大阪、最多1220人感染=6日連続1000人超―新型コロナ

大阪府は18日、新たに過去最多となる1220人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの新規感染者は、6日続けて1000人を上回った。
府内の重症者は前日から15人増え286人となった。重症病床はほぼ満床で、中等症患者向け病院で治療する重症者が42人いる。吉村洋文知事は、緊急事態宣言の再発令を要請するか近く判断する考えを示している。
東京都では、新たに543人の陽性が判明した。500人を超えたのは6日連続。2回目の緊急事態宣言の解除後、日曜日としては最多となった。
都によると、年代別では多い順に20代145人、30代107人、40代83人など。65歳以上の高齢者は71人、都の基準による重症者は45人だった。
全国では5日連続で4000人を超える4093人の感染が確認された。和歌山県では過去最多と並ぶ44人の陽性が判明。全国の死者は16人増、重症者は前日比21人増の723人だった。
[時事通信社]

【新型コロナ】まさかの感染で生活が一変した夫婦、陽性から入院までの“克明な記録”

「陽性です」看護師の静かな声がした。「ひどい風邪だと思いますよ」と励ましてくれた医師が、顔色を変えて診察室に戻ってくる。
新型コロナウイルス。テレビやインターネットで、毎日のように目にしている病気だ。病院から連絡を受けた保健所のヒアリングを経て、入院が決まった。「入院はいつまでだろう」。私はフリーライターだ。仕事ができなければ、そのぶん収入がなくなる。身体のつらさより、不安のほうが大きかった。入院先の病院での隔離生活も想像がつかなくて怖い。
回復し日常生活を取り戻した今、そのときの気持ちを冷静に振り返ることができるようになった。新型コロナにかかったからこそ、わかったことがある。それを、この記事で伝えたい。
2021年3月14日、倦怠感と咳(せき)があった。
「風邪でもひいたかな」
似た症状の夫と、そんな会話をした記憶がある。
新型コロナウイルスが流行し、初めての緊急事態宣言が出てから、早くも1年がたとうとしていた。とはいえ、私の周りでこの病気になった人はいなかった。
翌15日の朝、咳がひどくなり飛び起きた。熱を測ると38.8℃。
『東京都発熱相談センター』に電話をして症状を説明すると、丁寧な口調でこんな言葉が返ってきた。
「発熱外来のある内科に行ったほうがいいですね。PCR検査をするかどうかは、医師の判断で決まります」
PCR検査。検査をするとなったら、新型コロナ陽性の可能性があるということだ。
私たち夫婦は30代。2人で生活しており、どちらも最近は自宅で仕事をしていた。私はフリーライターだが、この数週間は対面取材もなく、3日に1度、スーパーに行くときしか外出をしていない。
まさか。
発熱相談センターの担当者は「先に病院に電話してください。今、急に発熱のある患者さんが来ても、病院は受け入れられないんです」と付け加えた。
自宅からいちばん近い内科の開院を待って、電話をした。体温と症状を伝えると到着時間を聞かれ、その時間に合わせて医師に診てもらえるようにすると言われた。いつもは1時間くらい待たなければならない人気の病院なので驚いた。
予約した時間に夫婦で赴くと、受付の前には待っている人たちがいる。私たちは熱があるので、ついたてで仕切られたスペースに案内された。
3分ほどで看護師がやってきた。発熱のある患者を前にして、医師と看護師が装着しているのはマスクとフェイスシールド、首から足までを覆う医療用のガウンである。このガウンがニュースで時折耳にする、防護服と呼ばれているもののようだ。聴診器を胸にあてるとき、医師は私たちのすぐそばまで近づかなければならない。
「新型コロナかもしれない患者の診察って嫌だろうな」と思うのだが、医師はなんでもないことのように言った。
「風邪がひどくなったのかもしれませんね。2人ともPCR検査を、奥さまは高熱もあったのでインフルエンザの検査もしましょう」
「風邪がひどく」という言葉に、彼の気遣いが感じられた。
インフルエンザの検査は、綿棒で鼻の奥の分泌物を取る。患者と医師の間はパーティションで仕切られていて、鼻の部分だけあいていた。
