奈良県橿原市で2019年11月、アパートの焼け跡から、元派遣社員の山岡直樹さん=当時(28)=の遺体が見つかった事件で、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた住所不定、無職竹株脩被告(21)の裁判員裁判の判決が26日、奈良地裁であった。岩崎邦生裁判長は求刑通り無期懲役を言い渡した。
岩崎裁判長は「無差別殺人であり、生命軽視の程度が甚だしい」と指摘。「何度も首になたをたたき付けており、強固な殺意に基づく冷酷で残虐な犯行だ」と述べた。
判決によると、竹株被告は通行人を無差別に殺害しようと考え、19年11月24日深夜、同県桜井市の路上を歩いていた山岡さんの首付近になたをたたき付けた後、自宅アパートの部屋に運び込み、火を付け殺害した。
[時事通信社]
「news」カテゴリーアーカイブ
島根・江津市庁舎は「財産」か「負の遺産」か 建築界の評価高く
現市庁舎は保存すべき「財産」か、解体すべき「負の遺産」か――。島根県江津市は、5月に新庁舎(同市江津町)へ移転した後に残る現庁舎(同)のあり方に関する議論を加速させるため、2021年度当初予算案に調査検討費610万円を盛り込んだ。図書館への転用案を支持する声が多いが、解体を含めて方向性はまだ見通せない。評価の高い近代建築だけに、市民が納得できる着地点が求められる。【萱原健一】
現庁舎は鉄筋コンクリート造5階(一部8階)建て、延べ床面積4122平方メートル。世界的建築家ル・コルビュジェの弟子、吉阪隆正(1917~80年)が設計し、62年3月に完成した。建設費は約1億5000万円で、うち2割の約3000万円が市民や企業の寄付で賄われたという。
モダン・ムーブメントの建築
逆V字型の橋脚に橋桁のような建物が載ったユニークなデザインで、市のシンボルとして市民から親しまれてきた。建築界の評価も高く、2016年には近代建築の保存・記録に取り組む学術団体「ドコモモ・ジャパン」が「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に選定した。
名建築も完成から半世紀以上がたって老朽化し、補強しても耐震性が不十分との理由で17年に新築移転が決まった。移転後、現庁舎をどうするかは未定。市が19年度に東京都と岡山県で民間業者から意見を募ったところ、大手リース会社など6社が関心を示した。しかし改修工事を一から請け負うことなどがネックとなり、民間譲渡の話は進んでいない。
さらに市が同年度、広く一般に意見を求めたところ、声を上げた県外を含む72人のうち64人(89%)が「保存活用」、8人が「解体」を希望した。活用案では図書館への転用が半数を占め、江津市民に限定すれば7割以上に達した。
解体費用2億円
問題は費用だ。市が17年3月に策定した市庁舎改修整備基本計画では、内部の改修と耐震化に約10億円かかると試算。一方、解体の場合は約2億円。総事業費に約34億円かけた新庁舎の完成後も、2校を統合する新たな小学校の新築など大型事業が控えており、市にとって厳しい財政事情に変わりはない。
市は21年度、有識者による第三者機関を発足させ、改修した場合の耐用年数などを詳しく調査する。山下修市長は当初予算案を発表した22日の記者会見で「21年度いっぱいで方向性を見いだしたい。解体が一番安上がりだが、私の頭の中では揺らいでいる。方向性が決まれば、市内を回って説明するつもり」と話した。
◇ ◇
ミニフォーラム「再生再利用?解体?――江津市庁舎は市民の財産か負の遺産か」が3月28日、JR江津駅前の「パレットごうつ」(江津ひと・まちプラザ)で開かれる。入場無料。先着100人。申し込み・問い合わせは県建築士会江津支部(0855・52・4787)。
緊急事態宣言、6府県先行で「条件付き解除」=西村再生相
[東京 26日 ロイター] – 新型コロナウイルス感染症の基本的対処方針等諮問委員会は26日、来月7日を期限として10都府県に出している緊急事態宣言について、大阪府など6府県で先行解除する方針を了承した。新規感染者数が減少し医療体制の改善が続いているためだが、会見した西村康稔経済再生相は、変異株の広がりなどもあり引き続き感染防止対策が必要として、「いわば条件付き解除だ」と説明した。
