接触アプリ不具合「お粗末」、緊張感持って対応=菅首相

[東京 4日 ロイター – 菅義偉首相は4日の衆院予算委員会で、新型コロナ感染拡大防止策として開発された接触確認アプリ「COCOA」で通知が届かないなどの不具合があったことについて、「お粗末なことだった、二度と再びこのようなことがないよう緊張感をもって対応したい」と述べた。
玄葉光一郎委員(立民)への答弁。
中国の習近平国家主席の国賓としての訪日について「具体的に調整する段階でない」と述べた。日本外交の最重要課題を問われ「唯一の同盟国である米国との関係をより緊密にすること」と述べた上で「日本も世界も中国の動向は注視している」と指摘した。対中国では「ハイレベルな協議で主張すべきは主張し中国側に行動を強く求めていくことが大事」とした。

(竹本能文)

旭川医大、教員2人が提訴=「上司らからパワハラ」

上司から辞職を強要されるなどパワハラを受けたとして、旭川医科大(北海道旭川市)の男性准教授(42)と男性助教(40)が4日、同大に計約660万円の損害賠償を求める訴訟を旭川地裁に起こした。
訴状などによると、准教授らは教育研究推進センターで勤務していた2018年9月~20年5月ごろ、上司の男性教授から、実験棟の通路にできた結露について報告がなかったなどと一方的に言われ、「辞表を提出しろ」「辞めてもらうしかない」と強要された。また、同僚2人からも業務を押し付けられるなどした。
准教授らは20年4月、学内のハラスメント防止対策委員会に被害を申告。しかし調査の結果、「ハラスメントに該当しない」とされ、抑うつ状態に陥り病気休暇に追い込まれたなどと主張している。
[時事通信社]

麻生氏、「夜の銀座」問題を陳謝=自派会合で

麻生太郎副総理兼財務相は4日の自民党麻生派例会で、所属している松本純元国家公安委員長=自民離党=が緊急事態宣言下の深夜に東京・銀座のクラブを訪れた問題について「不謹慎、軽率のそしりは免れない。迷惑を掛け、心から申し訳なく思っている」と陳謝した。
松本氏に同行していた大塚高司元国土交通副大臣=同=は竹下派を同日付で休会。同派は大塚氏が務めていた事務局長に若宮健嗣前外務副大臣を充てることを決めた。
[時事通信社]

森会長発言、東京五輪にさらなる逆風=菅首相、危機感の薄さあらわ

「女性蔑視」などと批判を招く東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の発言は、4日の衆院予算委員会でも取り上げられた。菅義偉首相は「あってはならない発言だ」と述べ、不適切だったとの認識を示したが、事態収拾に積極姿勢を示したとは言い難い。日本の対外イメージ悪化にもつながりかねず、新型コロナウイルスの感染拡大で中止論が強まる東京五輪に一段の逆風となりそうだ。
「発言内容の詳細は承知していない」。衆院予算委で、森氏発言への見解を問われた首相はまず、こう答弁。野党席に「えーっ」とやじが広がると、「スポーツ分野でも女性の社会参画は極めて大事だ」と続けたが、危機感の薄さは隠しようがない。立憲民主党の枝野幸男代表は「女性差別という言葉では足りないような発言だ」と厳しく非難、森会長の辞任を求めたが、首相は進退への言及を避けた。
首相がようやく「あってはならない発言だ」と認めたのは、枝野氏の後に質問に立った立憲の菊田真紀子氏が、橋本聖子五輪担当相に森氏の発言の経緯を説明させ、「逃げ道」をふさいだ後だ。
発言は海外メディアに「性差別的」などと批判的に報じられ、野党からは「愚かな女性蔑視発言」(共産党の志位和夫委員長)と森氏への辞任要求が噴出した。しかし、政府高官は「組織委は政府の外にある組織だ」と静観の構えだ。
背景には、森氏が首相経験者で、かつて会長を務めた自民党最大派閥の細田派に依然強い影響力を持つことがあるようだ。首相官邸の幹部は「森会長に誰か物が言えますか」と及び腰だ。
加藤勝信官房長官は記者会見で、「まずは橋本五輪担当相のところで適切に対応すると思う」と橋本氏にげたを預けた。その橋本氏は予算委で、森氏への辞任勧告を迫られ、「東京大会が世界の皆さんに理解され、歓迎されるべく努力をしていくと会長にもお伝えしたい」と遠慮がちに答えた。橋本氏自身、細田派の所属で、森氏に対して厳しい態度には出られそうにない。
[時事通信社]

