鎌倉市が遺跡破壊で謝罪、市長「誠に遺憾」 奈良から平安の集落跡、内部調査に着手の意向示す

鎌倉市が深沢地区の再開発工事で奈良時代から平安時代の集落の遺跡を誤って掘り返して壊した問題で、松尾崇市長は17日の市議会本会議で「文化財を保護する立場の市が遺構を毀損(きそん)したことは誠に遺憾」と謝罪し、内部調査に着手する意向を示した。
市が破壊したのは8、9世紀の集落跡とみられる「陣出遺跡」(同市寺分)の一部で、竪穴住居跡や土坑など7カ所の遺構。市教育委員会は2023年度の試掘調査で地中に遺構があることを確認したが、本格調査をする前に市の開発部門が24年度に遺跡の存在を把握しないまま1メートルの深さで掘ってしまった。

駅トイレで相次ぐ“設備破壊” 逮捕の男「何もやってない」

『news every.』の「ミダシ」が気になるニュース。「駅トイレで相次ぐ“設備破壊” 逮捕の男『何もやってない』」についてお伝えします。

器物損壊の疑いで逮捕された、警備員の伊坂和浩容疑者(63)。
記者
「伊坂容疑者はJR立川駅の多目的トイレの設備を壊したとみられています」
狙ったのは、駅のトイレでした。実はJRの駅のトイレを巡っては、JR東日本から次のような相談が…。
JR東日本からの相談
「トイレのリモコンボタンが10件以上壊されている」
去年12月頃から、JR立川駅や西国分寺駅など中央線沿線でベビーベッドのベルトが切られるなどトイレの設備が壊される被害が頻発。その数は15件に上っていたといいます。
そして事態が動いたのは、15日。
警視庁によると、相談を受け警戒中だった捜査員。トイレの設備が壊れていないことを確認し配置につくと、そこに伊坂容疑者が現れたといいます。
トイレから出た後、再度中を確認すると、リモコンボタンがぎ取られていることが発覚。現行犯逮捕したということです。
その時、伊坂容疑者の所持品にボタンはなく、トイレに流したものとみられています。
調べに対し「私は何もやっていません」と、容疑を否認しているという伊坂容疑者。警視庁は、伊坂容疑者が仕事の行き帰りに複数の駅で、繰り返しトイレの設備を壊していたとみて関連を調べています。

元検事正の性的暴行事件 元部下が会見「検察庁はハラスメント放置」

部下だった女性検事に性的暴行を加えたとして元大阪地検検事正の北川健太郎被告(66)が準強制性交等罪に問われている事件を巡り、北川被告らに計約8300万円の損害賠償を求め提訴した女性検事が17日、大阪市内で記者会見した。「提訴を契機に、職員が安全に働けるよう、勤務環境の問題が一掃されてほしい」と涙声で訴えた。
女性側は、北川被告の性的暴行でPTSDが生じたことに加え、当時の同僚の副検事や検察幹部らに中傷を拡散されて名誉が傷つけられたと主張。さらに、こうした状況を把握しながら二次被害を拡大させ、被害者参加制度を利用した刑事裁判で情報を開示しなかったなどとして、国の安全配慮義務違反や権利侵害も訴えている。
女性は会見で「なぜ検察庁だけはハラスメントを放置していることが許されるのか。同じ悲劇が繰り返される危惧を抱かざるを得ない」と主張した。
北川被告は大阪地検の検事正だった2018年9月に大阪市の自身の官舎で女性に性的暴行を加えたとして起訴された。24年10月の初公判で起訴内容を認めたが、その後に無罪主張に転じた。女性検事は16日、北川被告らを相手取り提訴した。【国本ようこ】