<解除6府県、飲食店の時短継続─協力金柔軟に対応>
今回解除の対象となるのは、大阪府のほか京都府、兵庫県、愛知県、岐阜県、福岡県。
西村経済再生相によると、諮問委員会の専門家の間では、1)変異株の状況、2)解除後の病床、3)解除により若い世代に心理的に与える影響──などについて懸念が示され、再拡大を防ぐ調査の充実、疫学調査の体制強化などの必要性が要求されたという。
西村再生相は「本日の議論を、(従来の予定通り緊急事態宣言が3月7日まで継続される)首都圏の判断にもつなげたい」と指摘した。
<首都圏の解除判断、変異株念頭に専門家に意見聞く>
諮問委員会の後、西村再生相は6府県の前倒し解除方針を衆院議院運営委員会で報告を行った。宣言を解除する地域でも、飲食店の営業時間短縮の取り組みを支援する方針を強調し、6府県からは現在夜8時までとなっている時短営業を9時までに変更して継続する方向と聞いていると説明した。協力金は現在6万円を上限としているが、政府として、同4万円とすることを基本に柔軟に対応したいと述べた。
また、小川淳也委員(立民)の質問に対し、引き続き緊急事態宣言の対象となる首都圏4都県の解除判断については「(新型コロナの)変異株も頭に置いて専門家の意見を聞いて判断する」意向を示した。
<GoTo再開、慎重に判断したい>
停止中の観光刺激策GoToトラベルの再開については、西村再生相は「感染が再拡大しないよう慎重に判断したい」と述べた。
また、小川委員は、首都圏の解除の判断は夏に予定されている東京五輪・パラリンピックの開催と関連するか質問。西村再生相は「五輪は安心して開催できるよう全力を挙げて感染を抑えることが重要」と答えた。
*内容を追加しました。
(竹本能文 編集:内田慎一、田中志保)
橋下徹氏、山田真貴子広報官の処遇は「菅さんが交代させるしかない」
26日放送のフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜・午前11時55分)で、総務審議官時代に首相の長男ら利害関係者から1回で7万円を超える接待を受けた山田真貴子内閣広報官が衆院予算委員会に参考人招致されたことを報じた。
山田氏は「公務員の信用を損なったことを深く反省している。本当に申し訳なかった」と陳謝した。さらに「今後、職務を続ける中で、できる限り自らを改善したい」と述べ、引き続き内閣広報官を務める意向を示した。
山田氏は今回の問題を受け月給の6割を自主返納したが、リモート出演した元大阪府知事の橋下徹氏は「公務員は倫理規定で処分するんだけど、山田さんは倫理規定の適用がない。じゃあ山田さんをどういうふうに処遇するのかって言ったら、最後は菅さんの任命責任。倫理規定で処分できないんだったら菅さんが交代させることしかない」と指摘した。
殺人事件現場の隣の区画、窓ガラス割れた部屋に座る男…捜査員が気付く
福島県須賀川市の中古車販売店で経営者の佐久間剛さん(37)(鏡石町旭町)が何者かに射殺された事件は25日、現場近くで拳銃のようなもの1丁と実弾数発を所持していた男が住居侵入容疑で現行犯逮捕される急展開を見せた。県警は、男が殺人事件と関わりがあるとみて調べる。
逮捕されたのは、同市岡東町、無職の男(60)。発表によると、男は同日午後2時頃、自宅近くの50歳代男性方に侵入した疑い。男性は一人暮らしで、事件後は家を離れていて不在にしていたという。
不法侵入事件の現場は、殺人事件の現場とは道路を1本挟んで隣の区画。窓ガラスが割れているのに捜査員が気付き、畳の部屋で座っている男を見つけた。男は逮捕の際に抵抗するそぶりは見せなかったという。拳銃のようなものや実弾はコートのポケットに入っていて、日本刀1本も持っていた。
近所の男性(80)は「銃を持った犯人がうろついているかもしれないと考えると怖かったのでほっとした」と胸をなで下ろした。
