「2億円以上」横領、配信者への投げ銭に使ったか 大阪府警、62歳男逮捕 勤務先は倒産

勤務先から約5900万円を横領したとして、大阪府警布施署は22日、業務上横領の疑いで、大阪府大東市北条の会社員、菊農幹宣(きくのう・よしのり)容疑者(62)を逮捕したと発表した。容疑を認め、「2億円以上横領した」と供述している。勤務先は被害の影響もあり、倒産したという。
同署によると、菊農容疑者は「女性配信者への『投げ銭』や遊興費に使った」と供述。会社の経理責任者を務め、複数の取引先の銀行口座へ一括して振り込む際に、自身の口座を紛れ込ませて発覚を逃れていた。
逮捕容疑は令和6年3月~同年9月、産業用機械の製造販売会社(同府東大阪市)で、会社の口座から自身の口座に、六十数回にわたって現金計約5900万円を振り込んだとしている。
帳簿の記載などを不審に思った同社が調査し、不正が発覚。昨年4月に府警が告訴状を受理していたという。

東大院元教授に有罪=共同研究巡り高額接待―東京地裁

東京大大学院での共同研究を巡る汚職事件で、収賄罪に問われた元教授佐藤伸一被告(63)=懲戒解雇=の判決が22日、東京地裁であった。池上弘裁判官は「享楽的な接待を受け、職務の廉潔性を害した」と述べ、懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)と、求刑通り追徴金約183万円を言い渡した。
池上裁判官は「資力のない贈賄業者が東大の社会連携講座の看板を悪用しようとした側面もある」と指摘。一方で、「被告が自身の大きな影響力や社会からの信頼を自覚していれば起こり得なかった」と述べ、刑事責任は軽視できないとした。
これまでの公判で、被告は「自身の甘さや弱さ、立場に対する慢心が招いた。不適切で恥ずかしい」と述べていた。
判決によると、被告は2023年3月~24年8月、一般社団法人「日本化粧品協会」との共同研究内容の選定や実施などで便宜を図る見返りに、協会の元代表理事(53)=贈賄罪で有罪確定=からクラブやソープランドで28回にわたり、計約183万円相当の接待を受けた。
事件を巡っては、同様に接待を受けた元東大大学院特任准教授(47)も有罪判決が確定している。 [時事通信社]

ラッパー「ジゴロジャック」ら男女7人逮捕、還付金詐欺容疑 23都道府県で被害か

「還付金詐欺」で60代女性から現金をだまし取ったとして、大阪府警特殊詐欺捜査課は22日、電子計算機使用詐欺などの疑いで千葉県船橋市東船橋の音楽家、加藤涼太容疑者(39)ら詐欺グループの20~30代の男女計7人を逮捕したと発表した。
同課によると、加藤容疑者は「z56jack」(ジゴロジャック)の名でラッパーとして活動。加藤容疑者は詐欺グループのリーダー格で、ほかは出し子や現金の回収役などの役割を果たしていたとみられる。
この詐欺グループにより、令和6年8月~7年5月の間に少なくとも23都道府県の約50人が計4700万円以上の被害に遭った可能性があり、府警が実態解明を進めている。
加藤容疑者の逮捕容疑は共謀し、7年4月、年金機構職員などをかたり、熊本県に住む60代女性に還付金があるとをついてATMに誘導。加藤容疑者らが管理する口座に約40万円を入金させたなどとしている。同課は認否を明らかにしていない。

「31議席削減」自民が折衷案=国民理解、公・民反発―衆院議員定数

与野党9党は22日、衆院選挙制度見直しに関する実務者協議を国会内で開いた。自民党の鈴木馨祐元法相は議員定数削減を巡る「折衷案」として、比例代表の削減幅を45議席から31議席に縮小した案を提示。各党は持ち帰った。国民民主党が一定の理解を示す一方、日本維新の会は態度を保留。国民民主以外の野党は反発しており、10月末までに意見集約を図れるかは不透明だ。
31議席削減は「人口減少に応じて議員定数を減らすのは合理性がある」とする国民民主の主張を踏まえ、2015年から30年までの人口減少率を6.7%として算出した。関連法案の今国会成立に向けて国民民主を切り崩す狙いがある。
協議後、45議席削減を掲げてきた維新の金村龍那総務会長は「自民としっかり協議しなければならない」と記者団に説明。国民民主の古川元久代表代行は「45削減よりましだ」と語り、党内で議論する考えを示した。
公明党の中野洋昌政調会長は「比例だけ減らすのは現行制度のバランスを崩す」と反対する姿勢を示した。民主改革の会の落合貴之政調会長は抜本改革と合わせて定数削減の結論を出すべきだとの立場から「非常に残念な折衷案だ」と批判した。 [時事通信社]

震災復興交付税、17.9億円過払い=見込み額申請、精算せず―検査院

東日本大震災の被災自治体を国が支援する「震災復興特別交付税」を巡り、2024年度までの13年間で少なくとも約17億9200万円が過払いとなっていたことが22日、会計検査院の調べで分かった。事業完了前の場合は見込み額で申請し、実際の費用が下回れば減額調整することになっているが、手続きが取られていなかったという。
事業数が膨大で、自治体の対応が追い付かなかったことなどが原因とみられる。検査院の指摘を受けた総務省は、過払い分の精算を進めている。 [時事通信社]

