大阪府は23日、堺市堺区の堺公共職業安定所(ハローワーク堺)で、職員11人が新型コロナウイルスに感染するクラスター(感染集団)が発生したと発表した。
ハローワークの発表によると、11人は窓口業務などに従事。20日に複数の感染が確認され、職員約120人がPCR検査を受けて判明した。濃厚接触者は職員の25人だけで、窓口を訪れた利用者は含まれていないという。20日以降、臨時窓口で業務を続けている。
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5人乗り軽乗用車が電柱衝突 1人死亡 大阪
23日午後11時15分ごろ、大阪府東大阪市長田西の市道で、男女5人が乗った軽乗用車が道路左脇の電柱に衝突した。府警布施署によると、同乗していた近くの会社員、川島駿さん(22)が死亡し、同乗していた男性1人が重体、男女2人が負傷しているという。
同署は同日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で、車を運転していた同府寝屋川市池田本町の会社員、坂井隼容疑者(22)を現行犯逮捕した。坂井容疑者は「スピードを出しすぎた」などと供述しているという。
現場は片側1車線の直線道路。同署は事故当時の状況を詳しく調べている。
立民福山氏「案里議員は辞職を」 公明幹部も自民に苦言
立憲民主党の福山哲郎幹事長は24日のNHK番組で、参院選を巡る買収事件で有罪判決を受けた河井案里参院議員について「一日も早く議員辞職すべきだ」と述べた。公明党の石井啓一幹事長は、吉川貴盛元農相の収賄事件も含め「政治とカネを巡る問題が次々と起きていることは大変遺憾だ」と自民党に苦言を呈した。
福山氏は、案里氏と共に公選法違反の罪に問われている夫の河井克行元法相についても「まだ議員でいることを国民は到底理解できない」とし、自発的な議員辞職を求めた。
自民党の柴山昌彦幹事長代理は「皆さまの政治に対する信頼を失わせる事態となり、おわびしたい」と陳謝した。
「ゲーム依存症」に集団治療プログラム、やり過ぎ失敗談を共有
ビデオゲームなどをやめられなくなる「ゲーム依存症(ゲーム障害)」に対し、大阪精神医療センター(大阪府枚方市)が、複数の患者が一緒に取り組む集団治療プログラムを進めている。現状では確立された治療法がないため、患者が失敗談などを共有する薬物依存治療の手法を取り入れた。こうした試みは全国的にも珍しいという。
ゲーム依存症は、スマートフォン(スマホ)や専用端末などのゲームに寝食を忘れて没頭し、生活に支障が出る状態。未成年に多いとされるが、病気だと十分に認識されず、治療を受ける子どもは一部とみられている。
治療プログラムは、〈1〉不登校〈2〉昼夜逆転〈3〉暴力的――のうち複数の項目が該当する通院患者が対象。医師や看護師、臨床心理士らが1回90分のプログラムを半年かけて10回行う。
具体的には、日々の睡眠時間を患者に記録させて生活リズムの改善を指導。体操や工作などに挑戦させ、新たな楽しみを探す。薬物依存の集団治療プログラムを参考に、患者がゲームのやり過ぎによる失敗談などを話し合う場も設ける。
2019年6月に始め、中学生ら約10人が参加。全プログラムを完遂した4人では、全員が依存の度合いが軽減したと感じ、3人は睡眠時間も最大約2時間増えたという。
国内では、医師が外来でのカウンセリングなどで行動の改善を促す医療機関が多い。同センターの花房昌美医師は「ゲームの時間が減る効果はまだ見られないが、釣りなどに打ち込めるようになった患者もいる。さらに改善したい」と話す。
神戸大の曽良一郎教授(精神医学)の話「スマホやゲーム機を使わせない合宿『オフラインキャンプ』などと同様に良い働きかけだ。ただ、ゲーム依存症は、治療の有効性が分かりにくいため、検証を積み重ねる必要がある」
