海の地震が内陸の断層刺激か 11年東北沖後、長野でM6.7

2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)から約13時間後に長野県北部であったマグニチュード(M)6.7の地震は、東北沖の地震や度重なる余震の揺れが通過した影響で、近くの断層が緩やかにずれる「ゆっくり滑り」が起きた末に発生したとの研究結果を、気象庁の下條賢梧技官や京都大のエネスク・ボグダン准教授らのチームが16日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。
沖合の巨大地震と400キロ離れた内陸の地震をつなぐ仕組みの一端を解明した研究。今後予想される南海トラフ巨大地震などが引き起こす内陸地震の予測手法にも発展させたいとした。

麻生財務相「処理水、飲めるんじゃないですか」

麻生財務相は16日の閣議後記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所にたまる「処理水」について、世界保健機関(WHO)の飲料水基準の7分の1程度まで放射性物質のトリチウムの濃度を薄める計画になっているとして、「飲めるんじゃないですか」と述べた。
麻生氏は、政府が海洋放出の方針を決めた13日の記者会見でも「飲んでも何ということはないそうだ」と発言した。これに対し、中国外務省が「飲めるというなら飲んでみてほしい」と批判していた。
トリチウムを含む廃水は通常の原発の運転でも発生し、基準値以下に薄めて海などに流すことが国際的に認められている。

6千点の捜査資料を隠匿して30年…千葉県警が巡査部長に懲戒処分

捜査書類を自宅に持ち帰って隠したなどとして、千葉県警は16日、公文書等毀棄と証拠隠滅の疑いで、我孫子署警務課の男性巡査部長(49)を書類送検し、停職3カ月の懲戒処分としたと発表した。隠した資料の中には、公訴時効が成立した事件の証拠品なども含まれており、隠されていなければ事件が解決した可能性もある。同日、巡査部長は依願退職した。
県警監察官室によると、巡査部長は平成3年6月ごろから令和2年3月17日までの間に、所属した署で扱った捜査書類を含む計6251点を自宅などに隠した。巡査部長は「整理整頓が苦手で、書類などを段ボールにため込んでしまい、異動の際に持ち帰って放置してしまった。事件関係者をはじめ、多くの人に迷惑をかけてしまい本当に申し訳ない」と話しているという。

入管施設で死亡、「真相を」=スリランカ人女性遺族が会見

名古屋市の出入国管理施設で収容中に死亡したスリランカ人女性の遺族が16日、オンラインで記者会見し、「死亡するまでの真相を知りたい」と訴えた。
支援団体によると、死亡したのはウィシュマ・サンダマリさん(33)。
スリランカの自宅から会見した母スリヤラタさん(53)は「(ウィシュマさんは)優しい子で、日本の生活が好きだった」と涙ぐんだ。「日本側は病気になった原因や死因をちゃんと説明してほしい」と語気を強めた。
出入国在留管理庁が公表した中間報告によると、ウィシュマさんは昨年8月、不法滞在で施設に収容された。今年1月ごろから嘔吐(おうと)を繰り返すなど体調を崩し、逆流性食道炎の疑いと診断された。薬を処方されたが、3月6日に死亡した。同庁が調査を進めている。
[時事通信社]

まん延防止4県増え10都府県に 埼玉、愛知など20日から

政府は16日、新型コロナ感染症対策本部会合を首相官邸で開き、まん延防止等重点措置の対象に埼玉、千葉、神奈川、愛知の4県を追加すると決めた。期間は20日から5月11日まで。既に始まっている東京、大阪などに加え、適用は計10都府県となる。政府は、比較的若い世代でも重症化しやすい変異株の割合が増えていることを警戒。連休で人の移動が活発化すると見込み、感染拡大地域との往来自粛を求める。
全国の感染は14、15両日、4千人を超えた。政府の感染症対策分科会の尾身会長は16日の衆院厚生労働委で、緊急事態宣言の必要性について「来週以降、最終的に判断すべきだ」と主張した。