未承認のインド製ED治療薬、メルカリで販売…看護師の女「小遣い欲しい」
未承認の勃起不全(ED)治療薬を無許可で販売したとして、京都府警は25日、京田辺市薪西窪の看護師の女(32)を医薬品医療機器法違反容疑で逮捕した。
発表では、女は昨年5~11月頃、フリーマーケットアプリ「メルカリ」で、未承認のインド製ED治療薬「サビトラマックス」6箱(計2万400円)を男性会社員3人(38~54歳)に無許可で販売した疑い。「小遣いが欲しかった」と容疑を認めている。
府警がサイバーパトロールで発見した。女は、少なくとも男女10人に計20箱(約6万2000円)を販売。健康被害は確認されていない。
サイゼリヤ店長、別店舗で金庫破り 窃盗容疑で逮捕
勤務先の飲食店の別店舗に侵入し、金庫内の現金約35万円を盗んだとして、警視庁捜査3課は、窃盗と建造物侵入の疑いで、ファミリーレストラン「サイゼリヤ昭島昭和店」の店長、佐藤和仁容疑者(30)=東京都日野市高幡=を逮捕した。調べに対し「ギャンブルなど浪費癖が激しく、会社で支給された給料だけでは足りなくて泥棒した」など容疑を認めている。
捜査3課によると、佐藤容疑者は1月に「サイゼリヤ八王子楢原店」(八王子市)に応援で勤務した際に店舗と金庫室の鍵を盗み、約1週間後に同店に侵入したという。
逮捕容疑は、1月23日午前2時35分から同40分までの間、同店の金庫内から売上金と準備金の計33万9千円を盗んだとしている。
捜査3課によると、サイゼリヤは新型コロナウイルスの影響で時短営業しており、佐藤容疑者は「給料が6万円ほど減った。1月末にローンの返済期限が近づいてたからやった」などと供述しているという。付近の防犯カメラ画像から浮上した。
サイゼリヤ店長、別店舗に侵入し35万円盗む 容疑で逮捕
ファミリーレストラン「サイゼリヤ」の店長が別の店舗に侵入して売上金などを盗んだとして、警視庁捜査3課は26日、東京都日野市高幡、サイゼリヤ昭島昭和店店長、佐藤和仁容疑者(30)を窃盗などの疑いで逮捕したと発表した。
逮捕容疑は1月23日午前2時35分ごろ、八王子市楢原町の「サイゼリヤ八王子楢原店」に侵入し、金庫から売上金など約35万円を盗んだとしている。「コロナで収入が減り、生活費やパチンコに使った」と容疑を認めているという。
同課によると、佐藤容疑者は2020年12月~今年1月に八王子楢原店を手伝った際に盗んだ鍵を使用して侵入していた。店舗周辺の防犯カメラ映像などから佐藤容疑者の関与が浮上したという。【最上和喜】
「肉巻きおにぎり」屋台を準備していたら…捜査員が発見、準会員証詐取で組員逮捕
暴力団の資金源とするため、北海道街商協同組合から露天商の準会員証をだまし取ったとして、札幌南署は25日、山口組系「茶谷政一家」組員の男(55)(札幌市東区)と、知人の建設作業員の男(34)(札幌市清田区)を詐欺容疑で逮捕した。
発表によると、2人は2018年2~5月、組員の男の使用目的で同組合に建設作業員の男名義で入会を申し込み、準会員証1通をだまし取った疑い。同組合では、暴力団員や関係者の入会を認めていない。
18年6月に北海道神宮例祭の会場だった中島公園(札幌市中央区)で、肉巻きおにぎりを売ろうと屋台の準備をしていた2人を捜査員が見つけ、発覚した。2人は容疑を認めているという。
ゲームに勝てなくてイライラ…「設定者を殺す」とメール送った男を逮捕
ゲームソフト企画・開発会社「スクウェア・エニックス」(東京都新宿区)に殺害予告メールを送ったとして、警視庁新宿署は26日、会社員の男(39)(埼玉県松伏町松伏)を威力業務妨害と脅迫容疑で逮捕したと発表した。逮捕は25日。
発表によると、男は昨年11月2~19日、同社のスマホ向けゲーム「星のドラゴンクエスト」の問い合わせ先に「(ゲームの)設定者を殺す」などと脅迫するメールを37回にわたって送り、同20日に同社が予定していたネット上のゲームイベントを中止させるなど、業務を妨害した疑い。「ゲームに勝てなくてイライラが募り、感情的になった」と容疑を認めている。