「今年はインフルエンザになる人が少ないので、大丈夫だと思います」
医師の言葉のとおり、すぐにインフルエンザではないと判明した。
PCR検査のため、紙コップに入った水を全部飲み込んでから、専用の容器に引かれた線のところまで唾を吐き出す。最後にキャップのようなもので容器を閉じ、看護師に渡した。
「PCRの結果は、明日の夜に電話でお知らせします」
そう言われて解熱剤と咳の薬の処方箋をもらい、帰路についた。
私の症状が悪化したのは、その日の夕方である。関節痛、食欲不振、嘔吐、咳。体温は38度台のままだ。
PCR検査を受けた病院はもう閉まっていたので、『東京都発熱相談センター』に連絡した。今朝、新型コロナの検査を受けて結果待ちだと言うと、一般の救急外来での診療を勧められた。自宅の近くにある救急外来は発熱相談センターでは見つからず、救急センターの電話番号を教えてもらった。
救急センターで紹介された病院は4つ。すべてに電話したが、高熱の患者は受けつけていない、もしくはベッドに空きがないとのことだった。
3月半ばの東京は、感染者数が以前より少なくなっていた。しかし、診察時間外に病院を見つけるのは、こんなにも大変なのか。何件も電話しながら、苦しむ人を受け入れられない病院のジレンマも感じた。
私は睡眠障害があるため、精神科で睡眠誘導剤を処方してもらっている。行ける病院がないので、それを飲んで寝た。幸い、夜中に苦しむことはなかった。
目が覚めると、体温は37.2℃まで下がっていた。とはいえ、いつ昨夜と同じ症状になるかわからない。PCR検査を受けた病院に電話をして、昨日と同じ流れで診察を受けた。
夫の症状は私と少し異なっていた。倦怠感と頭痛があり「味覚と嗅覚があまりない」と言っていたが、その日の夫は平熱だった。
私だけ新型コロナの抗原検査を受けた。緊急性が高いと判断されたのかもしれない。これはPCR検査と異なり、15分ほどで結果が出る。昨日のインフルエンザと同じように、鼻の奥に綿棒を入れて検査した。
「いよいよ結果がわかる」という緊張感と安心感が、同時に押し寄せてきた。
看護師が、診察室の外で医師を呼んだ。高い声が印象的な女性だったが、そのときだけ声が低くなった。
「陽性です」
はっきりと聞こえた。医師がすぐに戻ってきた。
「マスクの鼻のあたりを、もう少し押さえてもらえますか」
そう言った医師は平静を保とうとしていたと思う。だが、明らかに驚いていた。
「病院から保健所に伝えます。保健所から今後の療養先などの連絡があるので、自宅で待っていてください」
新型コロナ陽性。
テレビの報道やネットニュースの見出しが、めまぐるしく頭の中をよぎる。
どうやって患者を帰らせるのがいいか、医師と看護師が相談している。この病院で陽性患者が出たのは初めて、もしくは久しぶりなのかもしれない。
「タクシーなどは使わないで歩いて帰ってください」
そう言われたので、夫と一緒に人があまり通らない道を選んで帰った。
自宅のあるマンションの前で、管理人さんが掃除をしていた。「おはよう」と、いつものようにあいさつしてくれる。
彼は高齢者だ。マスクはもちろんしている。だが、何か発すれば飛沫(ひまつ)が飛んで感染するかもしれない。管理人さんに万一のことがあれば私のせいだ。心の中で謝りながら、離れたところで会釈してマンションに入った。管理人さんは、不思議そうに私たちを見ていた。
この日の東京都は、新型コロナ感染者数が300人ちょうどだったことを覚えている。
その中のひとりが自分だった。
スマホの音が鳴るように設定して3時間ほど寝ていると、保健所から電話がかかってきた。所要時間は30分ほどだった。症状が出た時期や症状の内容、直近2週間の行動、これまでにかかった病気、手術歴などを聞かれた。
保健師の判断は、私の場合は病院入院になるというものだった。「ホテル療養じゃないんですか」と、思わず言ってしまった。ホテルならWi-Fiもつながるし、仕事ができるのに。
フリーランスは仕事をしなければ収入がないので焦った。だが、保健所の判断は絶対だ。
「だめです。病院入院は確定だと思ってください」
陽性が確定してショックを受けている感染者に対して冷たい保健師だな、と感じた。
