエスマンばかり揃えても、何にもなりませんよ》

《「政策に従わない官僚」の更迭は構わないと思いますが、「政策に反対する官僚」の更迭は当然ではないと思います》

《わたしが官僚だったら、大臣の意向に沿うようなことしか言えない。それが忖度の始まりで、その結果が今だ》

「母さん、コロナに感染した」新手のオレオレ詐欺にご用心

「昨年のマスク不足の時期は『お金を払ったのに通販で注文したマスクが届かない』という相談がありました。ここ最近は、血中酸素飽和度を計測するパルスオキシメーターが、『届かない』『頼んでもいないのに送りつけられた』というトラブル事例が報告されています」(国民生活センター担当者)

新型コロナウイルスに乗じた悪質な詐欺が後を絶たない。防犯アドバイザーの京師美佳さんが、警鐘を鳴らす。

「自治体職員を名乗り、架空の“母子家庭や高齢者家庭への給付金”をもちかけ1万~3万円の手数料をだましとる。“マスクやアルコール消毒液を無料配布する”と家族構成や在宅時間を聞き出し、空き巣や強盗の予備調査をするーー。犯罪者は、こうした世の中の動向、人々の不安を敏感に察知して、思わず飛びつきたくなる手口を考えているのです」

甘い罠にかからないために、最新の手口を見ていこう!

【手口1】“annazon”フィッシング詐欺

《あなたのアカウントが不正に利用されたため、一時的に利用を停止しています》

ネットショップのサイトを装ったメールが届き、あわてて指示どおりサイトにアクセスし、パスワード、カード番号などを再入力すると、個人情報が盗まれてしまう。昨年12月、芸人のエハラマサヒロは、盗まれた情報でカード利用され、40万~50万円の被害にあったと告白した。

「コロナ禍でネット通販を利用している人が増え、こうした詐欺が横行しています。カード限度額まで買い物をされる被害も。メールのリンク先のサイトがAmazonそっくりになっていて、URLも『annazon』になっているなど、『amazon』と混同しやすい詐欺メールもあります。こうしたメールに表示されたURLをクリックしてはいけません。不正利用が心配な人は、メールをいったん閉じて、改めてネット検索をして、公式ホームページからマイページ、マイアカウントにアクセスして履歴などを確認しましょう」(京師さん・以下同)

スマホのSMSに《不在の為お荷物を持ち帰りました。ご確認ください》とあやしいURLに誘導させる詐欺も、同様の手口だ。

「不在通知は誰にでも思い当たるためだまされやすい。宅配ボックスを購入し、置き配できるようにしておけば、こうしたメールを怪しめるでしょう」

【手口2】初回無料、お試し価格詐欺

健康食品や化粧品のネット通販で、最近、顕著なトラブルが“初回無料、お試し価格詐欺”だ。

「悪質業者への罰則強化が検討されるほど、被害が増加しています。サンプル無料、初回無料などの言葉に引かれて取り寄せると、2回目以降も送りつけてきて、高額の支払いを請求するしくみです」

国民生活センターには、初回お試し300円のダイエットサプリが、2回目に4カ月分送られ、4万円も請求された事案がある。

「悪質業者は確信犯的に解約方法を小さすぎる表示にしたり、解約を申し出るメールをしても返答しません。良心的な企業は、ホームページなどに定期購入であることが明記されているし、解約方法もわかりやすく説明しています」

【手口3】コロナ陽性オレオレ詐欺

昨年6月、山梨県で70代女性が、息子を名乗る男から数回「PCR検査した病院で小切手をなくした」と連絡があり、1,500万円をだまし取られた事件があった。

「こうしたコロナ版オレオレ事件も後を絶ちません。いったん電話を切り、落ち着いて家族に確認電話をすること。《この電話は詐欺対策のため録音しています》と着信時にアナウンスしてくれる詐欺対策電話の利用もおすすめです」