“オフィス感染”深刻 大阪「ミナミ・キタ」、東京「千代田区」で勢いは「飲食店」に匹敵 会議室やデスクでの食事、休憩室など高リスクか

新型コロナウイルスの変異株が猛威を振るう第4波で、新たな「感染の巣」が見えてきた。3月の緊急事態宣言解除後、大阪ではミナミやキタ、東京では千代田区を中心としたオフィスでの感染が飲食店に匹敵する勢いを示している。ビジネス街で働くサラリーマンにとって深刻な事態だ。
大阪府の15日の新規感染者は1208人と過去最多を更新。重症病床の使用率は100%を超えた。吉村洋文知事は「重症病床は極めて危機的な状況であり、人と人の接触をいかに抑えるかが重要だ」と述べた。
東京も15日の感染者が729人と宣言解除後最多。関西を中心に流行している変異株「N501Y」の割合が、東京でも月内に5割を超える可能性が高いとモニタリング会議で示された。小池百合子知事は「通勤も含め、都外に住むエッセンシャルワーカー以外の方は可能な限り東京に来ないでいただきたい」と呼びかけた。
コロナ関連のデータを分析しているJX通信社によると、3月22日以降、コロナ感染事例が判明している施設は全国で1378カ所あり、飲食店が134施設で最多だったが、2番目に多いのがオフィスで126施設だった。
大阪市内の24区の集計では、中央区(ミナミ)が最も多く、北区(キタ)が2番目。オフィスや飲食店が密集する両区に感染が集中している。
東京23区では、最も多い千代田区を中心に、港区や新宿区、渋谷区、豊島区、世田谷区、大田区、足立区などで感染報告が多いという。
オフィス感染について、順天堂大の堀賢教授(感染制御学)は「ウイルスは飛沫(ひまつ)とエアロゾルによる感染が圧倒的に多いため、マスクを着用して仕事をしていれば、感染に結びつく危険性は高くないが、会議室や自分の机などでマスクを外して会話しながら食事した場合、飲食店での会食と同様の状態になる。喫煙所などの休憩スペースなどに滞在することも高いリスクがある」と分析する。
自治体の対策について堀氏は「テレワークを呼びかけながら、実践していない大企業に対して何の指導もしていない。飲食店ばかり責め立てるだけでは、対策の効果は不十分である。より本気で強い対策が求められている」と強調した。