大学病院がコロナ重症者受け入れない背景に「厚労省の戦略ミス」

診療科や病床数が多い国立大学病院は地域医療の最前線に立っているイメージがある。新型コロナウイルスに関しても、積極的に重症者を受け入れていると思っている人も多いかもしれない。しかし、公的病院等のなかには、コロナ重症者の受け入れ数が規模や能力に比して十分ではない施設もあるという。 元厚労相の塩崎恭久氏は、厚労省が自身に明らかにした1月7日時点の重症者受け入れデータを公開(1月13日付のメルマガ)し、大学病院が大半を占める「特定機能病院」(全国で87病院)の重症者受け入れ数について、こう記した。 〈「10人以上」がたった6病院。「4人以下」が62病院もあり、受け入れゼロの先も、22病院に上るとのことだ〉 つまり、国立大学病院のコロナ重症者受け入れが、少ないというのだ。 コロナ重症者の治療には多くの医療スタッフの手がかかり、病院側の負担が大きいのは事実だ。がんや心筋梗塞、脳卒中などの高度な医療や、24時間体制で急患を受け入れる3次救急体制に影響が出ることを懸念する声もある。 他方で、重症者の受け入れが進まないのは、「病院の経営状況」が原因との指摘がある。医療経済ジャーナリストの室井一辰氏が語る。 「コロナ患者を受け入れると一般の外来患者、入院患者、手術数が減り、病院にとっては収益減を招く可能性が高い。一般に医療機関は人件費の支出が収入の半分近くを占め、固定費過多の状況にある。コロナ患者を受け入れることで収益が減少すれば、大病院を含め多くの医療機関は即赤字の危機に陥ります」 全国医学部長病院長会議によると、国公立大学病院と私立大学病院を合わせた昨年4~9月の累積損益は、前年度比で967億円の赤字となった。 「今の状況では、現場の医師が社会的な役割を果たすためにコロナ患者の受け入れを希望しても、経営側が許さないという現実があります。北海道の旭川医科大学で病院長が電撃解任されたのも、背景には、社会的使命と病院経営の狭間で葛藤する医療機関の特殊な事情があったと思われます」(室井氏) 600以上の病床がある旭川医科大学では、1月25日付で病院長の古川博之氏が電撃解任された。古川氏は昨年11月、新型コロナのクラスターが発生した民間病院からの患者受け入れを提案し、受け入れを許可しない吉田晃敏学長との対立が続いていた。 大規模な医療機関にとっても経済的事情は無視できないということだ。 命令権が及ばない
診療科や病床数が多い国立大学病院は地域医療の最前線に立っているイメージがある。新型コロナウイルスに関しても、積極的に重症者を受け入れていると思っている人も多いかもしれない。しかし、公的病院等のなかには、コロナ重症者の受け入れ数が規模や能力に比して十分ではない施設もあるという。
元厚労相の塩崎恭久氏は、厚労省が自身に明らかにした1月7日時点の重症者受け入れデータを公開(1月13日付のメルマガ)し、大学病院が大半を占める「特定機能病院」(全国で87病院)の重症者受け入れ数について、こう記した。
〈「10人以上」がたった6病院。「4人以下」が62病院もあり、受け入れゼロの先も、22病院に上るとのことだ〉
つまり、国立大学病院のコロナ重症者受け入れが、少ないというのだ。
コロナ重症者の治療には多くの医療スタッフの手がかかり、病院側の負担が大きいのは事実だ。がんや心筋梗塞、脳卒中などの高度な医療や、24時間体制で急患を受け入れる3次救急体制に影響が出ることを懸念する声もある。
他方で、重症者の受け入れが進まないのは、「病院の経営状況」が原因との指摘がある。医療経済ジャーナリストの室井一辰氏が語る。
「コロナ患者を受け入れると一般の外来患者、入院患者、手術数が減り、病院にとっては収益減を招く可能性が高い。一般に医療機関は人件費の支出が収入の半分近くを占め、固定費過多の状況にある。コロナ患者を受け入れることで収益が減少すれば、大病院を含め多くの医療機関は即赤字の危機に陥ります」
全国医学部長病院長会議によると、国公立大学病院と私立大学病院を合わせた昨年4~9月の累積損益は、前年度比で967億円の赤字となった。
「今の状況では、現場の医師が社会的な役割を果たすためにコロナ患者の受け入れを希望しても、経営側が許さないという現実があります。北海道の旭川医科大学で病院長が電撃解任されたのも、背景には、社会的使命と病院経営の狭間で葛藤する医療機関の特殊な事情があったと思われます」(室井氏)
600以上の病床がある旭川医科大学では、1月25日付で病院長の古川博之氏が電撃解任された。古川氏は昨年11月、新型コロナのクラスターが発生した民間病院からの患者受け入れを提案し、受け入れを許可しない吉田晃敏学長との対立が続いていた。
大規模な医療機関にとっても経済的事情は無視できないということだ。
命令権が及ばない