JR福知山線で電気回路がショート 踏切の遮断機下りず電車6本通過

JR福知山線の川西池田駅(兵庫県川西市)近くの踏切で14日、約1時間半にわたり遮断機が下りず電車6本が通過したトラブルがあり、JR西日本は17日、遮断機を動かす装置で電気回路がショートし、電車が近づく情報を受信できなかったことが原因とする調査結果を明らかにした。
JR西によると、「踏切制御装置」内に金属部品(直径約9ミリ)があり、この部品が電気回路に落下しショートしたという。部品は10年以上前の作業で混入し、13日深夜から14日未明にあった工事の振動で落下したとみられる。
同社は遮断機が下りないといった異常を検知する改良を進めているが、管内に約5200カ所ある第1種踏切(遮断機、警報機付き)のうち約300カ所で未整備。今回の踏切もその一つだった。整備を急ぐとともに、作業の前後に異物がないか確認する箇所を拡大するという。
トラブルは川西池田―北伊丹(同県伊丹市)にある「栄根辻踏切」で発生。14日午前6時20分ごろ、上り普通電車の運転士が踏切で遮断機が降りていないことに気付き、停車した。この日は始発から、上り線の通過時に遮断機や警報機が作動していなかった。【小坂春乃】

自民が新人教育に着手、不祥事や失言警戒「謙虚さ忘れないで」…過去には金銭トラブルや女性問題も

自民党は17日、衆院選で初当選した議員を対象にした研修会を開き、新人教育にさっそく着手した。過去に大量当選した議員の言動が批判を集めたこともあり、不祥事や失言を警戒しているためだ。大半が解散した派閥に代わり、党本部主導で人材育成を図る。(谷口京子、金城文)
「これだけの議席をいただき、かえって国民から厳しい目が向けられる。謙虚な気持ちを決して忘れないようにしてほしい」
自民の鈴木幹事長は党本部で開いた研修会の冒頭、自民の歴史的な大勝を踏まえ、新人議員にこう呼びかけた。党中央政治大学院長代行の斎藤健・元経済産業相も「1年生議員といえども最高レベルの公人だ。信頼を失うことのないように心がけてほしい」と注意を促した。
自民は衆院選で316議席を獲得し、うち66人が初当選だった。研修会では、萩生田光一幹事長代行らが約1時間半にわたり、政治資金に関する報告の徹底や地方議員との関係構築の方法、マスコミ対応などについて伝授した。
研修会後、神奈川20区選出の金沢結衣議員(35)は記者団に「地元に恩返しできるよう責務を果たしていく。国会議員の心構えを学んだ」と感想を語った。
党執行部が特別国会の召集前に研修会を開いたのは、新人議員が不用意な言動で批判を受ければ、党全体への打撃になりかねないとみているためだ。党幹部は「高市政権への国民の期待が高い分、おごりや緩みがあると見られれば、あっという間に逆風になる恐れがある」と危惧する。
2005年の衆院選では、83人の新人が当選し、「小泉チルドレン」として注目された。ある議員は当選直後に「料亭に早く行ってみたい」などと発言し、批判を浴びた。12年衆院選では119人の「安倍チルドレン」が誕生し、14年の再選以降、金銭トラブルや女性問題などの不祥事が続き、「魔の2回生」「魔の3回生」との悪評を招いた。
今回は、新人議員への指導や相談にきめ細かく対応するため、数人ずつのグループに分け、各グループに相談相手となる「メンター」として、ベテラン議員を1人ずつ配置した。
同党では、これまで派閥が新人などの教育機能を担うことが多かったが、麻生派を除いて解散した。今後は党本部主導で定期的に研修会を開く予定で、鈴木氏は記者会見で「カリキュラムを充実させ、一方通行にならないように対応していきたい」と説明した。