◆ゲーム依存症=世界保健機関(WHO)が2019年に精神疾患と位置づけ、勉強や仕事に大きな支障があってもゲームをやめないなどの状態が1年以上続くか、短期でも症状が重いものと定義した。17年度の厚生労働省研究班の調査では、ゲームやネットに依存する中高生は93万人と推計された。
死亡後に陽性判明が2人、検査で2回も陰性だった90代男性も
千葉県内では23日、新たに411人の新型コロナウイルス感染と5人の死亡が確認された。死者のうち2人は死亡後に陽性と判明した。
県の発表によると、九十九里町の60歳代男性は、14日に発熱したが、15日以降は症状が消えた。19日に妻の感染が分かったため、20日に検査を実施。21日朝、男性が自宅で亡くなっていることに家族が気づいた。その後、20日に受けた検査の結果が分かり、陽性だったことが確認された。基礎疾患があったかどうかは不明という。
白井市の90歳以上の男性は、今月中旬にせきと息苦しさを訴えたが、検査で陰性とされた。症状が治まらないため入院した後、肺炎像が確認され、改めて検査を受けたが再び陰性とされた。21日に入院先で亡くなった後、検体を採取し、陽性と確認された。循環器系の基礎疾患があった。
市川市の60歳代男性は3日に38度台の熱が出て、6日に陽性と判明。11日に入院し、16日に亡くなった。呼吸器系の基礎疾患があった。
東京都の80歳代女性は、せきや息苦しさを訴えて、16日に陽性と判明。19日に入院し、20日に亡くなった。循環器系の基礎疾患があった。
もう1人の死者は船橋市が発表したが、「遺族の意向」として、年代・性別や基礎疾患の有無などを公表していない。
アライグマ捕獲 佐賀で過去最多2300匹「農作物ある平野部で増加」 19年度
北アメリカ大陸原産で、かつてはペットとしても飼われていたアライグマ。どう猛な性格から飼い主に捨てられたり、逃げ出したりして繁殖し、今ではほぼ全国の都道府県で確認されている。年間で捕獲された数は5万匹を超えた。空き家などに住み着き、農産物を荒らす外来生物の「厄介者」は、捕獲数をはるかにしのぐ勢いで広がっている。【井上和也】
環境省がまとめた直近の2016年度の統計によると、捕獲数で最も多かったのが北海道の1万4019匹。2番目が5676匹の埼玉で、5257匹の兵庫、4548匹の千葉と続く。九州・山口では9~11番目の1574匹の佐賀、1384匹の長崎、1166匹の福岡と、北部九州の多さが目立つ。
佐賀では05年に初めてアライグマが発見され、以来、県内各地で徐々に増加。県が集計した最新の19年度の捕獲数は約2300匹と過去最多を記録した。3年前よりも約700匹以上も多くなっている。神埼市の県猟友会神埼支部の大澤達之支部長もこのところのアライグマの増え方に頭を抱えている。「農作物のある平野部で増えている。イノシシのわなに入って餌を食べているので、イノシシを捕るためにはアライグマも捕らないといけない。困ったもんです」と嘆く。
捕獲数が繁殖数に全く追いつけないのは、まずは外来生物のため天敵がいないこと。イノシシの被害が大きいことからアライグマによる被害対策まで予算が十分に組まれていないケースも多い。さらに、空き家の屋根裏に簡単に入り込むため、捕獲するにも個人の空き家だから勝手に足を踏み入れられないなど「やっかいなんです」と大澤さん。
アライグマの被害対策で研修会の講師として全国を回っている元埼玉県農業技術研究センター鳥獣害防除担当部長で、現在、野生生物研究所「ネイチャーステーション」(埼玉県狭山市)の古谷益朗代表は「今のままでは広がる一方。認識が薄く、遅すぎる所がいっぱいある」と指摘。策を打っても雄は数十キロ移動するため、対策が後手に回る所が多く、「被害が減ったからといって個体が減ったわけではなく、横に広がっている。隣接する行政で連携してやる必要がある」と強調する。