しかし、今振り返ると、それは私が動揺していたからだ。保健所の忙しさを想像できていなかった。
濃厚接触者は、昨日のPCR検査の結果がまだ出ていない夫だけだった。夫と完全に部屋を分けるように言われ、入院に必要な物の説明を受けた。入院期間は長くなるかもしれないが、もちろん家族や友人との面会はできない。
聞きながら、以前にテレビ番組で目にした映像を思い出した。オンラインで家族に見守られながら、最期のときを迎えた重症患者。死因が新型コロナだったせいで感染の恐れがあり、死後も会えないまま火葬しなければならなかった、志村けんさんのご遺族。
私は高齢者でも重症者でもない。それなのに大げさだと自分でも思う。だが、彼らが直面した苦しみは、私にとって、もう人ごとではなかった。
電話中、泣きそうになったがこらえた。えたいの知れない「感染症」が、形をなしていった。
「重症患者ではないので大部屋なら無料、個室ならプラスで3万円以上かかると思うが、どちらがよいか」と聞かれた。睡眠障害があるので「結婚前の貯金を切り崩そう」と決め、個室を希望した。
明日の朝に体調確認の電話をすると伝えられ、通話は終わった。入院は病院が決まり次第、恐らく次の日からになるそうだ。
夜、医師から電話があり、夫のPCR検査の結果が伝えられた。陽性だった。
3年前、海外旅行中に腎盂腎炎(じんうじんえん)になり、緊急入院した。眠ることすらできないほど苦しかった。
「あのときほどは身体がつらくないし、日本の病院だから言語やシステムの違いで苦労することもない。なんの心配もない」と自分に言い聞かせる。
翌朝、体温は36度台に下がった。だが、発症2日目の症状がひどかったので、体調確認の電話をかけてくれた保健師は言葉を選びつつ、「やはり入院で」と私に告げた。
ホテル療養の可能性が消えたのは残念だったが、病院なら土日も当直の医師がいるし、看護師もたくさんいる。ありがたいと思わなければならない。
13時、知らない番号から電話がかかってきた。出ると民間救急の職員だった。
「13時半に到着します」
保健所と連絡が行き違ったらしい。慌てて入院用の荷物を確認していると、すぐに保健所からも電話があり、入院する病院名を教えてもらった。そこまで民間救急車で連れていってくれるそうだ。
私が新型コロナになったのは比較的、感染者の少ない時期だった。それでも保健所や民間救急、病院は忙しい。
民間救急の職員は、恐らく同じマンションの住民を不安にさせないため、マンションの入り口から見えにくい場所に車を停めてくれた。民間救急車は、消防署の救急車よりも小さい。救急車というより小型バスのようで、色は白かった。
医療用ガウンで首から足まで身を包み、マスクをした2人の男性が降りてきた。あいさつしてすぐ、手袋をつけた手で私の持ってきたスーツケース2つと、大きなバッグひとつを手際よく運ぶ。
「後ろの席にどうぞ」
そう言って私を誘導した後、2人はビニールのパーティションで仕切られた運転席と助手席に座り、髪にキャップをした。乗るまでキャップをしなかったのは、私がコロナ患者だと周囲に思われないよう、最大限の配慮をしてくれていたのだ。
車の後部にあるスペースはとても広い。すぐ横には、青いシートをかぶった車イスがある。保健所によると、ほかの新型コロナ患者と同乗することもあるらしいが、そのときは私ひとりだった。
民間救急車にはサイレンも赤色灯もない。通常の車と異なるのは、私と運転席・助手席の間にスペースがあり、ビニールのパーティションで仕切られていることと、助手席の職員がひっきりなしに電話をしていることだ。
「立てない高齢の方ですね、15時にお迎えに行きます」
そんな話が聞こえた。
病院に着いたのは14時過ぎだった。
民間救急の職員は私を支えて車から降ろし、私と、新型コロナ専用病棟の前で待っていた看護師にあいさつをして去っていった。
こうして、私の入院生活が始まった。
(文/若林理央)
【※新型コロナ体験記・後編は4月18日(日)の21時に公開します】
【PROFILE】 若林理央(わかばやし・りお) ◎読書好きのフリーライター。大阪府出身、東京都在住。書評やコラム、取材記事を執筆している。掲載媒体は『ダ・ヴィンチニュース』『好書好日』『70seeds』など。ツイッター→@momojaponaise