若者のSNS依存が深刻、10~20歳代の6%が「病的使用」疑い…うち3割が使い方巡り「家族に暴言や暴力」

SNSの利用について、依存性が高い「病的使用」が疑われる人は10~20歳代で6%に上ったとの調査報告書を、国立病院機構久里浜医療センター(神奈川県)がまとめたことがわかった。国内の人口に換算すると140万人規模となる。0~1%台だった他の各年代より高く、若年層でSNS依存が深刻化しつつある実態が浮き彫りとなった。
調査は厚生労働省の依存症対策事業の一環で、昨年1~2月、無作為で抽出した9000人に調査票を郵送し、10~80歳の男女4650人から有効回答を得た。SNS依存には正式な病名はないため、依存性を測る海外の検査を参考に、「使えない時に気分が悪くなった」「嫌な気持ちから逃れるために使っていた」などの9項目から、病的使用の疑いを判断した。
過去1年間のユーチューブやX(旧ツイッター)などの利用状況について尋ねた結果、「病的使用の疑い」に該当したのは、10歳代で男性7・1%、女性7・5%、20歳代で男性4・8%、女性5%に上った。30歳代以上の各年代は0~1%台だった。
病的使用が疑われる人のうち、27%がSNSなどの使用を巡り「家族に暴言を吐いたり、暴力を振るったりした」と回答。一方、「家族から暴言を吐かれたり、暴力を受けたりした」も19%に上った。「30日以上学校を休んだ」は6%、「6か月以上続けて自宅に引きこもっていた」は5%だった。
ゲームやメールなどインターネットの「病的使用の疑い」についても調べたところ、10~20歳代で14・5%に上った。同センターが2018年度に同年代を対象に調査した際は6・2%だった。
同センターは「SNS依存の背景には、孤独や対人関係への不安などがあると考えられる。ネット利用の低年齢化が進む中、学校や家庭、地域が連携して適切な利用方法を指導する必要がある」としている。

沖縄市の飲食店で置引疑い 22歳の米兵逮捕 時価77万円相当のリュック 「自分のものと間違えたかも」と容疑否認

沖縄署は15日、飲食店で50代の会社員男性=東京都=のリュックサックを盗んだとして、米軍キャンプ瑞慶覧所属の海兵隊伍長、容疑者の男(22)を窃盗(置引)の疑いで逮捕した。「自分のものと間違えたかもしれない」と否認しているという。当時、酒に酔っていたという。逮捕容疑は15日午前3時ごろ、沖縄市中央1丁目の飲食店でネックレスなどが入ったリュック1個(時価合計77万8500円相当)を盗んだ疑い。

“飲酒運転”逮捕の男 「代行運転手が事故を起こし逃げた」 警察官にウソの説明

男は「代行運転手が事故を起こし逃げた」とウソの説明をしていました。福岡市東区で15日、車で事故を起こした男が酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。
警察によりますと15日午前3時半ごろ、福岡市東区和白の国道で乗用車がガードレールに衝突しました。
警察に対し現場にいた男は「代行運転手が事故を起こし逃げた」と説明していましたが、男が運転席から車の外に出たとの目撃情報があり、男の説明はウソと分かりました。
男の呼気からは基準値の4倍を超えるアルコールが検出され、警察は男を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
逮捕されたのは福岡県新宮町の自営業・宮田英海容疑者(23)です。
警察の調べに対し宮田容疑者は「後輩とチューハイ1、2本を飲んで帰る途中だった」と話しているということです。

「“父”に脳をいじられていた」信者2人を入水自殺させた自称占い師・濱田淑恵被告(64)が主張した“心神喪失” 証言が聞こえず、裁判官は「お腹に力入れて!」とツッコミ

