【ニューヨーク時事】高市早苗首相は22日夜(日本時間23日午前)、米ニューヨークで開催中の国連総会で一般討論演説に臨む。国際秩序が大きく揺らぐ中、多国間主義への関与を表明。安全保障理事会を含む国連改革を訴える。
緊迫した状況が続く中東をはじめとした国際情勢を巡り、首相は日本の立場を説明する。湾岸諸国向けの経済・エネルギーの協力計画を策定していることを紹介し、世界のエネルギー供給の安定化に貢献する姿勢を示す。軍縮・不拡散や気候変動などの重要課題にも触れる。
首相は22日午後(同23日午前)にトランプ大統領との日米首脳会談も行う。24日に予定される米中首脳会談を前に、対中認識を擦り合わせたい考えだ。
演説や会談では、米国が国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長に制裁を科す中で日本としてどのような発信を行うかが注目される。 [時事通信社]
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3歳児死亡事故で男を送検、福岡 危険運転致死傷容疑
福岡市西区で飲酒運転の軽乗用車がオートバイに衝突して大分市の大山晴瑠ちゃん(3)が死亡した事故で、福岡県警は22日、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した軽乗用車の福岡市西区、無職大神正治容疑者(68)を、同法違反(危険運転致死傷)に容疑を切り替えて送検した。捜査関係者が明らかにした。
事故は20日、福岡市西区の県道で起きた。軽乗用車が前方を走るオートバイ3台に追突した。うち1台が路外にいた晴瑠ちゃんと両親にぶつかった。晴瑠ちゃんは搬送先の病院で死亡が確認された。両親ら5人もけがをした。
駅周辺、一面の水=車立ち往生、住民閉じ込めも―千葉・佐倉市
台風25号による大雨の影響で、近くを流れる高崎川が氾濫するなどした千葉県佐倉市のJR佐倉駅周辺では、一夜明けた22日も水が引かず、広範囲で道路が冠水したままだった。深さが1メートル近い地域もあり、家から出られない住民は不安そうな表情を浮かべていた。
高崎川がある駅北側の住宅街では、タイヤの上まで水が来たトラックなど車両数台が立ち往生。住宅やマンションからは周囲を確かめる住民が顔をのぞかせ、ゴムボートを引いた消防隊員が腰まで水に漬かりながら行き来していた。
午後になっても冠水は続き、JRは運転を見合わせた。駅前で靴をぬらしながら自転車を押して歩いていた男性は「長く住んでいるが、こんなのは初めてだ」と絶句した。
夫婦で駅の様子を見に来た中年女性は「先月の千葉豪雨もひどかったが、今回はそれ以上に勢いが強くて、時間も長く続いた」と、恐ろしそうに振り返った。 [時事通信社]
大雨で土砂崩れ…千葉・市原市の高齢者施設で180人孤立状態
千葉県市原市の大雨の影響で土砂崩れが発生し高齢者施設で、180人が孤立しているということです。
千葉県市原市で大雨の影響で土砂崩れが発生したため、高齢者施設「社会福祉法人 昭和村」につながる道がふさがり180人が孤立しているということです。
施設によりますと、入居者160人と職員20人のあわせて180人が施設内に取り残されているということですが、ケガ人はいないということです。
施設は雨漏りはしているということですが、土砂崩れなどによる大きな被害はないということです。
「この罰当たりが!」神社で拝殿の屋根に敷かれた銅板が盗まれる 無人の神社狙う連続窃盗犯の可能性も
岐阜県恵那市の大船神社で、文化財に指定されている拝殿の屋根から銅板およそ58平方メートルが盗まれているのが見つかりました。長野県でも同様の被害が相次いでいて、背景には「銅価格の高騰」があるとみられています。
■文化財の神社の屋根が…「銅板」盗まれる被害相次ぐ
9月21日、岐阜県恵那市の神社から入った1本の通報。 <神社関係者> 「神社の屋根の銅板が盗られております」 21日午前9時前、恵那市上矢作町の大船神社で、拝殿の屋根に敷かれている銅板が剥がされているのが見つかりました。
神社は標高1020mの場所にあり、屋根には大きなブルーシートがかけられています。 警察によりますと、盗まれた銅板はおよそ58平方メートル。 大船神社顧問の荒田善美さん: 「ほぼ100枚近い、全体の4分の1(が盗まれた)。2段はしごがかかっていたんです。社務所の脇に置いてあったものを使われた」 この拝殿は、近代の名工として名高い九代目・伊藤平左衛門によって明治末期に建てられ、恵那市の有形文化財にも指定されているといいます。
大船神社顧問の荒田善美さん: 「『この罰当たりが!』と。とんでもない罰当たりですよ」 今月16日には、隣の長野県阿南町の神社でも同様の被害がありました。8月から9月にかけ、長野県内では小川村、大町市を皮切りに少なくとも5つの神社で、屋根の銅板が剥がされる被害が相次いで発生しました。
