高市早苗首相は今月下旬に米ニューヨークで開かれる国連総会への出席に合わせ、トランプ大統領との接触を模索している。同時期の24日にもトランプ氏と中国の習近平国家主席が米ワシントンで会談するとみられ、両国の過度な接近に警戒を強めているためだ。米側との認識の擦り合わせを優先し、対話の形式にはこだわらない構えだ。
木原稔官房長官は7日の記者会見で「高い関心を持ち米中首脳会談を注視している」と強調。「日米首脳、外相間を含むあらゆるレベルで緊密に連携する」と述べた。
外務省の船越健裕事務次官は8月27、28両日に訪米し、ランドー国務副長官らと会談。主に対中政策を協議し、日米間で認識の共有を図った。
政府内には、トランプ氏が11月の中間選挙に向けた実利を急ぎ、台湾問題などで譲歩するのではないかとの懸念がある。日本の安全保障や経済に影響を及ぼす恐れがあり、政府筋は「米中の会談前に、トランプ氏と対話した方がいい」と話す。
「news」カテゴリーアーカイブ
再開ラーメン店、また茶色い水 8月に続く苦難、千葉・大網白里
千葉県大網白里市では7日、8月の豪雨に続いて市内に茶色く濁った水があふれた。5日に営業再開したばかりだった「ラーメンみたけ」の池田隆宏さん(47)は再び店に流れ込んできた水を前に「もうどうしようもない」と肩を落とした。
冠水した田んぼから濁った水が道路やコンビニエンスストアの駐車場に流れ込む。取り残された軽乗用車のタイヤが見えないほど水位が上がる。「またか。やってられない」。住民は土のうを積むなど、浸水を防ぐための対応に追われていた。
みたけは交流サイト(SNS)への8月下旬の投稿で「店内が冠水し、長い間お休みをいただいておりました」「たくさんの方に支えていただきながら少しずつ復旧作業を進めてまいりました」と感謝の言葉を重ね5日の再開を喜んでいた。
池田さんは先月の経験も踏まえて食材を高い場所に移動させるなどしていたが、冷蔵庫の電源が落ちてしまえばその対策も意味がないと説明。「もうどうすればいいのか分からない。どうしようもない状態」と繰り返した。
10年に1度程度の「かなりの高温」に13日ごろから注意 東海~九州南部 気象庁が「早期天候情報」
気象庁は7日、東海・近畿・中国・四国・九州北部・九州南部地方に対し、高温に関する「早期天候情報」を発表しました。
向こう2週間は暖かい空気が流れ込みやすく、13日ごろから「かなりの高温」になるとして注意を呼びかけています。
早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性がいつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。
高温に関する早期天候情報が発表された地域の、平年の平均気温と比べた13日ごろからの気温は以下のとおり。
東海 +2.1℃以上
近畿 +2.3℃以上
中国 +2.6℃以上
四国 +1.9℃以上
九州北部 +2.1℃以上
九州南部 +1.7℃以上
気象庁は熱中症のほか、農作物や家畜の管理などに注意するよう呼びかけています。
与良正男さん胃がんで死去69歳 毎日新聞社の客員編集委員のほかTBS「Nスタ」などでもコメンテーターとして活躍
TBSテレビ「Nスタ」などのコメンテーターとして活躍した毎日新聞の客員編集委員、与良正男さんが先月末、胃がんで亡くなりました。69歳でした。
与良さんは1981年に毎日新聞社に入社。政治部デスクなどを経て、2004年からは論説委員など、長年、政治記者として活躍。2023年からは客員編集委員を務めていました。
2021年、JNNがコロナ禍での自民党総裁選について尋ねた際は…。
与良正男さん 「どういうリーダー選びを、自民党がどういう方法で、どういう人をリーダーにしていくのか。私たち国民も非常に冷静に、厳しく見ていかないといけない」
TBSテレビの「Nスタ」や「サンデーモーニング」などのコメンテーターとして活躍しました。
毎日新聞社によりますと、与良さんは先月30日に胃がんで亡くなったということです。69歳でした。
葬儀は、親族のみで執り行われたということです。
死亡した70歳男性の行動に“2つの謎” 5人死傷のケーキ店火災 殺人・放火の疑いも 地元の人気店で何があった?岐阜・本巣市
人気ケーキ店で何があったのか。5人が死傷した、岐阜県本巣市の火事は殺人・放火の疑いも。搬送後に死亡した男性の行動には、2つの謎が残されています。
(柳瀬晴貴記者 9月5日 岐阜・本巣市) 「火災があったケーキ店の前には、多くの消防の姿があります。現場には、焦げ臭いにおいが漂っていて、火事の激しさを感じさせます」
暗闇の中、建物から噴き出す炎。屋根にのぼり、レスキューにあたる消防隊員の姿も。
「人が刺された。ガソリンをまいていて、火事になっている」
火事があったのは、岐阜県本巣市にあるケーキ店「さんらいず」。9月5日午後9時ごろ、建物の中にいた人から緊迫した110番通報が。
「人が刺された!ガソリンをまいていて、火事になっている」
火は約3時間後に消し止められましたが、2階建ての店舗兼住宅約300平方メートルが焼けました。警察は、現場にいた人物が火をつけたとみて捜査しています。
(通報した人) 「煙が上の方まで上がっていた。『はしごを持ってきてください』と言っていた」
(火事を見た人) 「屋根がガタンと落ちる音もした」
焼け跡からは男女2人の遺体が見つかり、男性は腹を刺されたことによる失血死。女性は、急性一酸化炭素中毒死でした。
地元で人気のケーキ店
現場となったケーキ店「さんらいず」。素材にこだわったケーキや焼き菓子などをそろえ、地元で幅広い世代に親しまれてきました。
(ケーキ店をよく利用していた人) 「評判はよかった。若い人がけっこう利用していた。(店の)スイーツはおいしものだらけ」
(ケーキ店をよく利用していた人) 「イベントごとがあると車が止められないくらい、たくさんの人がくる。このあたりの人は、みんな知っている名前のケーキ屋さん」
死亡した70歳男性を知る人は?