「市民のSOSすくい上げ」宝塚市長、19年の政治活動に終止符

兵庫県宝塚市の中川智子市長(73)が18日で退任する。政界引退も表明しており、3期12年の市長と2期7年の衆院議員の計19年の政治家の歩みに終止符を打つ。さまざまな活動の中で伝えたかったことは何だろう。「SOSを発している人を見つけ、見捨てないできた」と話す中川市長に、これまでの活動に込めてきた思いを聞いた。【土居和弘】
差別や貧困なくしたい
――中川市長の活動の原点は。
◆小学校低学年から中学2年の頃まで大阪府内で暮らしました。当時、部落差別や在日コリアンへの差別などに身近で遭遇しました。家が貧しくてきょうだいの世話のため学校に通えない同世代の子供もいて……。差別や貧困がある社会はおかしいと思って、私は差別を絶対にしないし貧しさもなくしたいと誓いました。
短大を卒業後、東京の海運会社に就職しました。待遇に男女格差があることなどに疑問を感じて、同期入社の女性たちと組合活動をしました。泣き寝入りするのでなく、仲間と一緒に仕組みを変えていった経験は楽しい思い出です。
――結婚後、住まいを持った宝塚市で市民活動をし、阪神大震災(1995年)のボランティア活動にも取り組みました。その後の人生の転機になりました。
◆宝塚に引っ越して来たのは70年代後半。専業主婦でしたが、育児教室を開設したり、仲間の主婦らと学校給食を守る活動をしたりしました。震災のボランティア活動の一つとして、仮設住宅に移る被災者に市民から寄付してもらった冷蔵庫や洗濯機などの電化製品を渡しました。無償でなく、安価ですが買ってもらうことで、被災者に自立意識を持ってもらいたいと願っていました。
しかし、被災者の暮らしは良くならないままで、歯がゆい思いをしました。土井たか子さんの地元秘書らから「宝塚に元気のある市民がいる」と衆院議員への立候補を打診され、OKを伝えました。「被災者を支援する法律を作りたい」という思いからです。夫の理解も大きかった。49歳でした。
――その決意は、被災者生活再建支援法の成立(98年)に結びつきました。
◆衆院議員として他に、ハンセン病の元患者や薬害ヤコブ病被害者、在外被爆者などの支援に取り組みました。政治の光が当たっていない人のために政治家は存在します。国会で働いてナンボという思いがあって、地元にあまり帰らなかった。だから選挙には弱かったのかも(笑)。2002年に成立した身体障害者補助犬法の制定に向け関わるようになったのは、毎日新聞阪神支局主催の集まりで介助犬シンシアと使用者の木村佳友さんに出会ったことがきっかけでした。
――宝塚市長選に出馬したのは衆院議員でなくなってから6年がたっていました。
◆夫が亡くなって、気持ちがずっと後ろ向きの時期でした。市長が2代続けて汚職事件で逮捕された後の出直し選。衆院選で支援してくれた人らから「頼む」と請われて、「必要とされているなら」と。私は生き直すつもりでした。
国が動かない場合は宝塚から発信
――市長を「地方自治体の矜持(きょうじ)を持って務めてきた」と話していますね。
◆市や町や村は住民に一番近い。住民の思いが分かるのはわれわれなんだと自信を常に持つことです。国に言われるがままでは、時として住民を守れない。国が動かない場合は、宝塚から発信して国に決断をさせる。そんな気概です。
声なき声を上げている人を見つけて、支える仕組みを作ることも、その「矜持」からです。「パートナーシップ宣誓制度」の導入(16年)や、就職氷河期世代の正規職員への採用(19年)がそうでした。
パートナーシップ宣誓制度は全国4番目の導入で、先行した東京都渋谷区が難航したのを見て、役所内で根回しせずにいきなり発表しました。しかし、担当者はそこから勉強して、大切さを分かってくれた。氷河期世代の職員採用は私の子供たちの世代で、報われない境遇がずっと心に引っかかっていました。いずれもその後、他の自治体に広がっています。
――市長在任中、大切にしたのは。
◆市民から届く手紙です。苦情であっても、できる限り返事を書き、職員に話を聞きに行かせもしました。市民の声をすくい上げ、見えていなかった市民の本当の姿が見えてくる。一番の要でしたね。
もう一つ、平和であったり、人権であったり、環境であったり、効率だけでは図れない大切なものを守るという思いです。宝塚には、こうした分野で活動する市民がいてくれました。市民力の高いまちです。
なかがわ・ともこ
和歌山県生まれ。宝塚市で市民活動や阪神大震災のボランティア活動に取り組む一方、インドネシアから輸入した乾燥糸コンニャク販売会社を設立。1996年、社民党党首(当時)の土井たか子衆院議員の要請を受け「土井チルドレン」の1人として衆院選に立候補し初当選した。2009年の宝塚市長選に当選し、市長に就任。20年12月、退任を表明した。