21日に判明した恵那市の大船神社も含め、6件はいずれも普段は無人の神社が狙われていて、同一犯の可能性もあるとみられます。
■「銅の争奪戦」で価格高騰…盗難増加の一因か
金属市場に詳しい楽天証券研究所の吉田さんによると、今、「銅の争奪戦」が起きているといいます。 楽天証券経済研究所の吉田哲さん: 「端的に言えば、世界全体でAIや半導体のブームが起きている。AIも半導体もEVも、いずれも電気を使う分野になります。これによって、今後の銅の需要がどんどん増えていくという思惑から、価格がどんどん上がってきている」 世界規模で需要が高まり、国内の基準価格も1トンおよそ235万円と、月平均で過去最高値を更新。
スクラップの買取価格の目安にもなり、銅の盗難被害多発につながっている可能性があるのです。 大船神社顧問の荒田善美さん: 「これが犯人の足跡です。神社関係者やお参りする人は、こんな所は絶対に土足で上がらないです」 被害が明らかになった恵那市の大船神社。警察に被害届を出したといいますが、拝殿の修復のメドは立っていません。
大船神社顧問の荒田善美さん: 「今の時代に神社を守っていくのは並大抵のことじゃないです。後の処理が大変です。処理のことを考えると頭が痛いです」 警察は、一連の事件は同一犯による犯行の可能性もあるとみて、窃盗事件として捜査しています。
琵琶湖で男性の遺体が見つかる 水上バイクで知人を捜しに行き 行方不明になった男性か
滋賀県の琵琶湖できょう(22日)午後、男性の遺体が見つかりました。警察は、水上バイクで知人を探しに行き、きのう(21日)から行方不明になっている男性の可能性があるとみて、身元の確認を急いでいます。
22日午後3時すぎ、滋賀県大津市の琵琶湖で、「人のようなものが浮いている」と、警察に通報がありました。警察と消防が心肺停止の状態の男性を見つけましたが、死亡が確認されました。
琵琶湖では、きのう(21日)水上バイクに乗った男性3人が一時行方不明となり、いずれも救助されています。
しかし、この3人を探すために知人の48歳の男性が水上バイクで沖合へ向かいましたが、その後、水上バイクだけ湖に浮いているのが見つかり、男性は行方不明となっていました。
けさ(22日朝)から警察と消防が琵琶湖を捜索しており、警察は遺体が行方不明となっている48歳の男性の可能性があるとみて、身元の確認を急いでいます。
きのう(21日)の琵琶湖は最大瞬間風速21.0メートルを観測し、強風注意報が出ていました。
北海道・新冠川の河口から約400m沖合に70代くらいの男性遺体 前日から行方不明の釣り人か 警察が身元の特定を進める 新冠町
9月22日昼ごろ、北海道新冠町の沖合で男性の遺体が見つかり、警察は、前日から行方が分からなくなっている釣り人とみて身元の確認を急いでいます。
9月22日午前11時半ごろ、新冠川の河口からおよそ400メートルの沖合でうつ伏せの状態で浮かんでいる70代くらいの男性の遺体を道警のヘリが発見しました。
発見場所からおよそ4.5キロ離れた新ひだか町の海岸では、釣りをしていた70代とみられる男性の行方が、前日から分からなくなっていて、警察は、遺体が行方不明の釣り人とみて身元の特定を急いでいます。
典型的な土砂災害、専門家「都心周辺も警戒を」 台風25号
台風25号による大雨の影響で、関東を中心に広い範囲で土砂災害が発生した。神奈川県と千葉県では土砂崩れによる死者・行方不明者も出た。専門家は集中的な大雨が斜面の土を軟弱化させる「典型的な土砂災害」と指摘し、今後も都心周辺で同様の被害が起こりうるとして警戒を呼びかけている。
佐々恭二・京都大名誉教授(地滑り学)は「大雨で地下水の水圧が上昇し、地面が滑りやすくなって起こる教科書的な地滑りが各地で発生したのではないか」と指摘。「斜面に水がたまると、風呂に入ったら体が浮いて少しの力でも動くように、地面の滑りに対する抵抗力が小さくなる」と説明した。
東京農工大の石川芳治名誉教授(砂防学)は、崖や急斜面の多い地形に加え、長時間にわたる大雨が被害を生んだとみる。人的被害のあった神奈川県の三浦半島や千葉県の房総半島は崖や急斜面が多く、斜面に近接した住宅もある。軟弱になった表面から1~2メートルほどの斜面が崩壊したとみられるという。
気象庁によると、死者・行方不明者が出た千葉県鴨川市や神奈川県三浦市では、22日までの48時間降水量が観測史上最多を記録した。石川氏は「今回はたまたまこれらの地域に雨が集中したが、都市部の近くでも同様の被害が起きるリスクのある地域はある」と話す。
伊藤和也・東京都市大教授(地盤工学)は「(東京都内では)急斜面に擁壁を設けて住宅が建てられている地域も多い。擁壁が老朽化している場所もあり、今回同様に大雨が降れば斜面が崩れるリスクがある」と注意を呼びかけた。【高橋由衣、岡田英】