少しでも不安だと感じたときは、消費者ホットライン(局番なしの188)に電話相談しよう。

「女性自身」2021年3月16日号 掲載

「彼女を総理にしたい」という隠れファンも…あの“ドリル小渕”が帰ってきた

2月26日、地味ながら永田町で話題になった人事があった。小渕優子元経済産業相(47)の自民党選挙対策委員長代行への起用だ。早くから「女性初の首相候補」と呼ばれたが、「政治とカネ」の問題で2014年に経産相を辞任。会計帳簿が入ったハードディスクが電動ドリルで破壊された衝撃とあいまって、表舞台から姿を消した。
安倍晋三前首相と石破茂元幹事長が争った18年総裁選で、小渕氏は父・恵三氏の内閣で官房長官だった元「参院のドン」青木幹雄氏の意向を受けて石破氏を支持。以後、安倍氏は小渕氏を許さなかったが、安倍氏の退陣によって、小渕氏の周辺では復権を探る動きが出てきていた。
中でも今回、小渕氏を猛プッシュしたのは野田聖子党幹事長代行。菅義偉首相の了解も取り付けたという。野田氏はCS番組で「小渕氏は女性議員、またこれから候補者になりたい女性の窓口。余人をもって代えがたい」と強調した。小渕氏は事件後の14、17年の衆院選で大勝し、「禊(みそぎ)」は済んだとの声も一部にはあるが、元秘書の有罪確定(15年)後、記者会見を一切しないままで、今も本当の禊は済んでいないとの見方が大勢だ。
「野田氏は『選対委員長代行なら国会で野党から追及されることもなく、記者会見もない』と考えたのでしょう。でも選対委員長代行の前任は、鶏卵業者からの収賄罪で起訴された吉川貴盛元農水相ですから、同じ穴のムジナ」(政治部記者)
野田氏は「私が総理になったら彼女は……」
小渕氏は父が1998年に首相に就くと、TBSを退職して秘書に。一方の野田氏は、当時史上最年少の37歳で郵政相に抜擢された。「この頃から2人は急接近」(ベテラン記者)。近年も酒席で野田氏が「私が総理になったら彼女は大臣。それで『禊』をさせる」と語り、傍らの小渕氏は「また、いつもの話ね」とばかりに微笑んでいるという。
経産相辞任以降、身を潜めて目立たぬ姿勢と血筋の良さは霞が関では好評だ。特にかつて副大臣を務めた財務省を中心に「小渕さんは他人の話を聞く力がある。彼女を総理にしたい」という隠れファンが多い。竹下派を率いる竹下亘元総務会長の意中の後継者も小渕氏だという。
久々の要職となった小渕氏は、早速その実力が試される。来る衆院選では、二階俊博幹事長による二階派拡大の余波を受けて、自民系候補同士が競合する選挙区が多数ある。各派閥との血みどろの調整が必至だ。事件から6年余。蓄えた力を発揮し、派閥間の壁をドリルで突き崩せるか。表立った禊にはならずとも、永田町と霞が関は固唾を飲んで彼女の采配を注視する。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年3月11日号)