台風2号、明日19日(月)にかけて猛烈な勢力を維持する予想

4月18日(日)15時現在、猛烈な台風2号(スリゲ)は暴風域を伴いながらフィリピンの東を西北西に進んでいます。▼台風2号 4月18日(日)15時 存在地域 フィリピンの東 大きさ階級 // 強さ階級 猛烈な 移動 西北西 15 km/h 中心気圧 900 hPa 最大風速 60 m/s (中心付近) 最大瞬間風速 85 m/s
週後半は沖縄や小笠原諸島で強風や高波のおそれ
台風2号は明日19日(月)まで猛烈な勢力を維持するものの、その後は海面水温の低い領域に入るため、勢力を落としていく見込みです。進路はまだ不確実性が高いものの、世界各国の気象機関が計算したシミュレーション結果を比較すると、フィリピンの東を北上したあとは北東に向きを変える可能性が高くなっています。本州への大きな影響はないと考えられますが、沖縄や小笠原諸島では週後半に強風や高波の影響が出るおそれがあります。海岸や海上はうねりにも警戒が必要です。今後の情報に注意してください。
春の台風の進路傾向
春は本州の南でも上空に強い西風が吹いていて、太平洋高気圧は南の海上に留まっています。そのため、台風が発生すると、高気圧の縁をまわる風に流されて、早々に東へ向きを変えることが多いといえます。統計をみると、4月に小笠原諸島に接近した台風もあるため、春とはいえ油断は出来ません。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。台風2号の名前「スリゲ(Surigae)」は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が提案した名称で、鷲の一種の名前からとられています。「スリゲ」が使われるのは今回の2021年台風2号が初めてで、前回まで用いられていた140種類のうちのひとつ「ムジゲ(虹の意味)」から差し替えられたものです。

剣道部総監督解雇、部員から現金 愛媛の強豪、帝京第五高

剣道強豪校の帝京第五高(愛媛県大洲市)を運営する学校法人は18日、剣道部の二宮明夫総監督(61)が自分の誕生日に合わせて部員から現金を受け取っていたとして、総監督を解雇したと正式に発表した。16日付。「受け取った金額が社会的儀礼の範囲を超えており、教育上ゆゆしき問題だ」とし、教員の適格性に欠けると判断した。
法人によると、剣道部のキャプテンが部員全員から集めた14万5千円を受領していた。少なくとも2009~14年度はこうした集金が習慣化し、強制性があったと認定した。現役部員の保護者会など剣道部を支援する諸団体の不明瞭な会計処理も判明。今後、適正化を図る。