「喜んで来てくれていると思っていた」議長が劇団チケット職員に販売 10年前から 北九州市議会

福岡県北九州市の幹部職員が議員からの不当要求を経験したなどとアンケートに回答した問題です。北九州市議会の中村議長は22日、自身が所属する劇団の公演チケットを10年ほど前から職員に販売していたことを認めました。
21日に公表された北九州市の幹部職員へのアンケート結果には、「議員が在籍する劇団の公演チケットを買わされた」との回答もありました。
中村議長は22日取材に応じ、自身が所属する劇団の公演チケットを販売していたことを認めました。
チケットは1枚3000円で、10年ほど前から毎年5月と11月の公演のたびに市の職員に対し60枚から70枚ほど販売していたということです。
北九州市議会 中村義雄 議長

「(市の)共催事業のやつなので一定程度、市も応援していいものじゃないか。そういう相手方のことを細かに配慮する点はちょっと足りてなかったかもしれませんね。そこのアンテナは低かったかなと思います。私はてっきり喜んで来てくださってると思ってたのでそんな声があるんなら、私が思ってたのと違うんだっていうのは今回初めてわかったのでそれならもうこれはやめるべきやなと」
また、中村議長は今回のアンケート結果について市議会各会派の代表者を集めて内容を確認し「思いあたるところに関しては改善するところは改善する」としています。

元ソフトバンク選手に懲役16年=女性10人に不同意わいせつ致傷など―横浜地裁

女性10人に対する不同意わいせつ致傷などの罪に問われた元プロ野球福岡ソフトバンクホークス選手の美嶋隼人被告(44)の裁判員裁判が22日、横浜地裁であった。佐藤卓生裁判長は「責任は重大で相当重い」として、懲役16年(求刑懲役18年)を言い渡した。
佐藤裁判長は、事件を裏付ける防犯カメラの映像などはないが、被害女性の証言は「合理的で、信用性は高い」と指摘。いずれも女性が1人でいるところを付け狙っており、「身勝手な欲求によるものでくむべき事情はない」とした上で、「(過去に)服役したのに、更生することなく同種事案を繰り返した。罪の意識が感じられない」と厳しく批判した。
判決によると、美嶋被告は2020年8月と25年2~6月の間、横浜市内の路上を一人で歩いていた10~20代の女性10人に対し、暴行や脅迫を加えてわいせつな行為をするなどした。
美嶋被告は09年にソフトバンクに入団し、堂上隼人の名前で捕手として活躍した。12年に強制わいせつ容疑で逮捕されて契約解除となり、その後、懲役2年が確定して服役した。 [時事通信社]

14歳の中学生が8日前から行方不明 警察が情報提供求める 大阪・生野区

大阪市生野区に住む中学生、小泉漣さん(14)が、8日前の10月14日午前8時ごろに自宅を出て以降、連絡が取れなくなっていることがわかり、警察が情報提供を求めています。 生野警察署によりますと、小泉漣さんは身長約165センチでやせ型、黒髪で白色長袖シャツに長ズボンをはいていたということです。 また、黒色の靴と、黒色のリュックサックを着用し、傘を所持していたということです。情報提供先:生野警察署 生活安全課 06ー6712ー1234(内線276)

厚労省の外部委託先に不正アクセス、最大595人分の個人情報漏えいの可能性…二次被害は確認されず

厚生労働省は22日、外部委託先のウェブサイトが不正アクセスを受け、最大で595人分の氏名や会社名などの個人情報が漏えいした可能性があると発表した。
サイバー攻撃は11日、東京電力福島第一原発での被曝(ひばく)低減に向けた研修事業を受託した「テクノヒル」(東京)のシステムに行われ、研修受講者のメールアドレスやパスワード、電話番号などが流出したとみられる。不正取引などの二次被害は確認されていない。

【独自】「ゴルフ代や飲食代で約80万円負担させられた」“金銭授受疑惑”めぐり新証言 蔵内前議長らに…福岡県議会

福岡県議会で委員長を務めた議員が、蔵内前議長らにゴルフ代や飲食代などとしておよそ80万円を負担させられたと新たに証言しました。
福岡県議会の農林水産委員会で去年、委員長を務めていた井上正文議員は、自民党県議団の幹部からゴルフコンペを開くよう要求されたということです。
福岡県議会 井上正文議員 「先輩方からそういうお声がけや指示があった時には、それはもう逆らうことというのは考えられない」
井上議員は、蔵内勇夫前議長らが参加するゴルフコンペと夕食会を開催し、およそ80万円を負担したということです。
正副議長ポストをめぐる金銭授受疑惑を告発した吉松源昭議員らも、「ゴルフ代や飲食代を負担させられた」と証言しています。
福岡県議会は第三者委員会などを設置して調査しています。