今回の火事では、男女の遺体が見つかったほかに3人が病院に搬送され、このうち瑞穂市に住む葬祭業の会社役員・林寛至さん70歳がその後、死亡しました。林さんを知る人は…
(林さんを知る人) 「(地元の)お祭りがあったり打ち合わせがあったりして、ちょくちょく話していた。よくやってくれていた」
Q.トラブルがあったとかは? 「全くないと思う」
(林さんを知る人) 「自治会長をことしで最後だが、4年やっている人。娘さんと2人暮らし。林さんのところで葬式をやるときに、これを持っていけば(さんらいずの商品が)10%引きになるという特典を設けていた」
林さんの行動に“2つの謎”
林さんと店のオーナーは仕事関係で繋がっていたとみられていますが、火事があった日の林さんの行動には2つの謎が。
【謎① 招かれざる客】 火事があった日は店を閉めた後、店舗の2階にある住宅部分で66歳の店の女性オーナーとオーナーの中学時代の同級生9人が集まり、同窓会が開かれていました。女性は中学の同窓会で幹事を務めていて、この日は食事をしたり麻雀をしたりしていたということです。
この気心の知れた同級生らが集まる中に70歳の林さんが加わっていたのです。捜査関係者によりますと、林さんはこの同窓会に招かれていませんでした。
なぜ建物の外で発見?
【謎② 1人だけ建物外で発見】
(松田亘哲記者 9月7日 岐阜・本巣市) 「救助活動は建物の中や屋根の上で行われていた中、林さんだけは駐車場に止められていた車の中から見つかったということです」
5人が死傷した今回の事件。男性の遺体は建物の1階で、女性の遺体は2階で見つかっています。また、ほかの同級生8人も建物の中や屋根の上から助け出されましたが、林さんだけが店の駐車場に止めていた車の中で発見されたのです。
(現場で林さんを見た人) 「(警察の)呼びかけに反応はなく、意識もうろうとしていた。上半身は裸で、ひどいやけどをしていたのかもしれない」
林さんはなぜ、招かれていない同窓会に加わったのか。そして、なぜ1人だけ建物の外で発見されたのか。
警察は、林さんが事件に関与したとみて瑞穂市の自宅を捜索するなどして、全容解明を急いでいます。
凶器の疑いのある刃物など複数を押収
また、警察は9月6日の現場検証で、凶器の疑いのある刃物など複数を押収していたことが分かりました。この火事では、焼け跡から見つかった男性が腹を刺されたことによる失血死だったことが分かっています。
警察は押収した刃物と事件との関連を調べるとともに、殺人と放火の疑いで捜査しています。
東京・新宿区、住宅地などの民泊禁止へ 都内自治体では規制強化求める動き
空き部屋や住宅で宿泊サービスを提供する「民泊」について、東京都新宿区が、住宅地や学校周辺での営業を原則禁止する方針を固めたことが7日、同区への取材で分かった。同区は民泊施設数が全国最多だが、既存施設にも禁止を適用する。
新宿区によると、都市計画上の住居専用地域や文教地区などの民泊を営業禁止とする。家主が適切に運用できる場合などに、例外的に営業を認めるという。既存施設への適用は猶予期間を設け、商業地域でも営業日数の上限を現行の180日から120日に制限する。
新宿区は10月に意見を公募し、来年2月の区議会定例会に改正条例案を提出する方針。同区の民泊の届け出住宅数は3928(8月31日時点)で約2000件が営業できなくなる可能性がある。施設数が全国最多の同区では令和7年度、1300件超の民泊に関する苦情が寄せられていた。
民泊はインバウンド(訪日外国人)拡大を念頭に平成30年に解禁。住宅宿泊事業法(民泊新法)に基づき自治体に届け出た施設で年180日を上限に営業できる。
ただ、訪日客などの宿泊者による騒音やゴミ出しのトラブルなどが問題化。5月には東京23区の特別区長会のうち、杉並区と世田谷区を除く21区の有志が自民党に民泊新法改正や規制の強化を求めていた。
区長会は、自治体が地域の実情に応じ柔軟に実施制限を定められる規定の明文化や、現在の届け出制を更新制を伴う許可制度にする改正、事業者を国内に住所を有する者に限定するなどの規制強化を要望。また、民泊で廃止命令を受けた事業者が旅館業法で申請できないようにすることや、違法物件を紹介する仲介事業者への行政処分の明確化も訴えていた。
一方、観光庁は7月、居住環境が損なわれた場合に、住宅地などでの営業を自治体条例で事実上禁止できると通知。民泊振興の観点で認めてこなかったが、トラブルの多発で方針転換した。