札幌市立中で他クラス出入り禁止 専門家、不合理と指摘

札幌市立の中学校・中等教育学校全98校のうち、休み時間や授業の合間に他のクラスへの出入りを校則などで禁止したり制限したりしている学校が少なくとも49校あることが18日、市への情報公開請求で分かった。学校側はトラブルの防止や、生徒のクラスへの帰属意識を育むことが目的だとしているが、専門家は「合理的とは言えない」と指摘している。
文部科学省は「生徒指導提要」で、校則は「社会通念に照らし合理的とみられる範囲内で、学校や地域の実態に応じて適切に定める」としている。元PTA会長の後藤富和弁護士は「クラスに溶け込めない生徒への配慮がなく、不登校にも」と懸念する。

メッキが剥がれた大阪・吉村知事 実像は「典型的ポピュリスト」

4月13日以来、新型コロナの新規感染者が連日1000人を超え、重症病床の使用率も90%超と医療崩壊の危機が迫っている大阪。3度目となる緊急事態宣言も現実味を帯びる中、大阪府民の怒りの矛先が向かうのは、吉村洋文・大阪府知事だ。
コロナ発生当初を振り返れば、吉村知事の手腕は高く評価されていた。
連日テレビカメラの前で取材に応じ、「最後に責任を取って判断するのが政治家の仕事」と明言して、コロナ対策に奮闘する。その姿が府民の支持を集め、昨年4月にはツイッターで「#吉村寝ろ」がトレンド入りした。
だが勢いは長く続かず、徐々にメッキが剥がれていった。発端となったのは、昨年8月4日の「イソジン緊急会見」だ。
「ウソのような本当の話をします」
緊急記者会見でそう見得を切った吉村知事は、「ポビドンヨード(イソジン)でうがいをするとコロナの陽性率が減少する」と訴えた。思わぬ特効薬の登場に府民は色めき立ったが、この研究は論文発表前のもので、その後、立ち消えになり現在に至るまで説明はされていない。
元読売新聞大阪本社記者でジャーナリストの大谷昭宏氏が指摘する。
「2度目の緊急事態宣言の解除要請も同じですが、吉村知事には自分の能力を過信する傾向があり、『いち早く成功の果実を得て、みんなに褒めてもらおう』との思いから、多くの政策が見切り発車になる。
昨年4月に『コロナワクチンを9月までに実用化する』と言っていたことが典型例です。良かれと思って即断しても結果が伴わないため、最初は持ち上げていた大阪人が興ざめして一斉に手を放してしまった」
さらに評価の“暴落”に追い打ちをかけたのが、昨年11月1日に否決された「大阪都構想」だ。コロナ禍で感染拡大を懸念する声が上がる中、住民投票を行ない、大阪は11月中旬に第3波に突入。住民投票での人の移動が第3波を誘発したとの批判を浴びたが、その後の対応も問題だった。
千葉大学名誉教授(行政学)の新藤宗幸氏が指摘する。
「吉村知事は敗北を総括せず、今年3月に簡易版都構想とも言われている大阪府と大阪市の広域行政を一元化する条例を制定しました。住民投票で負けたにもかかわらず、自分たちのやりたいことを強引に進める姿勢は、政治家としてあまりに不誠実です。コロナ対策にも当てはまりますが、吉村知事は知事の持つ言動の重みを理解しているとは思えません」
元東京都知事の舛添要一氏は、本誌・週刊ポストの『47都道府県知事「感染対策」の通信簿』(2020年8月7日号)では、吉村知事のコロナ対策を高評価していた。しかし、現在では吉村知事を「典型的なポピュリスト」と評する。
「この1年間、テレビで何度も共演しましたが、本来なら記者クラブで言うべきコロナの感染者数をワイドショーやニュース番組で発表するなど、人気取りのパフォーマンスが目立ちます。緊急事態宣言やまん防でも、彼が成果を焦った政策が裏目に出て、感染が急拡大した。ポピュリズム政治の成れの果てが現在の大阪なのです」
※週刊ポスト2021年4月30日号