「性被害は300人規模」睡眠薬を飲ませて準強制性交も 大阪わいせつ教師“誘惑の手口”《懲役20年》

「男の犯行は酷いものでした。まず酒に睡眠薬を入れて男性を酩酊状態にさせ、男性の陰茎を咥えたり、自らの肛門に入れたり、その逆に相手の口や肛門に自らの陰茎を挿入した。そして、その様子を動画で撮影していたんです」(全国紙社会部記者)
無抵抗の男性への卑劣な犯行。
2月18日、大阪地裁で行われた判決公判で、加害者である大阪市立我孫子南中学校の元教師・北條隆弘被告(42)が準強制性交等と準強制わいせつの罪に問われ、懲役20年を言い渡された。
被害者は300人規模。被害に気づいていないケースも……
裁判で有罪と認められた犯行の被害者は10人だったが、実際の被害者数は「15年以上にわたり、300人規模」(在阪社会部記者)だという。男性が被害者となる性犯罪事件としては前代未聞の規模だ。
北條被告が逮捕されたのは昨年9月だ。共犯の元会社員・矢上大助被告とともに、東京都内のホテルで男性に対してわいせつ行為に及んだところ警視庁が同罪で摘発。北條被告の住まいのあった大阪市住吉区のマンションでの犯行の様子が記録された動画などが発見され、情報提供を受けた大阪府警が余罪を捜査した。
「押収された資料からは、次々に被害者が浮かび上がってきた。しかし、その多くが酩酊し抵抗できない状態で、自らの被害自体に気づいていないケースもあるとみられています」(在阪の社会部記者)
罪に問われた準強制性交等と準強制わいせつは、「準」と冠がつくが、罪の重さは強制性交や強制わいせつと同じ。薬物などで抵抗できない状態にさせた相手に対する性交とわいせつ行為を指している。北條容疑者はどのようにして、300人に対し、犯行を繰り返していたのだろうか。
「撮影のモデル」を口実に自宅やホテルに連れ込み
「写真撮影のモデルを依頼したい」
北條被告はSNSを使って、報酬を払うからと男性を自宅やホテルに誘い入れている。ひとしきり撮影を終えると、睡眠薬入りのアルコールを飲ませるなどして男性を酩酊状態にさせ、その後に性交やわいせつ行為を繰り返し、その様子を動画に撮影していた。
「スーツ姿の男性が好きで、撮影のモデルにはスーツの格好をさせていたようです。1万円程度の謝礼を渡して、共犯の男とわいせつ行為をし、その様子を携帯電話で撮影していた。2人は同性愛者の出会い系サイトで知り合い、犯行を重ねていました。泥酔したサラリーマンを連れ込んだケースもありました」(同前)
驚くべきは、北條容疑者が、男性らを撮影に誘い出す際に信頼を得るため、公立中学校教諭の肩書を利用していたことだ。誘い出した「撮影のモデル」に対して「教材で使用する」などと語っていたのだ。公判では「申し訳ないと思いながら、性欲を満たしていた」などと話し、罪を認めている。
有罪認定された被害者は10人。なぜこれほど少ないのか?
2月18日の判決で、大阪地裁の松田道別裁判長は「被害者の人格と尊厳を踏みにじった。被害者らの嫌悪感、屈辱感は極めて大きい。多くの被害者が厳しい処罰を望んでいるのは至極当然だ」と断罪。判決で有罪と認定された被害者は20~40代の男性10人だが、これだけ少なかったのは「男性が性被害を相談するハードルの高さが問題だ」と全国紙社会部記者は指摘する。
「性犯罪は被害者が声をあげられないことにつけ込む姑息な犯罪で、社会的な認知が進んでいない男性の被害者はなおさら声をあげられず、警察も被害届を出してくれる被害者を集めるのに相当苦労したようです。結局、被害者として名前が挙がったのは10人でしたから。ただ、彼らの処罰感情は強い。2人が計300万円で示談している一方、示談した1人も含め9人は厳罰を求めています」
北條被告は法廷では罪を認め、反省している様子も見せた。しかし裁判長の言う通り、大いに尊厳を踏みにじられた被害者が声をあげるのは並大抵のことではない。いま、明るみに出ている性犯罪は氷山の一角と言われているのだ。
(西川 義経/Webオリジナル(特集班))

選択的夫婦別姓の導入、自民が検討チーム設置へ…党内には賛否

自民党は、選択的夫婦別姓の導入を検討するプロジェクトチーム(PT)を新たに設置し、近く議論を再開させる方針を固めた。保守支持層の反発を懸念して議論が停滞していたが、党の女性政策への注目が高まる中で、議論を進めることが必要だと判断した。ただ、党内では依然として賛否が分かれており、議論の集約は難航しそうだ。
夫婦別姓を巡っては昨年末にかけ、政府の第5次男女共同参画基本計画の記述が焦点となり、党内で意見が対立した。党は最終的に反対派の主張を踏まえ、原案にあった前向きな表記を削除する代わりに、党内で議論する場を設けることを確認していた。
だが、党の支持基盤である保守層の反発は根強く、党幹部からは「衆院選前に議論するのは難しい」との声も出ていた。
政府側では担当する男女共同参画相が、導入に前向きな橋本聖子氏から丸川五輪相に交代。丸川氏が就任前、導入反対を地方議員へ呼びかける文書に名前を連ねていたことが判明し、野党が国会で追及している。
菅首相は4日の参院予算委員会で「いち政治家として活動するのはおかしいことではない」と丸川氏を擁護した上で、夫婦別姓について「国民各層の意見を幅広く聞きながら検討を進めていく」と強調した。