演出家・俳優の本田誠人さん死去 47歳 すい臓がんで闘病、『ハゲタカ』『電車男』など

すい臓がん闘病中だった演出家・俳優の本田誠人さんが1月30日に亡くなったと、所属事務所・クリオネが4日、公式サイトで発表した。47歳。葬儀は近親者のみで執り行われた。

本田誠人さんの写真付きプロフィール

公式サイトでは「かねてより闘病中でありました弊社所属アーティスト本田誠人が、令和3年1月30日、享年47歳で永眠されましたこと、ご冥福をお祈りいたしますとともに、謹んでお知らせいたします」と伝えた。「今まで本田誠人を応援してくださった皆さま、お世話になりました関係者の皆さまに深く感謝申し上げます」と記した。

本田さんは1974年1月30日生まれ、宮崎県出身。劇団ペテカンにおいて役者だけでなく、作・演出も手掛けた。NHK『ハゲタカ』、フジテレビ系ドラマ『電車男』、TBS系ドラマ『まっしろ』に出演した。

先月25日には自身のブログで、2017年にすい臓がんの告知を受け「この時点で伝えられたのはステージ4」だったと明かしていた。

森喜朗会長「逆ギレ会見」の悪態ぶり 「面白おかしくしたいから聞いてんだろ?」

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会(JOC)の森喜朗会長は、自身の「女性」に対する発言をめぐり2021年2月4日に記者会見を開いた。
森会長は発言を謝罪・撤回するとしたものの、辞任については否定した。ただ、その後の質疑応答では女性記者に「マスク外し」を要求したり、「面白おかしくしたいから聞いてんだろ?」と怒り気味に返すなど、最終的には「悪態ぶり」が目立つ会見となった。
「さあ?あなたはどう思いますか?」
森氏は2月3日のJOC臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言。これに対し、国内外で「女性蔑視」だとする批判が殺到した。森氏は4日14時から会見を開き、冒頭で「オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切な表現であったと認識いたしております。深く反省をしております。発言をいたしました件につきましては撤回をしたい。不愉快な思いをされた方にはお詫びを申し上げたい」と謝罪した。自身の辞任については否定した。
この後の質疑応答で、森氏の「悪態」が表出する。テレビ局の女性が森氏に「(会長職を)辞任をしなければならないと考えたことはあったか」と聞くと、森氏は「ちょっと僕はね、そのマスクをされているとよく聞き取れないので」と「マスク外し」を要求。女性は「失礼しました」と返し、改めて同じ質問を投げかけた。その後も別のテレビ局の女性がマイクの前に立つと「ちょっと悪い、取ってくれ。聞こえないんだよ」とマスクを取るジェスチャーを交え、再び「マスク外し」を要求した。
最後にラジオ局の男性が「いくつかうかがわせてください」と切り出すと、森氏は「一つにしてください」と要求。自身が組織委員会の会長をするのが適任なのかと問われると「さあ?あなたはどう思いますか?」と逆に質問し返した。男性は「私は適任じゃないと思うんですが」と主張すると、森氏は「そういう風に承っておきます」。その後も男性は質問をたたみかけたが、森氏は最終的に「面白おかしくしたいから聞いてんだろ?」と遮った。
会見を見ていたツイッターユーザーからは「これって謝罪会見か?」「何のための会見なの?」と森氏の態度にあきれる声が続出。会見終了後、日本のツイッター上では「逆ギレ会見」「日本の恥」などのワードがトレンド入りしている。

