京阪神3府県が緊急事態宣言の解除を政府に要請 3月7日の期限を2月末に前倒し

京都府の西脇隆俊知事と大阪府の吉村洋文知事、兵庫県の井戸敏三知事は23日、オンラインで会合し、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言を2月末で解除するよう政府に求めることで合意した。会合後、3府県知事が共同で西村康稔経済再生担当相に解除を要請した。
緊急事態宣言の発令期間は3月7日までだが、3府県は新規感染者数の減少状況や医療提供体制の持ち直しなどを踏まえ、解除の前倒しを求めることが可能と判断した。
京都府は政府が宣言を解除した場合、飲食店などへの営業時間短縮要請といった制限は全面解除せず、段階的に緩和する方針を示している。詳細は今週中にも開催する新型コロナ対策本部会議で決定する。

調理場工事で給食中止の小学校、弁当店の「鶏の照り焼き」で食中毒84人

静岡県は22日、裾野市の弁当店「菜花亭」の弁当を食べた沼津市立小学校の児童、教諭ら計84人が食中毒を発症したと発表した。市立沢田小で17日に給食の代わりに提供されたもので、78人が児童だった。全員軽症で快方に向かっているという。
発表によると、「鶏の照り焼き弁当」を食べた7人の便からウエルシュ菌が検出された。東部保健所はこの弁当が原因と判断し、店を22日から当分の間、営業禁止とした。沢田小では給食調理場の工事で12日から給食を中止していた。県が認定した集団食中毒は今年初めてとなる。

<独自>松本人志さんに殺害予告 容疑の男再逮捕、吉本関係先にも爆破予告か

お笑いタレントの松本人志さん(57)を名指しして殺害予告をインターネット上に書き込んだなどとして、警視庁が脅迫や威力業務妨害の疑いで25歳の男を再逮捕したことが23日、捜査関係者への取材で分かった。男は、人気お笑いコンビ「おぎやはぎ」の小木(おぎ)博明さん(49)と矢作(やはぎ)兼さん(49)に同様の殺害予告をしたなどとして逮捕。芸能人殺害やテレビ局爆破を予告する書き込みなどを繰り返した疑いがあり、警視庁はさらに裏付けを進める。
再逮捕されたのはシステムエンジニア、相馬亘容疑者(25)=東京都三鷹市井の頭。捜査関係者によると、1月、ネット掲示板で松本さんや家族を名指しし、トンカチで殴り、ナイフでめった刺しにして殺害するなどと予告したほか、松本さんが所属する吉本興業が運営しているタレント養成所などの関係先に爆発物を仕掛けたと書き込んだ疑いがもたれている。
相馬容疑者は、ネット掲示板で小木さんと矢作さんの殺害を予告するなどした疑いで2月に逮捕。「通報しないから逮捕されない」などと挑発するような書き込みもしていた。警視庁の調べに「仕事のストレスでやってしまった」と供述。芸能人殺害や、テレビ局爆破などを予告する書き込みを100件以上、投稿したことを認めていた。
小木さんと矢作さんへの殺害予告では、事務所側の相談を受け警視庁が発信元を解析するなどして関与が浮上。松本さんへの殺害予告でも関連を調べていた。

講師「何でわからへんねん」、泣きじゃくる男児…発達障害ある小5に暴言

大阪市立小学校の20歳代の男性講師が授業中、発達障害のある5年生の男児(10)に「何でわからへんねん」などと暴言を繰り返していたことがわかった。男児に当時の様子を尋ねると動揺して泣き出すといい、学校は両親に謝罪。市教委は事実関係を確認したうえで、男性講師の処分を検討する。
学校や保護者によると、男児は算数と国語については特別支援学級で授業を受けている。男性講師は1月20日、特別支援学級での授業中に算数のドリルを解いていた男児に「問題をちゃんと読んでみろ」「前にもやったのに覚えてないんか」などと何度も怒声を浴びせた。
次の授業時間になっても男児が泣きじゃくっていた様子に気付いた女性教諭が校長らに伝え、問題が発覚。暴言について男性講師は学校の調査に対し、「(男児の)解答が違っていたので腹が立った。障害を理解せず、自分本位のペースで授業を進めてしまい、申し訳ない」と話しているという。
男性講師は1月26日から学校を休暇中で、2月15日には校長らとともに両親と対面し、謝罪した。母親は読売新聞の取材に「息子は問題の意味を理解できず苦しんでいたのに、高圧的な言動で追い込んだのは許せない」と話している。

橋下徹氏、菅首相長男の接待問題に「行政へのアクセスの公平性が歪められている認識が全くない」

元大阪府知事の橋下徹氏が自身のツイッターを更新し、菅義偉首相の長男が総務省幹部接待問題について不適切な要請を否定したという報道について見解を示した。
橋下氏は、菅首相の長男が「放送業界の実情の話はあったと思うが、不適切な働き掛けはしていない」などと話したと報じるニュースを引用し、「この手の話では、政府はいつも『不正はなかった』『行政は歪められていない』と釈明する。行政へのアクセスの公平性が歪められている認識が全くない。政府高官は、要望があれば誰とでも懇親会や暑気払いをやるというのか。特定の者としかやらないというなら、それが行政が歪んでいるということ」とツイートした。