【独自】ママ友を「ボス」と呼び、「あなたを監視」と知人が母親にうそ…5歳児餓死

福岡県

篠栗
( ささぐり ) 町で昨年4月、5歳の男児が餓死した事件で、母親の


( いかり ) 利恵容疑者(39)(保護責任者遺棄致死容疑で逮捕)に対し、知人の赤堀恵美子容疑者(48)(同)が、事件と無関係な女性を「ボス」と呼び、「あなたの行動を監視している」とうそを言っていたことが捜査関係者への取材でわかった。県警は、架空の監視役への恐怖心を与えて支配していたとみている。
発表によると、両容疑者は2019年8月頃から、碇容疑者の三男・

翔士郎
( しょうじろう ) ちゃんに食事を与えないなどし、翌年4月18日に自宅で死亡させた疑い。碇容疑者は容疑を認め、赤堀容疑者は否認している。
捜査関係者によると、両容疑者は16年、同じ幼稚園に子供を通わせていて知り合った。赤堀容疑者は18年5月頃から「あなたの子が他の子に石を蹴る」などとトラブルを装い、示談金名目で現金を要求。碇容疑者は、消費者金融などから数百万円を借金し、計約1200万円を渡していた。
赤堀容疑者は共通の「ママ友」の女性について、暴力団と関係があるボスと呼び、トラブルの解決に動いたと説明した上、「ボスが室内の10か所以上に監視カメラを設置して見張っている」と言って、うそを信じ込ませていた。
関係者によると、碇容疑者は18年10月頃には自由に使える現金がなくなり、事件当時は「その日を生きるのに必死だった」と説明している。翔士郎ちゃんの死亡直前は、赤堀容疑者から「寝たらだめ」と言われ、衰弱していたという。

千葉知事選に過去最多8人立候補 与党の足並みに乱れ

任期満了に伴う千葉県知事選が4日告示され、いずれも無所属新人の前千葉市長熊谷俊人氏(43)、元予備校講師金光理恵氏(57)=共産推薦、元県議関政幸氏(41)=自民推薦=の他、新人5人の計8人が立候補した。県によると、過去最多で、21日に投開票される。
立憲民主党や日本維新の会などの県組織は熊谷氏を支援し、与野党対決となる。ただ自民、公明両党の一部国会議員は熊谷氏支持に回り、足並みは乱れている。公明党は自主投票。3期目の現職森田健作氏(71)は退任する。
新型コロナウイルス感染対策や、2019年の台風被害を受けた防災対策と危機管理が主な争点だ。

黒姫山古墳にクレーン車倒れこむ 堺市の国指定史跡

4日午前10時10分ごろ、堺市美原区黒山の国指定史跡「黒姫山(くろひめやま)古墳」で、樹木を伐採作業中のクレーン車が古墳の上に倒れた。操縦席や周囲にいた作業員らにけがはなかった。古墳の損傷は確認されていない。
市によると、クレーン車は伐採中の木が倒れる方向を制御するため、木を吊り下げて支えていたところ、木とともにバランスを崩して倒れ込んだという。
黒姫山古墳は全長約114メートルの前方後円墳で、5世紀中頃に地域の有力者によって築造されたとみられる。世界文化遺産の百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群には含まれないが、一つの古墳としては全国で最も多くのよろいかぶとが出土している。