「創造主」を自称する女性が信者の男性2人をそそのかし、入水自殺させたそんな衝撃的なニュースが報じられたのは2025年3月のこと。自殺教唆などの罪に問われていた自称占い師・濱田淑恵被告(63)の被告人質問となる第2回公判が、2月6日、大阪地裁で開かれた。
これまでに、共犯として濱田被告と同時に逮捕されていた滝谷奈織(なぽり)被告、寺崎佐和子被告の裁判が先行して行われていた。2人が信者として「創造主」である濱田被告に心酔していたことや、異様な事件の全体像が語られてきた。その両名の裁判での主張は過去の記事でも詳報している。
その主犯とされる濱田被告の裁判には連日多くの傍聴人が駆け付けているが、公判で主張する内容の多くは、法廷にいる人物の多くが思わず首を傾げてしまうものばかりであった傍聴した裁判ライターの普通氏がレポートする。【前後編の前編】
神が降臨しているとして、人の死を悪用
上下黒の服に身を包み法廷に現れた濱田被告。半分近く白髪が混ざった髪で顔の大部分が隠されており、その表情は傍聴席から確認することはできない。入廷する際や、証言台に向かう際など方々に頭を下げており、傍聴席を向いた際は「皆様に大変なご迷惑をおかけして」と発しながら頭を下げた。
濱田被告が起訴された事実は大きく分けて4つある。
1点目が、信者であった男性2名(以下、Aさん、Bさん)に自殺を決意させ、互いにマイクコードなどで腕などを結ばせ、濱田被告自らも滝谷被告とともに4人で入水し、Aさん、Bさんを溺死させたというもの。
2点目、3点目は寺崎被告と共謀して、「Bさんと旅立つ私をお許しください」などと記載したAさんの虚偽の遺書を作成して警察署に提出したことと、Aさん所有の土地建物を濱田被告の実子に贈与するという虚偽の契約書を作成した2点の文書偽造。
4点目が、40代の男性に対して濱田被告が自身のことを”創造主”と名乗り「神が降臨している」などと主張した上で、Aさんの死亡事実を告げながら「Aはプカプカ浮いとったぞ」「全財産とりあえず置いておけ」「命をどうとでもできるんだよ」などと脅し、合計7000万円を超える金銭を奪った、というものだ。
これら事実について濱田被告は、大枠の事実について認めつつも、「私の中の”創造主”が言ったが、私自身は”創造主”と名乗ったことはない」「私の口と身体を介して、宇宙システムというものによって、一連の行為が行われた」「宇宙システムが脳をジャックして行った」などと主張。

《佳子さまの活動が“非公表”》宮内庁HPから消えた「ご説明」記載…“月50人面会”報道から見る秋篠宮邸分室での活動量とのギャップとは

秋篠宮家の次女である佳子さま(31)のご活動をめぐり、最近になって宮内庁ホームページに掲載されないケースがあるとの報道が出ている。もっとも、宮内庁が掲載する「ご日程」には、明確な記載基準が示されているわけではない。
そもそも皇族のご活動の中心となるご公務とは、どんなものがあるのだろうか。皇室や日本史に関する著書を持つ歴史エッセイストの堀江宏樹氏が解説する。
「皇族方のご公務としては、第一に天皇陛下しか行えない国会の召集、衆議院の解散など憲法に定められた『国事行為』が挙げられます。その一方で、私たちがニュースで拝見するような式典へのご出席や地方訪問といった『公的行為』があり、これは法令で定められたご公務ではありません。
式典や地方の訪問には、必ず事前に専門家からの『ご進講』や『ご説明』を受けることが慣例となっており、それも大切なご公務の一貫とされています」
宮内庁公式サイトの「秋篠宮家ご日程」を確認すると、「ご進講」「ご説明」と記載された日がいくつか見られる。佳子さまについても、昨年9月に2件、10月に1件、11月に2件の「ご説明」があるが、12月から現在まではそれらの表記が見当たらない。
一方で、佳子さまについては「少なくとも月に50人は分室で面会」されていると一部メディアが先日報じている。分室とは、秋篠宮邸が増改築工事を行っていた間の”仮住まい”である御仮寓所(ごかぐうしょ)を指し、秋篠宮邸が30億円超とされる総工費をかけて完成した後も、佳子さまだけが御仮寓所に残り、おひとりで暮らしている。
同報道で、佳子さまはその分室で公務先の関係者と面会し説明を受けているといい、実際、昨年12月2日に分室で日本財団・笹川陽平名誉会長と面会されたことも明らかになった。しかし、宮内庁公式サイトの「秋篠宮家ご日程」には、この面会が記載されていない。
「これは宮内庁の判断でしょう。私的な目的が強ければ、ご公務とはみなされず、公表もされないのです。しかし佳子さまの場合、面会相手が公務関係者であるなど、実質的には『公的準備』の側面が強いにもかかわらず”非公表”になっている点が、今回の不自然さの核心です。
振り返ると佳子さまには2023年3月以降、巨費を投じた秋篠宮邸ではなく、『分室』で一人暮らしを続けられていることへの批判が出ていました。2025年12月頃に宮内庁公式サイトから佳子さまに関してだけ『ご説明』などの記載が消えたのも、なにかしら批判への防止策と考えてもおかしくはありません。