通知では、自治体が条例で上限日数を0に設定し、実質的に民泊を禁じることを容認。迷惑行為に対応するため、民泊業者に対し、騒音計や監視カメラ設置、録画など義務付けることも認めた。
酒田の6歳男児、行方不明 5日から、山形県警が写真公開
山形県警は7日、酒田市東泉町の特別支援学校1年高橋優斗さん(6)の行方が5日午前9時20分ごろから分からなくなっていると発表し、写真を公開した。自宅から姿が見えなくなり、母親が110番した。県警などが捜している。
県警によると、5日午前8時ごろには自宅1階のリビングにいる優斗さんを父親が確認。同9時ごろには自宅から約700メートル離れた公園に入る似た男児の目撃情報があった。
優斗さんは身長約120センチのやせ形で短髪。不明になった当時は紺色に赤色の「スパイダーマン」のつなぎを着ており、はだしだったという。
内閣改造、16日にも人事着手 首相、臨時国会へ準備期間を確保
高市早苗首相(自民党総裁)が、内閣改造・党役員人事について、早ければ16日に着手する方向で検討していることが分かった。官邸側が、15日の党役員会で首相が役員人事の一任を取り付ける日程を自民側に伝達した。政府、与党は臨時国会を10月上旬に召集する構えで、新体制で迎える国会審議に向け一定の準備期間を設ける狙いがありそうだ。複数の政権幹部が7日、明らかにした。
人事実施は、消費税減税関連法案の前段となる「税制改正大綱」を15日に閣議決定することが前提。15日に首相が一任を取り付け、16日から18日にかけて役員人事、内閣改造、副大臣・政務官人事を行う方向だ。
政府は臨時国会に、来春から飲食料品の消費税を1%に引き下げる関連法案を提出する。与党内では、野党の反発で審議が紛糾する展開も想定されることから、早期の国会召集が必要との指摘が出ている。10月2日や5日召集案が浮上している。
首相は国連総会一般討論に臨むため9月下旬に米ニューヨークを訪れる予定。訪米前の人事実施が必要だと判断したとみられる。
ケーキ店火災現場から携行缶発見 ガソリン使用か、岐阜の3人死亡
3人が死亡した岐阜県本巣市のケーキ店火災で、焼け跡からガソリンなどを入れる携行缶が見つかったことが7日、関係者への取材でわかった。発生当時「人が刺され、ガソリンがまかれた」と110番があり、建物から激しく炎が上がった。県警はガソリンが使用された可能性があるとみて燃えたものを採取して鑑定し、成分が検出されるか調べる。
関係者によると、携行缶は6日の現場検証で見つかった。県警は、ガソリンを購入した人物がいないか、スタンドも捜査している。
また、県警によると、当時現場にいた11人のうち、病院搬送後に死亡した岐阜県瑞穂市、葬祭業林寛至さん(70)を除く10人は、中学時代の同学年だった。
3人死亡の岐阜ケーキ店火災、焼け跡の男性遺体に大動脈まで達する刺し傷…車から見つかった遺体ほぼ全裸
岐阜県本巣市のケーキ店「さんらいず」が焼けて3人が死亡した事件で、焼け跡の1階部分で遺体で見つかった男性の腹部に刺し傷があり、傷が大動脈まで達していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
県警によると、5日はケーキ店の閉店後、同店オーナーの曽野さとみさん(66)と曽野さんの同級生が10人で集まっていた。同日午後9時頃、同店から「人が刺され、ガソリンがまかれた」と110番があり、鉄骨2階店舗兼住宅約300平方メートルが焼けた。焼け跡の1階部分で男性が遺体で見つかり、2階部分では、女性の遺体が見つかった。
曽野さんと同県瑞穂市の男性(65)も病院に搬送された。6人は命に別条はなかった。県警は殺人、現住建造物等放火事件として捜査している。
一方、店の駐車場にとまっていた車からは、瑞穂市の会社役員男性(70)が全裸に近い状態でやけどを負って見つかり、病院に搬送されたが、死亡した。会社役員は、自分名義の車の運転席で発見された。県警は、会社役員が事件に関与した可能性があるとみている。6日には、会社役員の自宅を殺人と現住建造物等放火の疑いで捜索した。
捜査関係者によると、焼け跡で見つかった男性の遺体の腹部には、刃物によるとみられる刺し傷があった。傷は大動脈に達していたという。県警は焼け跡から複数の刃物を押収するなどしており、凶器の特定を進める。
また、曽野さんの同級生から話を聞くなどして、事件当時の状況や会社役員と会合の参加者との間にどんなトラブルがあったか詳しく調べている。