《連続猫殺し疑惑》80匹生息の千葉”捨て猫公園”で何が起きているのか?「液体を吐き、血便や血尿も」証拠写真

東京湾アクアラインの千葉県側に位置する袖ケ浦公園(千葉県袖ケ浦市)は、現在80匹ほどの猫が住みついている知る人ぞ知る公園だ。
広い園内で、1年を通してさまざまな花を楽しめるのが売りだ。そして園内を少し散歩するとすぐにたくさんの猫が出迎えてくれる。整備された歩道に寝そべる猫、ベンチの上に座る猫、目をこらすと茂みにも猫。至るところに猫がいる。
公園が80匹の猫が住む保護シェルターに
約10年前から、その広さと24時間自由に出入りできることなどから、周囲一帯の捨て猫スポットと化しており、捨てられた猫がさらに子供を産むなどして約150匹の猫がいた。猫を遺棄した老夫婦が動物愛護法違反で摘発されたこともあった。
そんな公園で、猫の避妊去勢手術をし里親探しをするなど「一代限りの命」をまっとうさせる活動をしている団体が、NPO法人「袖猫パトロール隊」だ。同法人の代表は大島三郎さん(67)。隊員らで1日1回の餌やりや里親探しなどをしているという。
「最近では猫を捨てるケースは減りましたが、住みやすいのか、周囲から流れてくる猫もいて、現在は80匹ほどがこの公園で暮らしています。すべての猫を里子に出せればいいのですが、なかなか家の中の生活に順応できない猫もいるので、そういう猫には公園で命をまっとうしてもらいたいんです」
「外傷がなく液体を吐いていた」6日間で6匹が不審死
しかし、桜が咲き多くの花見客が訪れる3月19日以降、ある異変が起きている。猫の不審死が相次ぎ、警察も動き出す事態になっているというのだ。
最初の“変死体”が見つかったのは3月19日のことだった。
「前日まで異変もなかった推定13歳ほどの公園猫の兄貴分、茶トラのマイケル(同法人のメンバーが命名、以下同)が18日に餌やりの時間になっても姿を現しませんでした。時折現れない猫もいるので、少し探して諦めました。しかし19日にも姿を見せずにこれはおかしいと前日よりも範囲を広げて探すと、外傷もなく死んでいるのが見つかりました。何か吐いたあとがあり毒かなとも思いましたが、年も重ねていたので病死もあるのかなと……」
しかし、21日から22日にかけて、キナコ(推定7歳、オス)、シシオ(推定3歳、オス)、チョコ(推定5歳、メス)、24日にはバク(推定6歳、オス)と相次ぎ死体が発見されたのだ。
「さすがにおかしいです。毒殺だなと思いました。この子たちに共通していたのが、外傷がないことと液体を吐いていた形跡があることです。血便や血尿が出ていた猫もおり、内臓から出血していたんでしょう。過去にも突然猫が死んでしまうことはありましたが、こんなにまとまった期間に死亡が相次ぐなんて異常なことです」
22日には衰弱して息も絶え絶えになったポッポ(推定3歳、オス)も見つかった。
「もしかすると助かるかもしれない」
そう思った大島さんらは、急遽動物病院へ連れて行った。救急診療した「ふー動物病院」(神奈川県相模原市)の亀田博之獣医師(36)が当日のことを振り返る。
「運ばれてきた猫には嘔吐や下痢の症状があり、顔面は痙攣し、よだれも出ていた。かなり深刻な状態でした。しかも、肝臓や腎臓の毒素の数値が非常に高かったんです。腎臓が弱い猫にも同様の症状が出ることがあるのですが、慢性的に症状がある場合はガリガリに痩せてしまいます。しかし運ばれた猫は体格が良かったため、何らかの毒をもられるなどして急変した可能性が非常に高い。一刻を争う状況で、点滴を打つなど手を尽くしました。しかし2日後に死んでしまいました」
ほかにも数匹の猫が行方不明になっている
大島さんらから、ポッポ以外にも同様の症状を呈して死んでいた猫が複数いることを聞いた亀田獣医師は保健所と警察に通報。千葉県警は猫2匹の死体を調べ、毒物が何なのかを特定するなどして捜査しているという。
大島さんによると、死亡が確認された猫のほかにも餌やりの時間に出てこず、行方不明となっている猫もほかに数匹いるという。
「死んだ猫もみんな必死に生きていました。キナコは数年前、周囲の人に可愛がられ、あるバスターミナルに居着いていました。しかし猫が好きではない人が10キロ以上離れたところに連れて離してしまいましたが、自ら戻ってきました。さらに別の人に引き取られることになりましたが、うまくいかずに公園に来た経緯があります。人間に翻弄されてしまった生涯の最期がこんな形になるなんて……。
過去に手術したことにより、片目が釣り上がったバクは愛嬌のある人気者で、来園者の中にはその死を知って涙した公園の常連さんもいます。なぜ突然、みんなの命が奪われることになったのか。何があっても犯人を許せません」
園内には防犯カメラがないため、大島さんは連日、午前2時や3時まで見回っているという。袖猫パトロール隊は猫の不審死の情報を求める看板なども設置し、不審者に目を光らせる日々が続いている。
警察庁は3月25日、2020年に全国の警察が動物愛護法違反で検挙した動物虐待の件数が102件だったと発表。そのうち猫が半数以上を占めた。遺棄が多いが、殺傷行為も全体のうち29件を占める。多頭飼育崩壊といった飼育面での虐待の割合も多い。
大手紙警察担当記者はこう解説する。
「数多くの事件情報が寄せられる中で、動物愛護法違反はどうしても後回しにされやすい。一方で、残虐な事件の被疑者が前段階として動物の虐待に手を出すケースも多く、警察としても地域の治安を脅かす存在として、力を入れているのも事実だ」
いま、コロナ禍で癒しを求める人の間でペットブームが起きている。しかし一方で飼育放棄も増加しているという。大島さんは肩を落として、こうつぶやいた。
「誰かが毒を盛ったんじゃないかと思えてなりません。残酷な写真を出したくはなかったが、現実を知ってもらいため断腸の思いで死んだ猫たちの写真を提供しました。新たな犠牲が出ないよう、多くの人に公園で起こっている現実を知ってもらいたいです」
(西川 義経/Webオリジナル(特集班))