都道府県別のコロナ死亡率・重症率を算出 「地方」が上位を占める

「感染者が多い東京、大阪など大都市が危ない」。そう思われていたが、都道府県別の「死亡率ワーストランキング」「重症率ワーストランキング」を作成してみると、その上位には意外な地域がランクイン。単純に感染者数だけに一喜一憂していられないことがわかる。あなたや家族が住む地域は安全か、それとも──。 全国で突出して感染者数が多い大阪。緊急事態宣言解除後に急増し、4月13日に初の1000人超えを記録した。重症病床の使用率も悪化の一途をたどり、90.6%(4月12日現在)にまで達している。昭和大学客員教授(感染症)の二木芳人さんが言う。 「大阪では英国型の変異株がまん延しています。感染力は従来株の1.7倍で、重症化率も高いので、あっという間にベッドが埋まった。しかも感染者の回復も遅いので、いったん埋まったベッドがなかなか空かない悪循環に陥り、医療体制を逼迫させています」 厚労省が4月10日までに発表した新型コロナの感染状況によると、大阪を含め、沖縄、奈良、宮城、兵庫は感染者数が10万人当たり25人を超える「ステージ4」(爆発的感染拡大)に相当している。だが、重大な危機に直面しているのは、果たしてそれらの地域だけなのか──。女性セブンは厚労省が発表した数値をもとに、4月1~10日の都道府県別の「死亡率」と「重症率」を独自に算出。ワーストランキングを作成。その結果は意外なものだった。 「死亡率」のトップは北海道で2位福井、3位徳島、4位福島、5位岐阜と続き、いずれも18位の東京、21位の大阪を大きく上回った。一方、「重症率」では和歌山が1位になり、2位熊本、3位秋田、4位高知、5位福島と続き、大阪は9位、東京は32位だった。いずれも目を引くのは、「地方」が上位を占めていること。国際医療福祉大学病院内科学予防医学センター教授の一石英一郎さんは、ワーストランキングをこう分析する。 「死亡率1位の北海道は、大阪や兵庫に次いで英国型の変異株が多いのに、都市部と比較すると医療体制や専門施設の負担が大きいと考えられます。 ランキング上位の和歌山は大阪、岐阜は愛知(名古屋)、熊本は福岡(博多)と、大都市に隣接しているという地理的条件がある。若い人を中心に週末になると近隣の繁華街に出かけることが多く、それが火種になっている可能性があります。また、Go Toイートや地域独自の振興事業である県内での旅行割引などが感染を広げているかもしれません」
「感染者が多い東京、大阪など大都市が危ない」。そう思われていたが、都道府県別の「死亡率ワーストランキング」「重症率ワーストランキング」を作成してみると、その上位には意外な地域がランクイン。単純に感染者数だけに一喜一憂していられないことがわかる。あなたや家族が住む地域は安全か、それとも──。
全国で突出して感染者数が多い大阪。緊急事態宣言解除後に急増し、4月13日に初の1000人超えを記録した。重症病床の使用率も悪化の一途をたどり、90.6%(4月12日現在)にまで達している。昭和大学客員教授(感染症)の二木芳人さんが言う。
「大阪では英国型の変異株がまん延しています。感染力は従来株の1.7倍で、重症化率も高いので、あっという間にベッドが埋まった。しかも感染者の回復も遅いので、いったん埋まったベッドがなかなか空かない悪循環に陥り、医療体制を逼迫させています」
厚労省が4月10日までに発表した新型コロナの感染状況によると、大阪を含め、沖縄、奈良、宮城、兵庫は感染者数が10万人当たり25人を超える「ステージ4」(爆発的感染拡大)に相当している。だが、重大な危機に直面しているのは、果たしてそれらの地域だけなのか──。女性セブンは厚労省が発表した数値をもとに、4月1~10日の都道府県別の「死亡率」と「重症率」を独自に算出。ワーストランキングを作成。その結果は意外なものだった。
「死亡率」のトップは北海道で2位福井、3位徳島、4位福島、5位岐阜と続き、いずれも18位の東京、21位の大阪を大きく上回った。一方、「重症率」では和歌山が1位になり、2位熊本、3位秋田、4位高知、5位福島と続き、大阪は9位、東京は32位だった。いずれも目を引くのは、「地方」が上位を占めていること。国際医療福祉大学病院内科学予防医学センター教授の一石英一郎さんは、ワーストランキングをこう分析する。
「死亡率1位の北海道は、大阪や兵庫に次いで英国型の変異株が多いのに、都市部と比較すると医療体制や専門施設の負担が大きいと考えられます。
ランキング上位の和歌山は大阪、岐阜は愛知(名古屋)、熊本は福岡(博多)と、大都市に隣接しているという地理的条件がある。若い人を中心に週末になると近隣の繁華街に出かけることが多く、それが火種になっている可能性があります。また、Go Toイートや地域独自の振興事業である県内での旅行割引などが感染を広げているかもしれません」