57の都立公園で駐車場閉鎖へ…感染者数下げ止まり受け

東京都は22日、代々木公園(渋谷区)や葛西臨海公園(江戸川区)など、規模の大きい57の都立公園で、27日から駐車場を閉鎖すると発表した。37の都立公園内にある野球場やテニスコートなどの運動施設の開放も中止する。緊急事態宣言期限日の3月7日まで続ける。
都内の新型コロナウイルスの新規感染者数は下げ止まりの傾向を見せており、人出を抑えるためだ。小池百合子知事は報道陣の取材に「1都3県では厳しい状況が続いている。中途半端な状況が続けば経済も疲弊する」などと述べ、早期解除に否定的な考えを示した。

高齢者のワクチン、人口比で配布 河野氏、供給状況で計画変更も

河野太郎行政改革担当相は23日の日本テレビの情報番組で、4月接種開始予定の65歳以上の高齢者向け新型コロナウイルスワクチンに関し、当初は感染者数を考慮せず、人口に応じて都道府県に配布する考えを示した。「最初は人口割りで配りたい。その後は接種のスピードに合わせて出していきたい」と述べた。ワクチンの供給状況によって柔軟に接種計画を変える方針に理解も求めた。
河野氏はワクチンを一律配布した上で、接種が早く進む都道府県には供給不足にならないように対応したいと述べた。

関東では朝から花粉光環が出現 今シーズン一番の大量飛散のおそれ

天皇誕生日の今日23日(火)、関東では朝日の周りに虹色の環が見られました。これは「花粉光環」と呼ばれる現象で、スギ花粉により太陽の光が回折することで発生するため、スギ花粉が空気中に多く飛散していることを示しています。昨日22日(月)の東京は気温が21.9℃まで上がり、5月上旬並みの暖かさになりました。昇温によって花粉が大量に飛散し、気温が大きく下がらなかった昨夜から飛散が続いているものと考えられます。
今シーズン一番の飛散量になるおそれ
今日の東京の予想最高気温は15℃で、昨日ほどの高温ではなくても3月下旬並みの暖かさになります。朝から花粉飛散量が多い分、今日は今シーズン一番の飛散量になるおそれがあります。外出する場合はマスクや目薬など最大限の対策が欠かせません。また、帰宅時は家に花粉を持ち込まないようにし、洗濯物も取り込む前に花粉を落とすなどできる限りの対処をしたほうが良さそうです。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

佐賀県警の女性本部長、体調不良理由に異動…暴行死対応巡り批判

警察庁は22日、佐賀県警の杉内由美子本部長(51)が警察庁長官官房付に異動する人事(24日付)を発表した。警察庁は「体調不良による異動」としている。後任には警察庁長官官房付の松下徹氏(50)が24日付で就任する。杉内氏は、福岡県太宰府市で女性が暴行されて死亡した事件の対応を巡り、佐賀県議会などで批判を浴びていた。
杉内氏は2019年8月、佐賀県警本部長に就任。暴行死事件はその2か月後に発生した。死亡した

高畑
( こうはた ) 瑠美さん(当時36歳)の家族は事件前、県警鳥栖署を何度も訪れ、高畑さんに対する傷害致死罪などで起訴された山本美幸被告(42)から高畑さんを引き離すよう求めた。山本被告らから金銭を要求された際の音声データも持参したが、県警は被害届を受理しなかった。
杉内氏は昨年11月以降、定例記者会見や県議会定例会で一貫して県警の対応に不備はなかったと説明していた。県議会では、「多くの県民が不信感を抱いている」などの厳しい批判を浴びた。家族も反発し、県公安委員会に第三者による調査を求めていた。
県警関係者によると、杉内氏は今月16日も防犯劇を演じた高校生に感謝状を贈るなどの公務をこなし、18日開会の県議会定例会にも出席した。一方で、最近は、周囲に疲れた表情を見せることもあったという。
県警は「体調不良により、業務に支障があると認められた」と説明。体調不良の理由や最近の勤務状況については「個人のプライバシーで答えられない」としている。22日は有給休暇を取得したという。
高畑さんの家族は「後任の本部長には

真摯
( しんし ) に対応してもらいたい」とのコメントを出した。

▽佐賀県警本部長 松下徹氏(まつした・とおる)94年東大法。警察庁長官官房参事官、長官官房付。広島県出身。50歳。

菅義偉首相長男の「パパ活」から見える問題点 なぜ身内には“自助”を求めないのか?