台風25号、7人死亡5人不明 千葉では8月から3度目の被災も
台風25号による大雨の影響で、千葉、神奈川両県で21日に土砂崩れが続発した。22日午後10時までに7人の死亡が確認され、5人が行方不明となっている。災害派遣の要請を受けた陸上自衛隊や各県警が、捜索や救助活動を続けている。
車両水没、ボートで避難
千葉県では8月の豪雨や9月上旬の大雨に続き、3度目の被災となった地域があった。同県佐倉市では利根川水系の高崎川が氾濫。住宅地が広く冠水し、多くの車両が水没した。消防隊がボートで住民を避難させた。
22日未明には一時、千葉県内で5万8000軒以上が停電し、夜になっても3万軒以上で続いた。
同県市原市では高齢者施設につながる県道が土砂崩れでふさがり、運営する社会福祉法人昭和村によると、入居者約160人と職員約20人が孤立。同県長柄町では数十カ所で土砂崩れが起き、長柄小学校の校庭に大量の土砂が流れ込んだ。
降水量、観測史上最多も
22日未明までの48時間降水量は同県市原市で487ミリに達し、9月の平年1カ月分の2倍超。茂原市や館山市、千葉市中央区でも400ミリを上回り、いずれも同地点の観測史上最多となった。JR東日本は線路に土砂が流入した影響などにより、総武線や成田線、内房線、久留里線などの一部区間で運転を見合わせた。
土砂崩れに10軒巻き込まれ
土砂崩れによる千葉県の死者は5人。鴨川市小湊では21日夜、約10軒の住宅が巻き込まれて倒壊し、80代の男女が死亡、70代男性が行方不明。鴨川市西町では60代男性が行方不明。
袖ケ浦市川原井で道路の復旧作業をしていた男性(51)のほか、住宅にいた山武市森の70代女性と茂原市本納の80代女性も死亡した。
神奈川でも土砂流入相次ぐ
神奈川県でも21日午後、住宅に土砂が流れ込む被害が相次いだ。横須賀市長井1の横山淳子さん(64)と、同市長井2の70代男性が死亡。この男性の70代妻の行方が分かっていない。三浦市南下浦町上宮田のアパート1階に住む20代女性、三浦市初声町和田の30代女性も連絡が取れていない。
住宅被害も相次いだ。千葉、神奈川両県合わせて全壊は22棟、半壊は4棟、一部損壊は29棟。浸水被害は計428棟で、床上341棟、床下87棟。
気象庁によると、台風25号は22日朝に日本の東の海上に抜け、22日午後9時の観測の結果、日本のはるか東で温帯低気圧に変わった。【平塚雄太、清水夏妃、岩本桜】
「ソフトクリームください」が最後の言葉に 飲酒事故で3歳死亡
福岡市西区で飲酒運転の事故に巻き込まれて亡くなった大山晴瑠(はる)ちゃん(3)の両親が22日、大分市内の自宅で取材に応じ、「『ごめん、びっくりしたよね。大丈夫だよ』と声をかけてあげたい」と胸中を明かした。
晴瑠ちゃんの父親の泰士さん(34)と母親の真紀さん(34)によると、家族は20日、3人で佐賀県へ旅行に向かう途中、福岡に寄った。海沿いのブランコで遊んで、ベンチでテークアウトの食事を食べよう。事故に遭遇したのはそんな時だった。
「チョコソフトクリームください」と自分で店員さんに注文したのが、真紀さんが覚えている最後の言葉になった。ソフトクリームを洋服にこぼしそうになる晴瑠ちゃんの胸に、真紀さんはハンカチを掛けてあげた。その直後、事故は起きた。両親も骨折などのけがをし、泰士さんが気が付いた時、晴瑠ちゃんはバイクの下敷きになっていた。
晴瑠ちゃんが亡くなった21日。夫婦は最愛の一人息子が事故のあった場所に取り残されているような気がして、もう一度その場を訪れ、「ついてきてね」と声をかけた。その夜、晴瑠ちゃんは自宅に戻り、大好きでアニメやユーチューブの動画をよく見ていたアンパンマンのおもちゃと一緒に布団に横たわった。「会えたことがうれしいよ」という思いを込めて名付けた晴瑠ちゃんは、何にでも興味を持ってよく笑い、時々パパとママを「あべこべ」に呼ぶのも可愛らしかった。
「飲酒したと分かっていて事故を起こしたと思うと、気持ちをどこに持っていけばいいか分からない。飲酒運転が発端にあったということが、どうしても許せない。いつもついてきてくれる子だったので、今は一緒に家に帰ってきてくれたと思います」。晴瑠ちゃんの傍らで、夫婦は涙で声を詰まらせた。
福岡県警西署によると、事故は20日午前11時10分ごろ、福岡市西区小田の県道で発生した。大神正治容疑者(68)が運転する軽乗用車が前方を走っていたバイク3台に追突し、うち1台が弾みで道路そばの晴瑠ちゃんに衝突。両親ら5人も病院に運ばれた。西署はアルコールの影響で正常な運転が困難な状態で車を運転したとして、大神容疑者を自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、容疑を危険運転致死傷に切り替えて調べている。【岡田愛梨】