福岡5歳児餓死 知人女性、トラブルでっちあげ母親に接近

福岡県篠栗(ささぐり)町で5歳男児を餓死させたとして母親と知人女性が逮捕された事件で、知人の赤堀恵美子容疑者(48)が、母親の碇(いかり)利恵容疑者(39)の子供が関係するトラブルなどを次々とでっち上げて自らの働きかけで解決したように装っていたことが、関係者への取材で判明した。県警は、信頼を得た赤堀容疑者が次第に碇容疑者の家庭に深く入り込み、生活費などを搾取したとみて調べる。
碇、赤堀両容疑者は2019年8月ごろから碇容疑者の三男翔士郎(しょうじろう)ちゃんの食事の量や回数を減らし、20年4月18日に餓死させたとして、保護責任者遺棄致死容疑で今月2日に県警に逮捕された。
県警などによると、2人は16年4月ごろ、篠栗町内の幼稚園で「ママ友」として知り合った。県外から転入してきた赤堀容疑者は保護者の間で孤立していたが「(碇容疑者の)子供が園内で問題を起こしている」「住民が(碇容疑者の)悪口を言っている」などのトラブルをでっち上げて不安をあおり「自分は味方だ」と言って碇容疑者に接近したという。
次第に碇容疑者はトラブルを解決したと装う赤堀容疑者の言いなりとなり、要求されるがまま貯金を取り崩したり、車を売却したりして金を工面。生活保護費や児童扶養手当も搾り取られる形で金を渡し、その総額は数年間で約1200万円に上るとみられる。
捜査関係者によると、碇容疑者は夫が不倫しているという赤堀容疑者のうそを信じ、19年5月に離婚。赤堀容疑者は、ある保護者を碇容疑者の前で「ボス」と呼び、暴力団と関係のあるボスが碇容疑者の元夫の浮気調査をしているとだますようになった。赤堀容疑者はボスと碇容疑者の間を取り持っているように装い、ボスに渡す浮気調査費の名目で碇容疑者から金をだまし取ったとみられる。
さらに、19年8月ごろから赤堀容疑者は「(元夫に慰謝料を請求する)裁判に勝つために質素な暮らしをしないといけない」などと言って碇容疑者の家庭に過酷な食事制限を指示。「長男は茶わん1杯、次男は少し減らして、三男(翔士郎ちゃん)は茶わんの半分」などと食事の量まで細かく指示することもあったという。翔士郎ちゃんはほぼ10日連続で水しか与えられないこともあった。
県警は、碇容疑者の家庭の生活費を管理していた赤堀容疑者が、できるだけ多く搾取するために食費を切り詰めていたとの見方を強めている。【浅野孝仁、中里顕】

車で工事中の交差点抜けると…いつの間にか「逆走」していた 茨城県、現場の標示「反省」し再整備

茨城県内で車を運転していて道路工事中の交差点に入ると、いつの間にか逆走状態になって…。こんな動画がツイッター上に投稿され、「怖すぎる」との声が上がっている。
暗い夜道で工事現場に差し掛かり、右にカーブした後、道なりにまっすぐ行くと、交差点が見えてくる。ライトで照らした停止線前の矢印に従い、青信号で交差点を渡り、白い点線で示された車線をそのまま進んだときのことだ。
対向車線の右折レーンに突っ込むと、向こうからトラックが
いきなり目の前に、対向車線の右折レーンが姿を現す。アッと思って、急ブレーキをかけるが、レーンにそのまま突っ込んでしまい、向こうからトラックが走ってきて…。
本来の車線との間には、センターポールが立っていて入れない。あわや、という瞬間に、間一髪で右折レーン内で停車できた。その後は、道路右側の駐車場に入ったが、トラックがレーンに入ってきていたら、大事故になりかねないところだった。
この50秒ほどの動画は、ツイッター上で2021年2月28日に投稿され、注目を集めて3月4日夕までに15万回以上も再生されている。
現場は、東海村豊岡の国道245号線のY字路交差点で、久慈川の南岸に近い県道との合流地点だ。動画をアップした男性によると、北に向かって走っていたとき、この交差点に差し掛かったそうだ。そのまま左にハンドルを切って、本来の車線に入らなければいけないが、道路標示などはなかったという。
ツイッターには、ドライブレコーダーの映像を確認して投稿した。
道路工事を業者に発注していた茨城県常陸大宮土木事務所の道路整備課は4日、J-CASTニュースの取材に対し、4車線に拡幅する道路改良事業で安全上の配慮が足りなかった部分があったとして、こう話した。
「業者が黒いペイントで白線を消したが、タイヤでこすれて浮き出した」
動画がアップされた翌日の3月1日、交差点で同じように逆走してしまったという人から、「工事現場の案内が分かりづらかった」と連絡を受けて、初めて危険な状況に気づいたという。連絡した人から動画投稿の情報も得て、その日のうちに、業者に状況を確認させ、応急処置として、白い点線のラインを消したうえ、交差点内に矢印の標示をつける工事を始めた。
土木事務所では、ラインを引く業者に正式に発注し、業者が4日、本来の車線に車が向かうよう、交差点の停止線前も、白い線や矢印を引き直したことを明らかにした。
土木事務所が警察に問い合わせたところ、これまで事故などの報告はないとしている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)