菅政権にスターが誕生した。菅長男である。
思い起こせば安倍政権には昭恵夫人という「スター」がいた。いつも皆の想像をやすやすと超えてくる言動。政権が見せたくない部分すら開示してしまい、結果的に問題提起。
それに比べて菅政権は地味だった。菅首相自身がなかなか顔を見せてくれないし語りかけてくれない。しかし菅長男の登場で一気に華やかになった。
高級官僚の違法接待、続く続報
スターとは何か? 定義はいろいろあるだろうがここでは「目が離せない人」とする。
父親の菅首相は鉄壁のガースーなどと言われていた。しかし首相になってからの答弁能力に「菅さんてこんなに喋れない人だったんだ」と少なくない人が今さら驚いた(私含む)。それまでの情報コントロールの巧みさだったのだろう。しかしその「努力」を長男があっという間に吹き飛ばす勢い。
「菅首相長男 高級官僚を違法接待」(『週刊文春』2月11日号)。ここから続報が相次いでいる。先日は接待時の音声まで公開されてしまった。
菅長男は「囲碁将棋チャンネル」の取締役も兼ねているのに文春に詰将棋をやられているのだ。これもスターらしいチャーミングさである。
無職のバンドマンから大臣秘書官へ
では菅首相が長男に何をしてきたかおさらいする。
《総務大臣就任時(06年)、バンドマンで無職の長男を大臣秘書官として抜擢し、多数の総務官僚との接点を持たせた後、総務省の許認可先への就職を許した。》(『週刊文春』2月25日号)
何がすごいって、この短い文章には菅首相の看板フレーズを長男がすべて殺しにかかっていることがわかる。
菅首相がよく主張するのは、
「税金を投入するに値するのか」
「自助」
「既得権益を打破」
である。ところが専門性の無い長男をいきなり大臣秘書官にしていた。これは「税金を投入するに値するのか」。
日本学術会議にはあれだけ税金投入に厳しかったのに長男には職を与え、税金を投入。公私混同にしかみえない。これは「自助」ではない。国民に言っていることと違う。
長男がいるのは「既得権益」側
そして菅首相の最大の売り「既得権益を打破」というフレーズ。ところが文春で報じられた総務省幹部と菅長男らの会話を聞くと菅長男は既得権益側であることがわかる。
菅長男が衛星放送界への新規参入に熱心な自民党議員に関して話を向けると、総務省の秋本氏は「どっかで一敗地にまみれないと、勘違いのままいっちゃいますよねえ」と応じていた。
一敗地にまみれるとは「再び立ち上がれないほどに、徹底的に打ち負かされる」(精選版 日本国語大辞典)という意味だ。
つまり規制緩和を進める国会議員を苦々しく思う側に菅長男も入っていることが窺える。父親が掲げる規制改革と矛盾する。
菅首相は今後「既得権益を打破、長男以外は!」と叫ばないといけない。ややこしい。
これこそ本当の「パパ活」では?
ここであらためて菅長男(東北新社)の接待歴をみてみる。
2016年の菅長男との会食以降、総務省は2018年に東北新社の子会社のCS放送業務を認定している。
接待をするたびに電波行政が進む。「進め!電波少年」という番組があったが菅長男は進め電波中年なのである。放送業界のスターでもあった。
なんで長男の思い通りになってしまうのか。父親が元総務大臣であり、現首相であり、意に沿わない官僚は飛ばしてきたという実績を官僚たちが長男の後ろに見ているのであろう。息子がパパを活用する。これこそ本当の「パパ活」ではないか。
大事な見どころをもう1つ。何か問題が噴出したら、そのあとどんな振る舞いをするかで政権の本質や器量が見えてくる。
《総務省は19日、秋本芳徳情報流通行政局長と湯本博信官房審議官を20日付で官房付に異動させると発表した。事実上の更迭。》(共同通信)
しかし武田総務相はこの人事について《重要法案の審議をお願いしなければならない中で、適材適所の配置として行うものだとも説明した。》(産経新聞)
菅首相が官房長官を務めた安倍政権では公文書を廃棄したり、議事録が無いと言ってみたりおよそ「公」とは思えない振る舞いが続いたが、今回は人間すらも簡単にポイ捨てする扱い。それを適材適所と平然と言う怖さ。政権の性格をあらためて菅長男が可視化してくれた。スターだ。
さて、これまで「長男」のことを書いてきたが重要なことを思い出した。昨年の月刊『文藝春秋』2020年12月号にこんな記事があった。
「破産した弟がなぜJR企業の役員に? 菅首相と慶應卒弟のJR“既得権益”」
《実弟の菅秀介(ひですけ)氏(69)は、51歳で自己破産した直後にJR東日本の子会社に幹部として入社しているが、異例の入社を遂げた背景には菅首相と同社の蜜月関係があったことが、ノンフィクション作家・森功氏の取材で分かった。》(文春オンライン)
長男だけでなく弟にも甘かった? ここでもズブズブ、既得権益?
森前会長後継選考で透明性を確保するよう申し入れた菅首相
菅首相は東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長の後継選考について透明性を確保するように組織委員会側に申し入れたと15日の国会で明かした。
実は森喜朗後任騒動って菅首相に「透明性を確保するように」と言わせてしまうドッキリだったのかもしれない。ハッとしても遅い。ご自分も透明性やプロセスについて説明しなくてはいけない。なぜ身内には甘いのか。
菅長男の登場は衝撃的だ。私はスターについて「目が離せない人」としたが定義を加える。「それまでの常識をひっくり返す人」。
そういえば菅長男が勤める東北新社の子会社には「スター・チャンネル」があったっけ。
スター菅長男を接待してあれこれ聞いてみたくなった。
(プチ鹿島)