「放出墓準」は「放出基準」の誤りでした まるで間違い探し?毎日新聞の訂正が話題に

毎日新聞が2021年4月14日付の夕刊(東京最終版)に掲載した「訂正」の内容が、SNS上を中心に話題となっている。何が訂正されたのか分かりづらいとして、「初見では気づきませんでした」という声もある。訂正内容は下記だ。
漢字の上部に注目すると・・・
毎日新聞が訂正したのは、4月13日付の夕刊社会面に掲載した「政府、汚染処理水の海洋放出決定」という記事。ウェブ版の毎日新聞デジタルにも同内容の記事が掲載されている。13日に政府が放射性物質を国の基準を下回る濃度に薄めたうえで海へ放出する方針を定めたことを伝えるものだ。
この記事中で、原子力施設から排出される放射性物質の質や量を制限する基準である「放出基準」を、誤って「放出墓準」と記していたという。
ぱっと見ただけでは、何が誤りなのか分からなかった人もいるかもしれない。漢字の上部に注目して見ると、お分かりだろうか。基準の「基」が「墓」になっている。この誤りがあったことは、ウェブ版記事のアーカイブを見ても確認できた。
ちなみに、ウェブ版記事のアーカイブでは、もう一か所「放出基準」について触れる箇所があったのだが、こちらは正しく表記されていた。
なぜ「基」が「墓」になっていたのか。SNS上では「どうやったらそんなアクロバティックな間違い方できるの!?」「放出墓準ってどんな変換で出してるんだ(笑)」などと、話題となっていた。

俳優の若松武史さん死去、70歳=「天井桟敷」所属―舞台、映画で活躍

若松 武史さん(わかまつ・たけし、本名若松武=わかまつ・たけし=俳優)14日午前8時51分、甲状腺がんのため東京都内の自宅で死去、70歳。東京都出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻由美子(ゆみこ)さん。
74年から83年まで故寺山修司さん主宰の「演劇実験室 天井桟敷」に所属し、数多くの舞台作品に出演。「草迷宮」(79年)や「エンジェル・ダスト」(94年)などの映画でも存在感を発揮した。
NHK大河ドラマ「武田信玄」「翔ぶが如く」「琉球の風」「龍馬伝」をはじめ、多数のテレビ作品にも出演した。
[時事通信社]