「衣装の採寸」と少女にわいせつ行為 容疑の芸能事務所代表を逮捕 警視庁

アイドル志望の女子中学生にわいせつな行為をしたとして、警視庁荏原署は4日、芸能事務所「ユニバーサルコレクション」(横浜市西区)の代表取締役、平田淳容疑者(46)=同市鶴見区鶴見中央=を強制わいせつ容疑で逮捕したと発表した。
逮捕容疑は2020年5月2日午後、東京都品川区内の写真スタジオで「デビューするにあたって衣装の採寸をしないといけない」と説明し、女子中学生を裸にさせてメジャーで体を測ったとしている。調べに対し「何も答えません」と話しているという。
荏原署によると、女子中学生から相談を受けた親が警察に被害届を出した。平田容疑者は、ユニバーサルコレクションと業務提携している別の事務所と女子中学生が契約する場に同席していた。後日、平田容疑者が「衣装の採寸をしたい」と親に連絡し、女子中学生と2人だけで現場に行ったという。
法人登記によると、ユニバーサルコレクションは14年8月に設立。タレントの養成やマネジメント、音楽CDの製作などの事業を展開していた。【土江洋範】

捜査情報を漏えいか=海上保安官、密漁集団に―1管

北海道神恵内村沖で起きたナマコの集団密漁事件をめぐり、第1管区海上保安本部(北海道小樽市)は4日、所属する男性の海上保安官が密漁グループ側に捜査情報を漏らした疑いがあると明らかにした。小樽海上保安部が事実関係を調べる。保安官は漏えいを否定しているという。
同本部によると、密漁事件は昨年6月に発生。小樽海保が同11月までに暴力団員ら15人を逮捕した。その後、一部メンバーが公判で保安官から捜査情報を得ていたと証言し、漏えいの疑いが浮上した。
同本部は「法に触れる事実があるとすればあってはならないことだ。事実を明確にするため捜査を続ける」とコメントした。
[時事通信社]

橋下徹氏、森会長の謝罪会見を「最悪の会見でしたね。全く反省の意図も伝わらない」

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が4日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!」(月~金曜・午後1時55分)にリモートで生出演した。
この日の番組では、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言したことを伝え、緊急会見を生中継した。
森会長は会見の中で「不適切な表現であったと、深く反省しております。発言しましたことに関しては撤回したい。不愉快な思いをした方にはおわびしたい」と謝罪。進退については「7年間やってきて私から辞めるということはありません。老害や粗大ゴミになったと思ったなら、掃いてもらえばいいんじゃないですか?」と話した。
会見を見た橋下氏は「国民に理解を得るという会見の目的からすれば、最悪の会見でしたね。全く反省の意図も伝わらないし、ジェンダー問題についての理解も全くないなと伝わりましたよ。最悪の会見です」とバッサリ。
そして「83歳で、私の母に社会の価値観に『それは違うよ』と言っても伝わらないんです、聞く耳を持たないんです。それとそっくり、意地になってしまって。森さんを国民がつるし上げてワーワー言っても、もう森さんは聞く耳を持たないですよ」と感想を述べた。
辞任はしないとしたことに「選挙をしていないので民意が届かない、森さんも意地になっているんだけど、ここを変えるのが政治だと思います」とし、「菅首相か小池都知事、組織委員会のメンバーの意識も問われますよ。トップがこういう会見をして『これはマズイな。変えなければいけないな』と思わない組織委員会だったらダメですね」と続けた。
一方で「森さんはものすごい政治力があるので、オリンピックみたいな大会をまとめていくには、森さんの政治力は絶対に必要なんです。だから看板は森さんでない人を据えて、下支えや水面下で支えてもらって。看板は変えないと、国民はしらけてしまいますよ」とも話した。