「本当のことが言えなくて」紛失文書を自ら回収、「探して」と新聞受けに入れる

搬送患者の個人情報が記載された文書を一時紛失したことを巡り、虚偽の報告をしたとして、大津市消防局は16日、係長級の男性職員(43)を戒告の懲戒処分にした。個人情報の流出はなかったという。
発表によると、職員は中消防署の救急隊に勤務していた昨年7月、搬送患者8人の氏名や病状が記された「救急出動報告書」と「救急活動記録」計16枚を出張所のある市立大津市民病院内に置き忘れた。
報告をとりまとめる担当者が11月、書類がないのに気づき、同消防署を挙げて捜索。その際、職員は置き忘れに気付いて自ら回収したが、上司に事実を告げず「出張所の新聞受けを探して」と伝え、直後に自分で書類を新聞受けに入れた。「本当のことが言えなかった」と話しているという。
消防局はその後、報告にタブレット端末を導入し、書類の持ち出しをなくした。安井達治消防局長は「不適切な行動で公務の信頼を損なった」とコメントした。

女性が行方不明、地区で呼びかけたら40人が捜索参加…うずくまっているのを発見

行方不明になった高齢女性を地域住民らが助け合って保護したとして、福井県警鯖江署は、鯖江市下河端地区に感謝状を贈った。
鯖江署などによると、3月23日午後9時頃、下河端地区に住む90歳代の女性の所在がわからなくなり、家族が区長の笠嶋実喜雄さん(65)に「母親が見つからない」と相談。笠嶋さんは地区内に住む数人に協力を呼びかけると、約40人が捜索に参加した。女性は自宅近くの民家敷地内でうずくまっているところを発見されたという。
鯖江署で1日に感謝状の贈呈式があり、松浦則幸署長が「地域の結束の強さを感じた。治安の良さにもつながっており、今後も協力してほしい」と語った。
感謝状を受け取った笠嶋さんは「最後まであきらめずに捜索した結果だと思う。結びつきの強さを維持していきたい」と話していた。

大阪のカニオブジェ、破損認める ミナミ、男性2人謝罪し弁償

大阪市中央区の繁華街ミナミで5日未明、カニ料理店「大阪かに源道頓堀店」前にあったカニのオブジェが壊された事件で、20代の男性2人が店を訪れて壊したことを認め、謝罪していたことが18日、店への取材で分かった。
店によると、2人は8日に謝罪に訪れ、その後、オブジェの制作費165万円を弁償した。店は、被害届の取り下げを申し出たという。
店の運営会社の武田源社長は18日、2人から「この近くで働いていたが、新型コロナウイルスのせいで店を首になり、むしゃくしゃしてやりました」と謝罪されたと明かした。
南署が器物損壊容疑で捜査していた。