そんな中でも古谷代表が「危機管理がうまくいっている」と話す宮崎県はこれまで捕獲したのは雄6匹。県は被害の拡大を水際で押さえ込むため年に1回講習会を開き、アライグマの痕跡調査も実施するなど「定着する前に手を打っている」と話す。
◆アライグマ捕獲数◆
都道府県 捕獲数 順位
北海道 14019 1
埼玉 5676 2
兵庫 5257 3
千葉 4548 4
和歌山 3472 5
佐賀 1574 9
長崎 1384 10
福岡 1166 11
大分 582 17
山口 71 28
熊本 4 36
宮崎 1 37
鹿児島 0 39
(2016年度、環境省調べ)
「尖閣は安保5条の対象」米国防長官が確認…岸防衛相と電話会談、早期訪日の意向
岸防衛相は24日午前、米国のオースティン国防長官と電話会談を行った。両氏は、沖縄県・尖閣諸島が対日防衛義務を定めた日米安全保障条約5条の適用対象になることを確認した。オースティン氏は早期に訪日する意向を示した。
バイデン新政権の発足後、日米の閣僚が会談するのは初めて。会談後、岸氏は記者団に、「米国における政権交代や新型コロナウイルスへの対応の最中においても日米同盟は盤石だ。いかなる事態にも対処する準備ができていることを確認した」と述べた。
会談では、中国による東・南シナ海への強引な海洋進出や、北朝鮮の核・ミサイル開発などを巡って意見交換し、日米が引き続き連携することで一致した。
オースティン氏は、連邦議会の承認を受けて22日に就任した。元陸軍大将で、中東地域を統括する中央軍司令官などを歴任した。
「だまされたふり作戦に協力して」…警察名乗る男ら80代女性から150万円だましとる
広島県警海田署は22日、警察が特殊詐欺の犯人をおびき出すために用いる「だまされたふり作戦」に見せかけ、金をだまし取る特殊詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると、広島市安芸区の80歳代の無職女性宅に10日、「県警のコバヤシ」を名乗る男から電話があり、「詐欺がはやっている。変な電話があれば連絡して」と電話番号を伝えられた。
19日には孫をかたる男から「株で損をした。金がいる」と電話があり、女性は最初の男に相談。作戦への協力を依頼された女性は、指示に従って20日にコンビニ店から150万円を発送したという。女性が不審に思い、近くの交番に相談して被害が判明した。
同署は「警察が現金の郵送を依頼することは絶対にない。不審な電話があったらすぐに通報して」と注意を呼びかけている。
立ち木に火を付け焼損、男を逮捕…歩道上の植物燃える不審火5件続く
埼玉県警浦和西署は22日、さいたま市大宮区、無職の男(80)を器物損壊の疑いで再逮捕した。発表によると、男は20日午後4時55分頃、同市中央区円阿弥の歩道上の立ち木などに火を付け、焼損させた疑い。調べに対し、「俺はそんなところに行っていない」と容疑を否認しているという。
20日以外にも歩道上にある植物が燃える不審火が7日以降、中央区内で少なくとも5件確認されており、同署で関連を調べている。
同署幹部によると、現場周辺を警戒していた署員が21日午後、植え込みをのぞき込むなどしていた男を発見。後をつけたところ、同市西区の河川敷の枯れ草に火を付けたため、軽犯罪法違反(火気乱用)の疑いで現行犯逮捕していた。
「瞬間的に眠気に襲われた」駅を1・1キロ通過…2人乗車できず
23日午前6時45分ごろ、鹿児島市のJR指宿枕崎線の中名駅で、山川発鹿児島中央行きの普通列車(4両編成)がホームを1・1キロ過ぎて停車した。60歳代の男性運転士は「考え事をし、瞬間的に眠気に襲われた」と話しているという。
JR九州によると、乗客約50人が乗っていたが、けが人はなかった。同駅で2人が乗車する予定だったという。列車は現場で約10分間停車し、次の駅に向かった。同社は「運転士への指導を徹底し、再発防止に努めたい」としている。